2:40のアラーム一発で起床!
まずは寝るときに着ていたヒートテックを脱いだ。登山をする方ならおわかりだろうが、このままでは竜ヶ岳に行けない。
出発前に時間を少し戻してみたい。なにしろ先月の山中湖は寒すぎた。このときはジオラインのLW(ライトウェイト)上下を着ていたが、ー10℃を下回ると対応できないことがよ~く分かった。
そこで、先週ジオラインの極寒対応のEX上下を買い、今回初めて着ることにした。やはりLWに比べ、生地が厚い。サイズはLWと同様に上はS、下はM(え、下半身はたるんでるって)だ。私は短足なので下は長すぎる。もちろん裾を折り返したが、しっかり伸びて体にフィットする。さて、極寒が予想される竜ヶ岳ではどうかな~
2:55に1階へ降りると、今日もペアレントは笑顔でやってきた。毎回あり得ない時間にこうして送り出してくれる彼に感謝して外へ。
前日府中でフロントガラスが凍っていたし、昨晩は雨または雪の予報だったので、今日どうなるか心配だった。しかし、少し雨が降った跡があった程度で、ワイパーを動かせば問題なく出発できた。
甲州街道に出て、いつものように(これでイイのか?)すき家を探したが、なぜか今日は閉店していた。
そこで、数分先の松屋へ入り、牛丼と野菜を注文した。しっかり食べておかないとパワーが出ないのだ。
食後、運転を再開。精進ブルーライン手前(?)のセブンで個室へ。ここがウォシュレットなのはチェック済みだ。
・・・
出な~い(>_<)
仕方ない。まだ胃腸が動いていないのだ。
コーヒーのLを注文し、テルモスへ。今使っているテルモス(340ml)はこの量がちょうどいいのだ。飲みきったら沸かせば良いしね。
とここまで書いて、思い出した。
昨日立山展望台で見つからなかったガスカートリッジはタントで発見した。どうしてここに置いたのかわからないが、とにかく安心した。
運転を再開。精進ブルーラインへ。
標高を上げるとすっかり雪道に変わってきた。石和では雨だったがこの付近は雪になっていたようだ。
スタッドレスで苦労するほどでは無かったので順調に走っていたが、数分でノロノロ運転の車の後ろに着いてしまった。ごつい4WD車なのに、30~40km程度でスピードを上げないのだ。ここはカーブの連続で見通しが悪い。抜かすこともできず、十分程度だろうがじりじりしていた。その後、精進湖の分岐を通過して139号へ出て、見通しの良い直線でさっさと抜かせてもらった。
※ 帰宅してからペアレントにそのことを話すと、「この(石和)付近は滅多に雪が降りません。なので、この付近の人は1月下旬にならないとスタッドレスに履き替えませんよ」とのこと。ごつい4WDでも足下はノーマルだったのだろう。でも、こういうときって、後ろが詰まっていたら左ウィンカーを出して寄る位はマナーではないかな。この考え方っておかしいですか?もちろん自分も良くやっていますよ。
139号を本栖湖方面へ右折。そして湖畔のトイレへ!一昨年もここで用を足している。ここはさすがにセブンのようにウォシュレットでは無いが、洋式で清潔なのだ。(ただし便座は冷たい)
う~ん、すっきりぃ(^o^)←元日のレポなのにこれか!
運転を再開し、毎回使っている某所へ停めた。以前はこの付近に数台先客が居たが、この日は停まっていなかった。
見上げる空はそこそこ☆がきれいだ。これならダイヤも期待できそうだ。
昨晩準備をしていたが、それでもコッフェルを含め、忘れ物のないように確認。
5:03 出発! 雪はこの程度。でも、上に行ったらどうなるかな~
数分で登山口へ。
「○○さ~ん、□□さん~ん・・・」点呼をとる声が聞こえた。さすが元日、ツアーのガイドさんだろう。
さて、ここからは木段だ。ステッキを出そうかな・・・
ありゃ~、忘れた!
やれやれ昨日のガスカーリッジに続き、2回目か。出発前に食うかいさんから『落とし物、忘れ物に注意して』とコメントをいただいたが、その通りになってるじゃないか。
元来た道を早足で戻り、タントの後部座席にあったステッキをとり、リスタート。
早足で動いたら背中がじんわり温かくなってきた。早速ジオラインの効果か!
