九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

由良比女神社(島根県西ノ島町)

2008-11-13 07:35:47 | 神社参拝ー中国
 由良比女神社(島根県西ノ島町)を掲載しました。

 由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)
<通称>由良さん(ゆらさん)
【鎮座地】〒684-0211 島根県隠岐郡西ノ島町大字浦郷922 旧隠岐国 知夫里郡
【御祭神】由良比女命
【例祭】 7月28日 例祭
【旧社格等】郷社
      隠岐國一宮
      式内社 隠岐國知夫郡 由良比女神社二座 元名和多湏神 名神大
【御由緒】
祭神 由良比女命
例祭 七月二十八日
 当社は、仁明天皇承和九年(八四二年)官社に頂き、延喜式神明帳には「明神大」として神中抄には「わたす宮」、土佐日記には「ちぶりの神」として見えたり。
 海上守護の神として古来より上下の崇敬篤く、外国に使節を遣する際、或は外患を防ぐ時等に鄭重なる祈祷ありと続日本後紀三代実録に記されたり。
 安永二年(一七七三年)各村の庄屋集りて大祭の儀を復興し、島前一統の祭としその制を今尚伝えたり。
隔年に行れる御旅の際には、遠く雲石(島根県)伯耆(島根県西部)但馬(兵庫県北部)より、新造の漁船を曳航し競って神船に列せんとしたり、近郷の漁舩供奉して漕ぎ競えをなせり。
 社前の由良の浜には、毎年十月より翌年二月にかけて「いか」の群集するあり、その寄来る時は瀧の響の如くなり。小屋掛けをして待ちこれを掬い取る。多き時は一夜数千連(一連=二十パイ)も押し寄せたり。
十一月二十九日の神帰祭には少しと雖(いえど)も寄らざることなし。これは遠き古より今に至るまで、変わることなき不思議の一なり。
  昭和二十九年六月二十八日
                     宮司
 (社頭由緒掲示板より)

 由良比女神社とイカ寄せの浜
<由良比女神社>
 延喜式神名帳に見える古社で漁業神、海上守護神として島内の信仰を集めており、隔年毎に壮麗な大祭が催されています。
 鳥居が海中にたち、その入江にイカの大群が押し寄せることで知られており、その昔、神社の前の海岸には毎年12月から正月にかけてイカの大群が押し寄せることから、浜の周りには見張り小屋が立ち並んでいました。
 イカを「拾う」というのもこの地域だけで、カゴですくったり、手づかみでイカを取ったりしました。現在も少数ですが、時期になるとイカが寄ってきます。神社には、祭神由良比女命とイカにまつわる伝承が残されて
います。     
<イカ伝説>
 鳥居のある入江にイカの大群が押し寄せるのは、その昔、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っているときに、海に浸した由良比女命の手をイカが引っ張った(噛みついたとも・・)のでそのお詫びのしるLに、毎年由良の浜にイカの群が押し寄せるようになったと伝えられています。
 (現地案内板より) 

 隠岐島前西ノ島町にあります。西ノ島の玄関、別府港から国道485号線を西におよそ数kmの浦郷港からさらに1kmほど進んだ国道沿いに鎮座。

 神門鳥居をくぐるとみごとな彫刻の施された神門です。
 神門を入ると、左に社務所(通常無人、連絡先の掲示あり)、正面に鳥居からさらに一段上に拝殿から本殿です。

 拝殿現在の拝殿は昭和6年改築されました。

  拝殿の彫刻みごとな龍の彫刻などが見られます。

 社殿全景

 本殿 
御祭神由良比女命、神武天皇の時代当社の西方由良浦にイカを手に芋桶に乗って出現したと伝えられています。一説には須世理姫命、和多須神とも。

 建築様式は二間社春日造変態、かつて「大社造変態」と称していましたが、「春日造」に近い処から現在では「春日造変態」と呼ばれています。
 
   本殿の彫刻
 明治22年、氏子の総意が結集され再建されました。見事な彫刻が施されて豪華、華麗です。

  社殿全景拝殿、幣殿、本殿と綺麗に繋がっています。

    境内社
 本殿右にあります、左から出雲大社、天照皇大神宮、豊受大神宮の3社、中は恵比須宮、右は龍蛇社です。

 いか寄せの浜
社前の浜は「いか寄せの浜」と呼ばれ、近年まで毎年12月から正月にかけてイカの大群が押し寄せていました。
 その昔、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時に、海に浸した手をイカに噛まれた。そのお詫びに毎年イカが押し寄せると伝えられています。

 イカの押し寄せるのを監視した番小屋です。

 イカを拾う人を模した看板の表情がいいですね。
 
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