2012年12月4日のブログ記事一覧-社民党　京都府連合　野崎靖仁　副主席語録

時事論評 / 2012-12-04 09:50:44

社民党と日本未来の党が合意を結びました。

＜未来と社民が選挙協力＝脱原発、反ＴＰＰに向け【１２衆院選】＞
（時事ドットコム　2012/12/03-15:28）
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120300542

合意文書はこちらです。

「脱原発」「消費税増税廃止」「ＴＰＰ交渉参加反対」の３点で
共通認識に立っていることを確認。

その上で選挙協力を行うことでも合意しています。
また、選挙後の共闘についても、です。

前回の総選挙での民主・社民・国民新党の「共通政策」に比べると
原発・消費税・ＴＰＰの３点セットに絞られたものですが、
方向性としては妥当なものかな、と評価できます。

＜衆議院選挙に当たっての共通政策＞
（社会民主党公式サイト）
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/3party.htm

消費税増税とＴＰＰ交渉参加の２点で
反対を確認できた点はいいのですが、
脱原発については廃炉への工程表づくりとは別に、
老朽化した火力発電設備の更新（天然ガスコンバインドサイクル発電）と、
ガス・コジェネ（熱電併給）の普及という「ガスシフト」を行う必要があります。

これは火力を「原子力の代替エネルギー」と考えるのではなく、
既存の発電設備で十分電力供給を行うことができる火力発電の
（つまり、電力供給の問題だけなら現時点でも原発ゼロ稼働は可能）
「省エネ化・高効率化」である、という点を押さえておかなければなりません。

また、企業や家庭でのガス・コジェネが普及すれば、
原発だけでなく大規模な発電所自体の必要性も減ることになります。

「原発推進」VS「脱原発」という対立軸ではなく、
「ガスシフト」VS「反ガスシフト（原発推進を含む）」の構図にしてこそ、
「原発なき社会」への道が開けるのです。

もはや原子力はエネルギー源として「終わった」存在であり、
「斜陽産業」となった原子力産業の「出口戦略」を考える時期に来ています。

この新しいパラダイムを示すことができればよかったのですが、
まだそこまで到達していないのが残念です。

ともあれ、大きな結集への第一歩として、
この合意が行われたことは喜ばしい限りです。

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12月3日(月)のつぶやきその２

一日のつぶやき / 2012-12-04 02:09:48

　野崎　靖仁　@nozaki_yasuhito　21:12

二時間サスペンスに宅麻伸が出ていると、天知茂主演の土ワイ「江戸川乱歩の美女シリーズ」を思い出すなあ。

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