キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

やい!”矢でも鉄砲でも持って来い”トランプ親分

2017-01-17 14:15:26 | Weblog

ドナルド・トランプは当初から泡沫候補扱いを受けていたがトランプ一家が奮闘、己の意見は専らツイッターを駆使して言いたい放題 全メディアを敵に回したけれど第45代米大統領の座を射止めた。トランプを称して『人種差別主議者』『外交音痴』『虚構の実業家』『ヒットラーの再来』などと罵声、悪評を浴びせられているが、当人は平気の平左、蛙のツラに小便。そのトランプが就任前から『ツイッター』で自動車メーカーを名指しで攻撃した。各社はメキシコ工場の計画を中止したり、米国での雇用、投資拡大を約束している。「F35最新鋭戦闘機は高すぎる」と批判され、ロッキード社のヒューソンCEOは「新たに契約するF35を大幅に値下げすると共に、雇用を1800人増やす」と約束した。国際間でも、歯に衣着せぬ物言いだ。「日本は米軍駐留経費をもっと負担しろ」「中国は米国を食い物にし、南シナ海を要塞化している」「不法移民の入国を許す『破滅的な誤り』を犯した」とメルケル独首相を批判、当選後初の記者会見ではトランプ自身のロシア絡みの売春スキャンダルを取り上げたCNNの記者の質問を拒否し、それは『偽ニュースだ』と罵るだけ、問答無用な態度。火のない所には煙は立たない、臭気紛々。トランプ親分の演説は身振り手振り、口角沫を飛ばし、向かう所敵無しの勢いだ。今後が思いやられる。トランプの出現はポピュリズムの結果だとも言われているが、オバマ現政権の反動ともとれる。就任10か月何にもしないのにノーベル平和賞を授賞して本人が驚いた。2期8年間めぼしい功績もない、イラク、シリア内戦では無為無策、中途半端な対応で『国家的テロ集団・イスラム国』の拡大を許してしまった。最終演説の締めくくりには自身の選挙スローガンだった「Yes We Can」に加え、8年を振り返って「Yes We Did」(成し遂げることができた)」と語り、未来に向けてもう一度「Yes We Can」と訴えたそうだが、自画自賛、虚しく聞こえる。

ギャラップ社の調査。戦後大統領の任期中の平均支持率と比べても、トランプの数字は、最も低水準だったトルーマン(45.4%)、カーター(45.5%)を下回っている。

 


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