再び登山口に着くとやはり渋滞が起きていた。まぁイイ、今日混雑することは織り込み済み。山頂でダイヤを狙うことはそもそも考えていない。6年前のように石仏の上まで行けば、真ん中ダイヤを撮れるのだ。
とここまでレポを書いて、6年前のレポを見てびっくり。6年前も先ほどのトイレに入り、出発してからステッキを取りに帰っていた!
渋滞しているので、今回も周りの様子を観察しながらのんびり登った、いや急ぎようが無かった。
ちゃんとした山の格好をしている人が多いのだが、予想通り、ダウンジャケットにジーパン、足下はスニーカー、そして片手に懐中電灯といった人も混じっていた。登りはじめは大丈夫だろうが、凍結箇所があったら、そして降りてくるときは・・・ツアーガイドさんはどれくらい装備について事前の説明をしているのだろう。今回もそんなことを思った。
前方で「ここ滑るから気をつけて~」と声がした。さらに2人前位から、「お、アブネ~」なんて声も聞こえてきた。
彼らはスニーカーだが、重登山靴を履いているこちらも気をつけねば。
5:35 前方で数人がアイゼンを付けていたので、こちらも履くことにした。今シーズン初だ。
あれ、画像では左が思いっきりずれてる・・・
アイゼン効果はすぐに現れた。前方でこけている人が居ても、こちらは殆ど気にせず歩けるのだ。
5:49 ベンチのある広場へ。(明るい時間に撮った画像はこちら)
団体さんが休憩中。彼らも声を上げていたが、暗闇でもバッチリ富士が見えていた。これは楽しみぃ
ここからは少し下る。相変わらず混雑していたが、徐々に歩きやすくなってきた。
6:00 三脚を構えて撮っている男性が見えた。たしかにここは道幅が広く、三脚を出しても迷惑をかけない。彼に声をかけて隣へ三脚を出した。今しか撮れない色があるのだ。平成27年一発目のデジイチタイム!
WBは日陰、±0、f5.0、8秒。
3枚だけ撮って先へ。この付近はすっかり雪道になっていた。
6:18 石仏(ブレブレだけどご容赦を)
ここは人気ポイントだけあって20~30人ほどが休んでいた。
人が入らない場所を探して再びデジイチタイム。
6:23 WBは曇天、+0.3、f5.0、4秒。
上画像のようにかなり明るくなってきたので、ヘッデンをしまった。
テルモスのコーヒーを飲み、一つ目のパンを食べた。そういえば以前は三脚を出して撮影するときは、寒さを感じてダウンを着ないと我慢できなかったのだが、この日はそこまでではなかった。実は今までの中で一番楽だったかも知れない。
6:31 振り返ってここの様子もパチリ。このようにテントで年越しをした人もいたようだ。
山頂へのジグザグ道へ。このも付近も渋滞していた。すぐ前の人は手ぶら?
空の色が変わってきた。ここで撮らねば!
と思ってもすぐにカメラを出せない。広くなっているところを探し、3回目のデジイチタイム!
6:55 WBは曇天、-1.0、f5.0、1/250秒←これ以降手持ちで撮っています。
WBは蛍光灯、-0.3 この空の色たまら~ん(^o^)←実際はこの色では無い。
少し引いて
ほぼ同じアングルでスマホで撮影。ひょっとしてと思い、機内モードを切ってみるとアンテナが立った。
うれしくて「明けましておめでとうございます」をアップした。
駿河湾方面
うわ、また色が変わった!
7:02 WBは日陰、+1.0 プラス補正が効いた。ぴーちゃんありがとうございます!
この後はどこで撮ってもほぼ同じだが、三脚を構えるのに必要なスペースを考えると山頂手前までは登っておきたい。
そろそろかな~
前を歩く3,4人のグループがダイヤの時刻を話していた。山頂では7:40頃なのだが、この付近は少しずれるかも。たしかにそろそろ三脚を設置したい。
北口登山道分岐の標柱に着いたところで、左側のササヤブが倒れていることに気づいた。
最近ここで撮った人もいるのだろう。よし、ここにしよう!
ダイヤ編に続く