今日は初七日ですが
もっとずっと長い時間が経ったように感じます。
ノワの最期の時を、書こうか書くまいか迷いましたが、
私自身、抗ガン剤治療を終えると決めて
リンパ腫の子がどのような最期を迎えるのか…
いっぱい調べて、たくさんのブログを読ませてもらいました。
よく目にしたのが、下顎や首に出来たリンパ腫(多中心型)が大きくなり
気道を圧迫して、呼吸が困難になるため
安楽死を勧められる場合もある…という内容。
きっとワンコの飼い主は皆さんどなたでも
旅立つ時は、出来るだけ苦しまず穏やかに最期を迎えて欲しいと願うと思います。
ノワの事がもし何かしらどなたかのお役に立つのなら
そして、最期まで頑張ってくれたノワの記録として書く事にしました。
最後の診察(10/15)を終えた当日は、貧血でだるそうでしたが
変わらず食欲もあり、自分で動きまわり、目に力もありました。
でも翌日(10/16)から一気に食欲が落ちて、いろんなものをあげてみたけど
どれも2口くらいで、顔を横にそむけるようになりました。
下痢や嘔吐はなく、排泄は自分でちゃんとトイレシートで出来ましたが
だんだんフラつきが酷くなってきて、踏ん張る際は支えが必要でした。
ほとんどの時間ひたすら寝ているような状態で
ノワの隣に私はずっと一緒にいて、
ノワは目を覚ました時に私を見てくれるので
その度にいっぱい撫でて話し掛けると、ペロッと舐めてくれました。
10/17は、午後からほとんど何も食べなかったので
お水は飲んでいたけど念のため、病院で教えてもらった点滴を
夜、自宅でノワ父と二人で初めてしました。
ノワは嫌がらずにさせてくれました。
夜中、時々ハァハァと息が荒くなり、少し熱があるようだったので
保冷剤を脇に巻いてあげると、落ち着いて寝てくれました。
ノワ父の上でネンネ
翌日(10/18)も同じような状態でしたが、
移動して寝る場所を変える事もだんだんしなくなりました。
旅立つ日(10/19)の朝からは、器から自分でお水は飲めるけど、全く何も食べず、
寝返りを自分でするのも難しくなっていました。
なのに…14時半頃、急にすっくと立ち上がり、
私の目をじっと見つめた後、
フラフラとトイレの場所へと歩き出しました。
慌てて抱っこして、シートに乗せると、黒いドロッとしたウンチが出ました。
(最期が近くなると、黒いタール便が出ると言われますが
この時はまだ違うと思っていました)
いっぱい褒めて、お尻をキレイにしようと寝かせると
お尻の穴から絵の具が出てくるみたいに
拭いても拭いてもウンチが出てきて止まらなくて
そのうちオシッコもポタポタ出てきたので
仕事中のノワ父に電話をして
帰りにオムツを買って帰って欲しいと話している最中、
ノワがカクッ、カクッと2回、体を反らしたと思ったら
ゆっくり口が開いて、貧血で真っ白になった舌が見えて
軽く口が閉じたと同時に、ノワの目から光がスッと消えたのが分かりました。
痙攣してからは時間にして15秒くらいの事だったと思います。
ノワは声を出す事もなく、その流れと動きはとても静かなものでした。
その間私は、ノワに背中から覆い被さるような状態で
ノワの名前を泣きながら呼び続けていて
その様子をノワ父は、電話でずっと、まるで実況中継のように聞いていました。
それからノワ父はすぐに帰ってきてくれて
ノワを撫でながら「しんどくて、もうお父さんが帰って来る時間までは我慢出来んかったな…
よう頑張ったな」と言いました。
二人で一緒にいっぱい泣きました。
ノワは、10/8に投与したL-アスパラギナーゼのおかげか、
元々、首のシコリが気道を塞ぐような状態ではなかったものの
寝ている時の大きなグーグーという喉鳴りはなくなっていて
貧血が徐々に進んでしんどかったし、辛かったと思うのですが
ごはんを思うように食べられなくなって、4日…
私たちは、穏やかな最期を看取る事が出来たと思っています。
