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【101102】水窪のジビエ:浜松名物に 商工会の若手、PRに奔走

2010年11月16日 | 獣害-利用
今、獣肉のおかれている状況は、市民権の得ていない、いわば普通の生活をしていては目にすることのない状況です。
この非日常的な状況下の現在では、祭やB-1グランプリといったイベントを通じて、身近に感じてもらう取り組みが主流です。

しばらくはこの状況が続くのかなと思います。

ただ、「非日常」から「日常」に
これをどう見極め仕掛けていくのか、この転換点を演出する「何か」が、これからは必要です。

「何か」は地域によって異なるかもしれません。

どうも最近の取り組みを眺めていて感じるのは、鹿肉・猪肉を地域で普及させるというより、全国的な知名度をあげることを狙って取組んでいるケースが多いようです。

またぞろ米のような過ちを犯すべきではない。

過渡期の今は、一人でも多くの人に知ってもらいたいというのも理解できるのですが、いずれは地域(例えば、流域圏程度)で消費をする仕組みを視野において、転換点となる「何か」に取組んでいくべきだと考えています。


~ 転載 ~

 「水窪のジビエ」を浜松市の新たな名物に育てようと、地元商工会の若手が売り出しに乗り出した。10月31日に同市中心部で開かれた「ふるさと『食』の文化祭」でシカとイノシシの肉を使った「遠州ジビエやきそば」を販売したほか、市内で開かれるイベントを中心に、今後も出店を計画している。

 「ジビエ」はフランス料理の用語で、狩猟で捕獲された野生鳥獣の食材のこと。日本でも古くから山間部では食べられていたが、低コレステロールで健康に良いとして改めて注目を集めている。浜松市天竜区水窪町でも食べられているが、地元以外にはほとんど流通していない

 天竜商工会青年部水窪支所のメンバーが、ジビエをまちおこしの材料にしようと地元で捕れるシカとイノシシ肉を使った焼きそばを考案。イベントを通じて、手探りで知名度アップに努めている。12月に浜松市中心部で開かれる「歳末大市」にも店を出す予定だ。

 シカ、イノシシとも、くせがなくさっぱりとした味わい。同支所の平沢裕一副部長は「数人の部員で取り組んでいるのでまだ発展途上だが、いつかB-1グランプリに出せるように育てたい」と張り切る。食材として利用したい人は、同支所(053・987・0432)に連絡すれば、数量は限られるが、対応は可能。

毎日新聞


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