徒然なか話

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雨月物語

2017-05-16 21:22:10 | 映画
 今日のカレンダーを見ていたら、日本映画の巨匠・溝口健二監督の誕生日と記されていた。いまなお世界で高い評価を受けている溝口監督の作品は「雨月物語」「山椒大夫」「近松物語」「祇園の姉妹」「新・平家物語」など、名作ぞろいだが、なかでも僕はやはり「雨月物語」が一番好きだ。怪しい幽玄の美の世界に引きずり込まれるようだ。
 この映画は江戸時代後期、上田秋成が著した「雨月物語」の9編の中から、「浅茅が宿(あさぢがやど)」と「蛇性の婬(じゃせいのいん)」の二編を原作としている。この原作もまたなかなか面白い。
 この「雨月物語」が公開されたのは昭和28年(1953)だが、この年は豊作の年で、邦画では小津安二郎監督の「東京物語」、洋画ではウィリアム・ワイラー監督の「ローマの休日」、ジョージ・スティーヴンス監督の「シェーン」など時代を超えて支持を受けている名作揃いである。映画産業が一つのピークを極めた時期だったのだろう。

▼「雨月物語」より


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