もっともっと一緒にいて欲しかったけれど、
苦しい時間が長く続かなくて良かったと今は思います。
全く私の手を煩わせる事なく、虹の橋を渡って行ってしまいました。
最期まで一生懸命頑張ってくれたノワには
後悔とかごめんねという気持ちではなく
ただただありがとうという、感謝の気持ちでいっぱいです
ノワの事を最後まで応援していただいて、祈って下さって
本当にありがとうございました
(追記)
同じ病気であっても、その治療方法、経過、そしていつか迎える最期は、
本当にみんなそれぞれ違うと思います。
この闘病記は、あくまでもノワの場合はこうでしたという記録です。
リンパ腫と闘う飼い主さんの、我が子のためを思ってした選択は、
どれも尊重される事だと思っています。
もっとずっと長い時間が経ったように感じます。
ノワの最期の時を、書こうか書くまいか迷いましたが、
私自身、抗ガン剤治療を終えると決めて
リンパ腫の子がどのような最期を迎えるのか…
いっぱい調べて、たくさんのブログを読ませてもらいました。
よく目にしたのが、下顎や首に出来たリンパ腫(多中心型)が大きくなり
気道を圧迫して、呼吸が困難になるため
安楽死を勧められる場合もある…という内容。
きっとワンコの飼い主は皆さんどなたでも
旅立つ時は、出来るだけ苦しまず穏やかに最期を迎えて欲しいと願うと思います。
ノワの事がもし何かしらどなたかのお役に立つのなら
そして、最期まで頑張ってくれたノワの記録として書く事にしました。
最後の診察(10/15)を終えた当日は、貧血でだるそうでしたが
変わらず食欲もあり、自分で動きまわり、目に力もありました。
でも翌日(10/16)から一気に食欲が落ちて、いろんなものをあげてみたけど
どれも2口くらいで、顔を横にそむけるようになりました。
下痢や嘔吐はなく、排泄は自分でちゃんとトイレシートで出来ましたが
だんだんフラつきが酷くなってきて、踏ん張る際は支えが必要でした。
ほとんどの時間ひたすら寝ているような状態で
ノワの隣に私はずっと一緒にいて、
ノワは目を覚ました時に私を見てくれるので
その度にいっぱい撫でて話し掛けると、ペロッと舐めてくれました。
10/17は、午後からほとんど何も食べなかったので
お水は飲んでいたけど念のため、病院で教えてもらった点滴を
夜、自宅でノワ父と二人で初めてしました。
ノワは嫌がらずにさせてくれました。
夜中、時々ハァハァと息が荒くなり、少し熱があるようだったので
保冷剤を脇に巻いてあげると、落ち着いて寝てくれました。
ノワ父の上でネンネ
翌日(10/18)も同じような状態でしたが、
移動して寝る場所を変える事もだんだんしなくなりました。
旅立つ日(10/19)の朝からは、器から自分でお水は飲めるけど、全く何も食べず、
寝返りを自分でするのも難しくなっていました。
なのに…14時半頃、急にすっくと立ち上がり、
私の目をじっと見つめた後、
フラフラとトイレの場所へと歩き出しました。
慌てて抱っこして、シートに乗せると、黒いドロッとしたウンチが出ました。
(最期が近くなると、黒いタール便が出ると言われますが
この時はまだ違うと思っていました)
いっぱい褒めて、お尻をキレイにしようと寝かせると
お尻の穴から絵の具が出てくるみたいに
拭いても拭いてもウンチが出てきて止まらなくて
そのうちオシッコもポタポタ出てきたので
仕事中のノワ父に電話をして
帰りにオムツを買って帰って欲しいと話している最中、
ノワがカクッ、カクッと2回、体を反らしたと思ったら
ゆっくり口が開いて、貧血で真っ白になった舌が見えて
軽く口が閉じたと同時に、ノワの目から光がスッと消えたのが分かりました。
痙攣してからは時間にして15秒くらいの事だったと思います。
ノワは声を出す事もなく、その流れと動きはとても静かなものでした。
