九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

月瀬八幡宮(福岡県中間市)

2007-05-21 21:23:49 | 神社参拝ー福岡
 月瀬八幡宮(福岡県中間市)を掲載しました。

月瀬八幡宮(つきせはちまんぐう)
【鎮座地】〒809-0003 福岡県中間市大字上底井野1696-1 旧筑前国 遠賀郡  
【御祭神】品陀和氣命 息長足媛命 比大神 (合祀)菅原道眞
【例祭】10月9日 例大祭 10月10日 例大祭 10月10日 例大祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
 月瀬八幡宮御由緒
御祭神、応神天皇、神功皇后、宗像三女神、天満神、
御由緒、社伝にいわく、寛永15年(1638年)8月、時の筑前藩主黒田忠之公、この地に別業(御茶屋)を営むに際し、まづ守護神をまつらんとして、大宮司佐野清麻大夫正安に命じ、猫城跡(現在の社地)に社殿を造営し、宇佐八幡宮を勧請鎮祭す。これ当社の始まりなり。御社号は初め猫城八幡宮と称せしも、後に宇佐八幡宮境内を流れる月瀬川にちなみ月瀬神社、その後月瀬八幡宮と称す。正保4年藩主は神鏡一面を寄進し、続いて宝永元年(10月)黒田光之公、本殿を改築、同2年拝殿を建立す。宝暦2年藩主は御供料として米7俵宛永代御寄進の制を定めらる。代々の藩主の崇敬厚く、社参において40回余り、代参は50回に及べり、藩公創祭の神社とて庶民の信仰も厚く、種々の寄進物等あり、文政3年より郡役所より米俵1俵、掃除夫1名を永代遣わす事となれり。終戦後、梅園山に鎮座の天満宮を遷座し、合わせまつっている。
(平成祭データ)

 JR福北ゆたか線(筑豊線)筑前垣生駅から西に1kmほどの上底井野にあります、小高い丘に築かれた筑前宗像氏の端城「猫城」の城址に鎮座。

  参道入口の鳥居
三の鳥居になります、扁額は「月瀬神社」、明治16年の奉納、右に手水舎があります。

 境内入口の鳥居から拝殿
階段の参道を上ると正面一段上に社殿、左に猫城址の石碑が見えます。


   猫城址の石碑
 室町時代、麻生氏の出城として築かれました。この地で麻生氏と宗像氏の両軍がにらみ合い、合戦を繰り広げました。
猫城の名の由来は、「猫が背を丸めた姿に見える」とか、「敵が攻めてくるときは山が高くなり、城から攻め下りるときは山が低く感じるため、まるで猫が背を高くしたり低くしたりしているよう」なことから名付けられたとも云い伝えられています。

 拝殿と狛犬 
拝殿前の狛犬、天保三年正月の奉納

 本殿 
寛永15年(1638年)時の筑前藩主黒田忠之公により宇佐八幡宮を勧請鎮祭して創建されました。

   境内社
貴船神社、他、多数の石祠があります。

  社殿全景
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