「曇り空の徒然」の情熱

雨音で目が覚める。

なんだか肌寒さを感じて、布団の中でもぞもぞと過ごす。
出かける予定がなければ、こういう湿った朝も悪くはないと思うのだが。

布団の中で、村上春樹の新刊の残りを読み終える。
もやもや感の薄い、わりとクリアな中編小説。
近年の長編よりは、比較的好みではあるけれど。
なんだろう、村上春樹風に書かれた作品、というか。
いや、本人が書いてるんだけど。

部屋の中は、洗濯物がところ狭しとぶら下げてある。
コーヒーを淹れに行くにも、トイレに行くにも、
何度も腰をかがめて潜り抜けなくてはいけない。
その度に、あ、洗剤変えたんだ、となんとなく思う。
そんな朝。

で、隣室の相方はまだ寝ているようなので、PCを立ち上げる。
先日、やっと見つけた「トレジャープラネット」のサントラを聞きながら、
事務作業に粛々ととりかかる。

午前中の作業効率は、やはりとてもよい。
夜に比べて、進みが早い。
「トレジャープラネット」一枚聞きえて、今度は、サカナクションの新譜。
視聴した時は、なんだかなあと思ったけれど、
改めて聞くと悪くないかも、と思い始めた。


天幕旅団の夏の芝居が、いよいよ具体化してきた。
まもなく、情報を色々オープンする予定。

今夏は、暑い盛りにふさわしく、「宝島」の本歌取り。
海が舞台の海洋冒険ファンタジー。

タイトルは、
「波よせて、果てなき僕らの宝島（ネバーランド）」

お楽しみに。

！４月のWSのお知らせと、アンサンブル募集ラストチャンス！（固定）

＜天幕旅団　ワークショップオーディション　開催！＞

３ヶ月連続天幕旅団ワークショップ！
４月、いよいよ最終月です！「演劇＝PLAY＝遊び」をキーワードに、
様々なゲームやエクササイズを通して、コミニケーションについて考える実験工房。
年齢・経験は問いません。また、次回、７月興行の出演者オーディションも兼ねてます。
皆様のご参加をお待ちしております。

2013年
4月11日（木）18:30～21:30
4月12日（金）18:30～21:30
4月13日（土）18:30～21:30
（内容は連続ではありません。各回ごとに参加可能です。）

場所：小田急線・京王線沿線稽古場にて。
参加費：1200円（一日でも複数日でも、参加日数に関わらず一律です。）

お問い合せは、
tenmaku-ryodan★hotmail.co.jp　　（★を@に変えて送信して下さい。）
※お名前・メールアドレス・電話番号・参加希望日をお知らせ下さい。
（ＷＳのみ参加か、次回興行出演希望か、必ずお書き添え下さい。）


＜天幕旅団♯６　アンサンブル募集！＞

天幕旅団次回興行に参加して頂けるアンサンブルの方を募集いたします。
天幕夏の公演は、海が舞台の海洋冒険ファンタジー。
アンサンブルの皆さんで、海を、風を、船を、島を、、、つまり、全てを表現します。
９０分間舞台に出ずっぱりで、台詞もたっぷりあります。
天幕旅団の作品を、一緒に作りませんか？
出演をご希望の方は、上記ＷＳに、期間中２日以上ご参加下さい。
日程が合わない場合は、その旨ご相談下さい。
なお、ＷＳは、４月にも開催予定です。

天幕旅団♯６「ＧＯ！ＧＯ！ＷＥＳＴ！宝島」（仮）
中野　ザ・ポケット　にて
2013年7月17日（水）～21日（日）
稽古開始：５月末から
チケットノルマ：なし


＜天幕旅団♯６　制作募集！＞

○制作
チラシの折り込みなど、宣伝を手伝っていただける方、
また、本番当日、受付を手伝って頂ける方を捜しています。
全日居られなくても大丈夫。
空いた時間で、お手伝い頂けたら嬉しいです。


お問い合せは、
tenmaku-ryodan★hotmail.co.jp　　（★を@に変えて送信して下さい。）

「轟く、渓谷」の情熱

台風一過。

風は強いけれどよく晴れて気持ちのいい春の一日。
どこかへ出かけたいぞ、と思うような天気。
なので、予てから一度行きたいと思っていたところへついに。

等々力渓谷。
その噂はちょいちょい聞いたことあったのだけれど。
世田谷の街中に、不意に現れる自然公園だとか。
折角晴れたし、散歩がてら行って来た。

家からてくてく南へ南へ。
等々力の駅のすぐ裏手あたりに、急にその看板が現れる。
ホントに普通の駅前商店街のわき道に、その入り口はある。


階段をおりると、そこは別世界。
木々に囲まれた、どこかの山奥のような風情。
遠くを通る車の微かな音が聞こえなかったら、
まさかここが東京の真ん中だとは思えない感じ。
気軽に来れる、森林浴スポット。


んで、滝。
等々力（轟き）の名前の元になったと言われる滝らしい。
意外と小さかったけれど。


一番奥には、お不動さんがあった。
ちょうど4/7で、お釈迦様の誕生日ということで、
花祭りが開催中。境内で甘茶を配ってたので、頂く。


お腹がすいたので、環八沿いにある「ＯＴＴＯ」というイタリアンへ。
大きな窓から等々力渓谷が見下ろせる素敵なお店。
パスタとピザを摂取して、満腹。


のんびりと、休日。
休めるときに休む。
よき一日。

「ハードルを下げる」の情熱

一度あいだが空いてしまうと、再び文字を綴るのが酷くおおごとになっていく。

数ヶ月ぶりに更新、なんてことになると、その「ぶり」に匹敵するだけのなにか大きな出来事とか、トピックがないといけないような気になってくる。

ホントは、そんな大袈裟な何かは必要ないし、そんな大層なことを日々書き綴ろうとしている場所でもない。

日帰りで温泉行った、とか、カフェラテアートがかわいかった、とか、なんかそういう他愛もないことを書きたい時に書けばよいのだ。
なのに、なんだか妙に、ちゃんとした文章を書かねばと身構えて、結果更新を怠る。
まあ、ちゃんとしてない文章を書いてもいいわけではないのだけど。読まれるための場所だから。

ずっと更新されないものだから、なんか、最終更新日で時が止まったままだ。
まるで、その日をもって、僕が、ふっと消えちゃったかのようだ。
消えてないけど。

そんなわけで、勇気をもって他愛もないことを書いて、ハードルを下げる。書きたい時に、書きたい事を書けるようにするために。

こないだ、渋谷のモヤイ像の前で待ち合わせをしてたら、モヤイの下に空いてる穴から、ネズミが顔をのぞかせた。
モヤイ像在住の彼を、記念撮影。


そんなわけで、元気です。