その間私は、ノワに背中から覆い被さるような状態で
ノワの名前を泣きながら呼び続けていて
その様子をノワ父は、電話でずっと、まるで実況中継のように聞いていました。
それからノワ父はすぐに帰ってきてくれて
ノワを撫でながら「しんどくて、もうお父さんが帰って来る時間までは我慢出来んかったな…
よう頑張ったな」と言いました。
二人で一緒にいっぱい泣きました。
ノワは、10/8に投与したL-アスパラギナーゼのおかげか、
元々、首のシコリが気道を塞ぐような状態ではなかったものの
寝ている時の大きなグーグーという喉鳴りはなくなっていて
貧血が徐々に進んでしんどかったし、辛かったと思うのですが
ごはんを思うように食べられなくなって、4日…
私たちは、穏やかな最期を看取る事が出来たと思っています。
もっともっと一緒にいて欲しかったけれど、
苦しい時間が長く続かなくて良かったと今は思います。
全く私の手を煩わせる事なく、虹の橋を渡って行ってしまいました。
最期まで一生懸命頑張ってくれたノワには
後悔とかごめんねという気持ちではなく
ただただありがとうという、感謝の気持ちでいっぱいです
ノワの事を最後まで応援していただいて、祈って下さって
本当にありがとうございました
(追記)
同じ病気であっても、その治療方法、経過、そしていつか迎える最期は、
本当にみんなそれぞれ違うと思います。
この闘病記は、あくまでもノワの場合はこうでしたという記録です。
リンパ腫と闘う飼い主さんの、我が子のためを思ってした選択は、
どれも尊重される事だと思っています。
ばじ母さんのブログ、本当に写真がキレイで
ワンコ連れのお出かけ&グルメ情報が満載で
楽しみに拝見させていただいてます!
優しいお言葉と、ノワを褒めて下さってとっても嬉しいです
ばじ母さんが書いて下さったようにノワがお空で過ごしている様子を想像したら
心が温かくなって、嬉しくて涙が出ました
次の子とは、新たに信頼を築き、たくさんの愛情を注いで、楽しい思い出をノワも一緒にまた作っていきたいです!
次のワンコ共々よろしくお願いいたします
名古屋の事もいろいろ教えていただきたいです!
ノアちゃんの闘病の記事を読んでいつかコメントさせていただこうと思っているうちに 久しぶりにお邪魔をさせていただいたらノアちゃんがお空に、、なんとお言葉をかけていいかわからずにいました。
ノアちゃん会ってみたかったな。。
撫でてみたかったな。。
あってもいないのに悲しくて悲しくてたまらないです。
ノアちゃんママの気持ちを思うと心が苦しいです。
でもノアちゃんとっても良い子でしたね。
ママのおにぎり卵焼きパクパク食べて元気よく緑の草原で綺麗な小川の水を飲み走り回っていますね。
たまに、何だか、忘れ物をしたような気分になりながらも、
でも軽やかにお空の幸せな純粋な子たちと仲良く自由に、心から嬉しい顔でクンクンしたり、走ったり。
私の前の子もそんな風にお空で待っていてくれると思って、先に行った愛しい者たちが待っててくれると信じて。
今はばじると精一杯楽しんでいきます。
ノアちゃんママもきっとまた、ノアちゃんの代わりじゃなく
次にくる子は、その子はその子との信頼と愛情を育んでいけるのだと思います。
絶対ノアちゃんも充実して元気なママさんの方が好きですよ!
時間がたっても忘れるのではなくノアちゃんと一緒に。
公園や、川や山やドックランに行ってくださいね!
次にくる子のblogも楽しみに待っていますよ。
寒い季節になってきますが暖かい気持ちをもってお過ごしになってくださいね。
ばじ母より
拓ちゃんも、貧血でしたよね…
私は、ノワがどんな風にしんどいのか、ずっと考えてました。
だるいのか、シコリのせいで息苦しいのか、痛くはないのか…
何をしてあげたら、少しでも楽になるのか…
ノワはどうしたいのか…もっと生きたい?、もう楽になりたい?
