朝5時、雨の降る中を天竜に向かう。結構強く降っている。中島右岸駐車場に6時半に到着。下を覗くと右岸に4人、左岸に3人雨の中釣っている。みんなルアーマンだ。私はまずは腹ごしらえだ。セブンのコーヒーを飲み、サンドイッチをぱくつく。
支度をして下に降りていく。中央の大岩が空いていたのでためらわずに入る。水は濁っているが水位は平水だ。雨は次第に上がり日が差してきた。沖でライズが出たところを狙って流すと当たり。サイズが小さくて乗らない。次は乗ったが手前まで寄せたところで外れてしまった。サイズ的には小さい。
同じところを狙って何度も流すと来ました良型。ドボンドボンと腹に響く音を立てたところでラインブレーク。張り替えたばかりの1号のティペットが、こんなにあっさり切れたんじゃあ、なにも釣れない。
あたりは出るので魚は回ってきている。釣れるのは時間の問題だと思っていたら突然、放水のサイレンが中島に鳴り響く。おいおいまだ8時になったかどうかだぜ。そりゃあないだろう。まだ釣りあげてないよ。雨が降ったのはほんの1時間ぐらいなもので大して影響はないはずだ。
私は慌ててその場を離れて車に戻る。トイレにも行きたかったのでダム上のウォシュレットで用をすます。
左岸に移り、支度をしていると岡さんに話しかけられた。
「おい、川はすごくいい状態じゃないか、これなら釣れるよ。サミーさんに電話したけど出なかった。どうしちゃったんだろう?」
サイレンが鳴ったので慌てて上がってきた旨を伝えると、「だいじょうぶだよ。水位が30センチほど増えるだけで川の中に入っていなければ問題ない。」と教えてくれた。
下に降りて、まずは第二プールの末端。あたりなし。第一プールの末端に移動して。大久保さんポイントを狙って投げると当たり。また乗らない。残念。次の奴はしっかり確保しました。初物です。20センチ台。
岡さんが降りてきて、釣り始める。するとまたサイレンがけたたましく鳴った。そして、ダムのゲートが1門開き放水が始まった。次第に水位があがり川に突き出ていた岩はほとんどが沈んでしまった。中央の大岩でさえ沈んで見えなくなっている。唖然とするしかない。
当たりはぱたりとなくなった。水勢もすごく濁流でもう釣りにならない。こんな中でも岡さんは一尾をものにした。流石である。私には無理。
あきらめて上に上がるともう11時だ。お握りを食べて休憩だ。その後、右岸を少し流してみたが魚のいないところばかり流すしかないので、あきらめて帰ることにした。車にもどると杉ちゃんが来ていた。唖然としていた。こりゃあないよね。電源開発さん!!
金曜は放水が止まっていたので行こうかと思ったのですが、朝の雨予報でやめちゃいました。
ダム画像を毎日見てますが、今シーズンは厳しそうですね。
放水が始まるまではあたりも結構出て、右岸左岸ともに釣れていました。放流直後の素直な当たりでした。
放水が続いているほうが多いと今シーズンはダメだめですね。たった1門開いただけで50センチも水位が上がりました。
放水が止まることを願うばかりです。