九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

小戸神社(宮崎県宮崎市)

2009-12-31 10:57:44 | 神社参拝ー九州
 政権交代の2009年の大晦日、今年1年の穢れを祓い、来る新年が良い年であることを祈願して、黄泉国から帰還した伊邪那岐尊が禊を行った「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」ゆかりの神社と伝えられている
 小戸神社(宮崎県宮崎市)を掲載しました。

 小戸神社(おどじんじゃ)
<通称>お戸さん(おどさん)
【鎮座地】〒880-0014 宮崎県宮崎市鶴島3丁目93 旧日向国 宮崎郡
【御祭神】伊弉諾尊 (合祀)天照大神 大國主神 素盞嗚尊 大己貴命 奇稻田姫
【例祭】 10月15日 例大祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
  小戸神社の由緒沿革
 当社は我国の本崇と仰ぐ伊勢神宮の御祭神「天照皇大神」の親神様「伊弉諾大神」を主祭神に祀る。
主祭神伊弉諾大神、合祀祭神天照皇大神、大己貴大神、素盞嗚大神、奇稲姫大神をはじめ十柱の神々を合わせ祀る。
 第十二代景行天皇の勅により創建と伝える。古くは大塚地区と下北方地区との間、柏田より広がる下流域の三角州、即ち旧宮崎市内全域を小戸と称し、「筑紫の日向の橘の小戸」の地名そのままに、太古伊弉諾大神が禊祓をされた祓の神事由縁の地であり、天照皇大神をはじめ諸貴神誕生の聖地神社である。
 古来より大淀川河口の沖合小戸の瀬は小戸神社御鎮座の清浄地として祭られ、「港口には黄金の真砂沖の小戸の瀬宝浮く」と今尚夏越し歌に脈々として歌い継がれている。旧称を小戸大明神と云い、文明五年都於郡城主(伊東祐尭)が社殿を改築する等、神領三十町を有し歴代藩主の崇敬篤く「小戸さま」と親しまれ広く神徳を称えたが、永禄・天正年間の相次ぐ戦禍により、宝物・旧記等を失いさらに寛文二年の西海大地震の為神殿・宝物等皆海中に没し、この後大渡の上に移転奉遷、翌三年上野邑に遷座するも、昭和八年現橘通(国道十号)拡張により、御由緒深き大淀川辺の現社地へ遷座し現在にいたる。
 実に神話の国宮崎の発展と共にある名社であり、その御神威は県内はもとより日本国中に広く尊崇貴き古名社である。
 明治維新後「小戸神社」と改称、現在地3300坪を有する。
 (平成祭データ)

 南国宮崎市にあります。JR日豊本線宮崎駅から西におよそ1.5km、大淀川東岸の鶴島3丁目の鬱蒼とした森に鎮座しています。

   神門
 昭和35年建立の鳥居をくぐり鬱蒼とした樹木に覆われた参道を進むと突き当たりに社務所、左折すると荘厳な造りの神門です。社殿のある境内は一段高く神門から透塀の玉垣に囲まれています。

 神門から境内神門を入ると綺麗に掃き清められた砂利の境内です。
右に境内社が並び、左に注連縄で囲まれた四角い井戸?祓え所?、正面に枝振りのみごとな御神木、奥に社殿です。

 御神木年代を感じさせる苔むした幹のオガタマノキです。
生垣と注連縄に囲まれた根元に磐座?があります。

 拝殿 
拝殿の前には昭和57年奉納とわりと新しい一対の狛犬があります。昭和9年造営と若干老朽化していますが、銅板葺き、流造りの堂々とした拝殿です。
 素木の扁額にはシンプルに「小戸宮」とあります。

 現在の社殿は昭和7年1月橘通りの拡張に伴い、橘通り2丁目から現在地に移転することが決定され、昭和9年5月27日竣工し正式に遷座されました。

  本殿 
 創立は第12代景行天皇の勅令により創建と伝えられています。景行天皇の熊襲征討、筑紫巡幸の時(紀元740年代)かと思われます。
 御祭神は伊弉諾尊、天照大神 大國主神 素盞嗚尊 大己貴命 奇稻田姫等合祀されています。

  社殿全景
 社殿は文明5年(1471)造営、延徳2年(1490)修復、天文15年(1546)、永禄9年(1566)改築されましたが、永禄・天正の乱により断絶しました。(宮崎県神社誌)

 境内社境内右(北側)に2社並んであります。
左・赤い鳥居、保食神を祀る稲荷神社、右・白い鳥居は御祭神・蛭子命 事代主命の恵毘須神社神社です。

 境内社境内右角にあります。社名・御祭神等不明です。

 境内から神門
境内はゆったりと広く、神門から社殿まで壮麗な造りで、社殿の規模、境内の広さなど村社と思われない風格です。

  社殿全景
 鎮座地は寛文2年(1662)西海大地震により水没した大淀川河口の下別府から一時元宮町に移り、さらに同年上野町に遷座、正徳5年(1715)、享保2年(1717)と修理造営を重ね、昭和9年に現在地に遷座されています。

  神門から参道
 参拝は晩秋の早朝、樹木の間から朝日が見られました。社叢の杜はモミ、オガタノキ等が生い茂り宮崎市の「緑の保全地区」に指定されています。

 南側の鳥居
鳥居は東側の一の鳥居のほかに、神門前を南北に延びる参道の入口にもそれぞれ一基あります。
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