強制給餌をするべきなのか…最後までいろいろ考えて悩みました。
欲を言えば、食べる事命!の子だったので、旅立つ日の朝まで
お腹いっぱいごはんを食べさせてあげたかったです。
どうして書く事にしたのか…
記事の中に書いた理由はもちろんなのですが、
拓ママさんのコメントを読んで気付きました。
私、ノワを自慢したかったんです。
こんなに頑張り屋でお利口さんだったんですよ!って。
いつもどこへ連れて行っても褒められたし、病院が大嫌いだったのに
この病気になってからの病院通いは、待合室で震える事もなく
毎回の治療も大人しく受けていて、先生や看護師さんにもいっぱい褒められてました。
本当に本当に親孝行な自慢の娘でした。
拓ママさん、私の自慢話に付き合って下さってありがとうございました
ノワに逢いたいです…
あまりに拓郎のその時と同じだったので
コメントを書けずに一日たちました。
こうして記録として残せるノワ母さん、尊敬です。
結局私はできませんでしたから。。
今も、あの一週間と最後の日を思い出すと震えが来ます。
私はいい年をして本当に弱ミソですから。。
ノワちゃんは、やさしくてちゃんとノワパパ、ママが辛くない旅立ちを決めたのですね。
頑張り屋さんのノワちゃんの事いっぱい自慢してください。
ありがとうございました。
本当にごめんなさい。
私は、同じ病気で闘う子たちのブログを読ませてもらって、たくさんの希望と励ましをもらえました。
それと同時に、これからの心構えと少しずつ覚悟する事が出来たので、とても感謝しています。
理想的な最期だったと言っていただけて、ホッとしています。
ちょっとカッコつけちゃいましたが、後悔の気持ちはやっぱりあります…
もっと早く、大好きなものをお腹いっぱい食べさせてあげれば良かったとか、他にもいろいろ。
でも、ノワは本当に頑張ってくれて、そしてなにより今まで私たちに、たくさんの幸せをくれました。
だから、ノワには感謝の気持ちの方がずっと大きいです。
経験して分かりましたが、病気を抱えるワンコの飼い主さんは、本当に本当にすごいと思います。
元気な様子で過ごしてくれていても、どうしても不安や恐怖を感じてしまいますよね。
だから、そういう思いを持ちつつも、ワンコにたくさんの愛情を注いで、ワンコを支えるくろ母さんに
敬服しています。
これからもずっとずっと応援しています‼︎
私とノワを支えて下さって、本当にありがとうございました
安楽死…ノワがこの病気になるまでは、そんな事絶対出来ないと思っていました。
でも、ノワが苦しくて苦しくて、この状態から少しでも楽にしてあげる事が出来るのなら…
絶対選択しないとは言えないかもと思いました。
ノワは、私たちにそういう思いをさせないようにしてくれたのかなと思っています。
ノワが我が家へ来てくれた頃、私は『犬の十戒』を知ったのですが
10番目の、最期のときは〜という項目が、常にずっと頭の中にありました。
だから、最期の瞬間まで看取る事が出来て、本当によかったと思っています。
ノワを褒めていただいて、とっても嬉しいです!
ありがとうございました
辛い辛い記憶を書き留めてくださって・・・本当にありがとうございます。
みんな、いずれは迎える最期の時ですものね。
こうして書いてくださることで、参考になります。
多少なりとも心構えができます。
ノワちゃん、なんてがんばり屋さんで偉い子なんでしょう。
最後の最後まで、自分でトイレに行こうとして・・・
大好きなママがずっとそばにいてくれて、ノワちゃんもどんなに心強かったことでしょうね。
こんな言い方は失礼かと思いますが、とっても穏やかで理想的な最期だったように思えます。。。
>後悔とかごめんねという気持ちではなく、
>ただただありがとうという、感謝の気持ち
この悲しみの中でもそう思えるママさん、ほんとにステキです。鑑です。
私もそう思えるよう、がんばりたいです。
我が子の辛く苦しい思いはとってあげたい、でも安楽死の選択はやっぱりしたくないって思いもありますよね。。。
胸が張り裂けそうになります。
ノワちゃんは、最期まで親孝行なコですね。
ほんとに良く頑張ったんですね。
ママも、パパも、ほんとにノワちゃんを愛して全てを受け止めて、お空へ送ってあげたのが良くわかります。