社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社民党 京都府連合 政審会長・幹事長(近畿ブロック協議会副議長) 野崎靖仁、48歳。
日々の思いを綴ります。
 



高殿円『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)を読む。



「井伊の赤鬼・直政伝」となっていますが、
井伊家の家老となった木俣清左衛門守勝の視点で話が進みます。

家康の近習だった守勝は、父の後妻との折り合いが悪く、
徳川家を離れて明智光秀に仕えることに。

父の死を契機に徳川家に帰参した守勝は、
家康の小姓だった井伊万千代の下で働くことに。

家康の家臣でありながら万千代の部下でもあるという、
のちの御三家の付家老に近い立場です。

文武に秀で、旧武田家臣を率いる万千代は、
単騎で先陣を切る無謀と言うべき戦い方で武功を重ねます。

万千代は猪突勇猛、清左衛門は抑え役という分担で
井伊家は家康の覇権に貢献していきます。

危険を顧みぬ直政は若くして体調を崩し、
関ヶ原の戦いでの鉄砲傷が直接の原因となって、
四十二歳の生涯を終えます。

今川家によって滅亡寸前にまで追い込まれた井伊家を再興せんとする、
井伊一族の悲願を担った直政。

家康への絶対的な忠誠を貫くことで、
井伊家再興を実現しようとする直政の悲願。

井伊直政の生涯をたどるだけでは、中途半端な印象で終わるところを、
家康との対話での守勝の回想という形でうまくまとめています。

直虎・直政とくれば、直政の子、直継と直孝の生涯も小説化してほしいところ。

大坂の陣に参加し、江戸幕府の大老となった直孝の代まで描くことで、
「井伊家サーガ」は完結するのではないでしょうか。

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