社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社民党 京都府連合 政審会長・幹事長(近畿ブロック協議会副議長) 野崎靖仁、48歳。
日々の思いを綴ります。
 



フランス下院議員選挙の第2回投票が行われ、
マクロン大統領の新党「共和国前進」が過半数を制しました。

French legislative election results


<マクロン陣営が6割確保 仏総選挙、棄権が半数超>
(朝日新聞 2017年6月19日10時54分)
http://digital.asahi.com/articles/ASK6M1THYK6MUHBI001.html?rm=425

<仏総選挙 マクロン新党、過半数 2大政党に圧勝>
(毎日新聞 2017年6月19日)
https://mainichi.jp/articles/20170619/dde/001/030/065000c

フランス下院(定数577、過半数は289)の結果は、次の通りです。

(与党   350議席)
共和国前進   308
民主運動     42

(中道右派 137議席)
共和党     113
その他      24

(中道左派  44議席)
社会党      29
その他      15

(左派    27議席)
共産党      10
不服従のフランス 17

国民戦線      8

フランス下院議員の選挙は小選挙区2回投票制で行われ、
第1回投票で過半数を得た候補が当選。
過半数の得票候補がない場合は第2回投票で1位の候補が当選となります。

大統領選後に行われた下院議員選挙では、与党が勝つのはパターンなのですが、
左右の二大政党に属さない大統領が当選し、新党が過半数を制するのは、
今までにはないパターンです。

オランド政権の与党だった社会党は、280議席から29議席に激減。
壊滅的な打撃と言ってもいいでしょう。

社会党を離党して左翼党を結成し、共産党とも共闘して、
大統領選の第1回投票では4位になったメランション率いる
「不服従のフランス」は17議席。

社共共闘のなごりは、メランションにあります。

与党の勝利でマクロン政権は5年間の安定を得るはずですが、
オランド社会党政権も下院の過半数を得ながら、
低迷する経済で過去最低の支持率となり、
2期目の出馬を断念することになりました。

マクロン新党が5年だけのあだ花となるのか、
新たな「大いなる平原派の支配」を実現するのか、
社会党の再生はあるのか。

「大いなる平原派(マレ)の支配」とは、
フランス革命当時、議会の過半数の議員は「平原派」に属していました。

平原派の右にはジロンド派、左にはジャコバン派という
強い政治的主張を持つグループが存在しており、
平原派は、よく言えば穏健中道、悪く言えば日和見の議員の集まりでした。

平原派はジャコバン派と組んでジロンド派を倒し、
ジャコバン派が恐怖政治を始めると、
ジャコバン派を倒して恐怖政治を終わらせました。

もしかしたら、マクロン新党には、
そんなイメージが投影されているのかもしれません。
(たぶんフランスの有権者はそう思っていないでしょうけど)

9月にはドイツで総選挙が行われるので、
イギリス、フランス、ドイツの総選挙の結果が
今後の欧州情勢に影響を及ぼすことは間違いありません。。

2017年の欧州情勢は複雑怪奇なものになるのでしょうか。

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