みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

10/14 (多国籍)企業と遺伝子組み換え

2016-11-07 00:18:32 | ゼミ活動
農薬ゼミのみかん日記をご覧の皆さま初めまして、内藤聡と申します。
今年から農薬ゼミに所属しています。更新が遅れて申し訳ありません。

10/14のゼミでは久野秀二さんの本「アグリビジネスと遺伝子組み換え植物」の2章をまとめて発表しました。この本はアメリカにおいての遺伝子組み換えの歴史と、モンサントなどの遺伝子組み換えに関わる多国籍企業の体制に対する批判的検証について書かれています。僕はこの本を使って、夏休みの間に遺伝子組み換えについての勉強をしました。NFで遺伝子組み換えルーレット(以前このブログでも取り挙げました)上映会をやるのですが、そこで解説をするためです。京大農学部で11/20にやります!(宣伝)

アメリカでは1860年代まで遺伝子組み換えはもちろん、育種(品種改良)をする機関すら存在しませんでした。そこで政府が強固な公的農業試験体制を確立しました。種子は公的管理の元、研究・生産されるようになりました。60年経ち1920年、アメリカ種子体制に転機が訪れます。ハイブリッド技術(異なる植物を掛け合わせて、そのどちらよりも良い植物を作る技術。作られた植物の性質は基本的にその代限りのものである。)が登場したのです。この技術を使って種を作り売る民間の業者が登場し、公共機関の時代は終わり、民間企業の時代が幕を開けました。1970年代になるとこれらの技術が発展し、またこれらの技術で作られた植物に著作権が認められるようになりました。これに目を付けたのが多国籍企業です。種子事業は儲かると履んだ多国籍企業は既存の種子企業を次々と買収し、この業界を牛耳るようになったのです・・・

と大体この様なことを話しました。他にも遺伝子組み換えの表示をめぐる問題について、過去のニュース映像を見て議論したりもしました。

遺伝子組み換えはその賛否が人によってはっきりと分かれることが多く、良いとか悪いとか簡単に決めつけることは危険だと思います。慎重に議論を深めていきたいです。

農資1 ないとう
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