ーー嘘にこそ、真実があるーー
デスノート9巻の帯にそう書かれていた。
おそらく、
人間は何かを守りたい時に嘘をつくのだと思う。
守りたい何かは、ある時は自分自身、ある時は愛するモノだったり。
詐欺など、他人を騙すときにつく嘘は、相手を貶めるためで、これは悪い嘘といえる。
友人の誕生日に、相手をびっくりさせるため、誕生日パーティーを前もって準備していることを友人に嘘をつき直前まで秘密にする行為、これは良い嘘といえる。
嘘をつくことの善悪は時と場合によるが、あまりそれは問題ではない。
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「嘘があるかもしれません」といって嘘が混じってるのと、
「嘘はありません」というスタイルで嘘が混じってるのって
ジャーナリストとしては後者のほうを注意すべきだと思うんだけどなぁ。
2chの管理人ひろゆき氏のブログより
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例えば、このブログで旅日記を公開している。
多くの実体験した事をもとに書いているが、この中に少しだけ嘘を混ぜたとしても、ほとんどの人はそれが嘘とは気がつかないだろう。
又、「した事」を事細かに書いてあるので、一部「した事」でも日記に書かないことによって、それは「してない事」と読者に錯覚させることができる。嘘を書かなくても「した事」を書き続けることで「した事」を隠蔽するという嘘をつくのと同等な効果を作り出すことができる。
嘘をついた人は、なぜその嘘をつかなければならなかったか?
その嘘をついた背景を考えることで真実がみえてくる。
相手のことをよく知りたければ、嘘を見抜くことである。
最後に・・・、↓この文は真実でしょうか?
「私がいま話していることは嘘です」
ヒント;自己言及のパラドックス
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いきなり当てると悪いので、答えは言わないでおきますね(笑
タイムマシンの母親殺しのパラドックスとか、そういうネタは結構好きです。