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野田聖子さんが語る「障害児がくれたもの」

2016-11-05 13:01:08 | 日記
「康花展」に寄せられた声、を紹介している最中、日頃関心を寄せていた衆議員の野田聖子さんが、AERA11月7日号に寄稿している記事が目につきました。娘康花が小学校時代(札幌)、彼女の学校は、授業は一緒であったかどうか定かではありませんが、障害者の子供さんを受け入れており、休み時間には一緒に遊ぶこともあり、彼女は教えられること学ぶことがあると、よく話していました。その一部を転載させていただきましたが、できれば全文を読んでいただけたらと思います。

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●健常者なんて幻

──社会は障害者とどう接していいのかもわかっていません。

 まずは慣れてほしいと思うんですよね。やっぱり無知・無関心がやっかいな壁。日本ではもっともっとコマーシャルにも障害者を使ってもらいたい。アメリカでは、当たり前のようにオムツのコマーシャルにダウン症の子が出演していたりする。

 大手広告会社の社長と会ったときに「どんどん出してください」と伝えたら、視聴者から「障害者をさらすな」という意見が来ると言っていました。

 でもどんどんさらしてほしい。変な話、ちょっと前まで(お笑いのトレンディエンジェルの)斎藤さんのように薄毛の人もテレビに出てこないタイプだった。でもさらされているうちに私たちも気にならなくなった。障害者もさらしていくしかない。

 ただ、ブログやメディアで息子の話や写真を載せることについて、夫婦で意見が分かれているんです。夫は一般人なので、二つ心配していて。息子が物心ついたとき傷つくかもしれない、もうひとつは顔が知られて社会でターゲットにされたらどうするのかと。私も不安はありますけど、真輝のおかげで声を上げられなかった医療的ケア児がアクティブになって、息子の存在が社会の役に立っている。彼のプライドを保てると言って強引に夫を説き伏せています。

──この社会は障害者と健常者に溝があります。

 昔は社会の要は男で、頑丈な人が国を代表し、それ以外は女性も年寄りも障害者もアウトでしたから、その名残じゃないかと思います。

 女性でも恋も女も捨てて「男」として働く人たちは社会の一角として生きられて、障害者もホーキング博士のような非常に優秀な人は食い込むことができたけど、普通の女性や障害者は社会で活躍できない。でも、社会は少しずつ変えることができる。今年は4月に障害者差別解消法が施行されました。

──政治家・野田聖子としてやりたいことはなんですか。

 私は世の中の価値をすべての人が共有し実感できるようにしたい。人材ミスマッチで、能力があるのに障害があり就職できないから単純作業をしています、というのはもったいない。多様な人々の働き方のメニューをつくり、働き方改革ができたらいい。

 そして「健常」っていう言葉をなくしたい。健常者の定義なんてないでしょ。健常と障害の境目なんてどこにあるのか誰にもわからないし、健常者って正直、幻だと思います。年を取れば誰もが障害者になる可能性があるんですから。(編集部・深澤友紀)

※AERA 2016年11月7日号
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