エントロピーを増やしつつ

ある人には当たり前、ある人には意外なことを、不定期に綴ってゆこうかな。
写真を多用する見栄えの良さはありません。

鵜を軽んず鵜飼

2017年06月10日 21時10分08秒 | にほんご見聞録
【自作の諺 言い回し】
鵜を軽んず鵜飼

 鵜と鵜飼の、どちらが偉いのか。
「共存共栄」という言葉を知っていれば、偉さを比較することはできないとわかるでしょう。「共存共栄」よりも、「win winの関係」という言い方が、馴染みがある人もいるでしょう。
 ところが、これが「正社員と、非正規労働者」となると、変わってしまうことがあります。
 アルバイトが、驚くべくスピードで、正確に作業を行うことがあります。単純作業という理由からなのか、正社員とは責任が異なるためなのか、特別な専門知識を必要としないせいかは知りませんが、時給は安く、正社員の給与(賃金)とは大きく異なります。社内での処遇なども、異なります。
 しかし、このような神業が、日本製品の高い品質を実現しているのだと思います。
 鵜は、ウナギを捕えるために、鵜飼には知り得ない細かな工夫をしています。アルバイトも、社員には知り得ない細かな工夫をしています。如何に正確に行うか、如何に短時間で行うかを優先し、自分が楽をする工夫は優先度が低い。
 鵜飼は、鵜と比較して、高い位置から全体を見渡しています。俯瞰することで、全体の状況を把握でき、鵜には見えない鵜の背後を見ることができるので、鵜を馬鹿な奴と軽んずるかも。
 チマチマした、ひとつの小さな作業をする鵜の動きと比較し、縄を操ったり、舟を操作したりといった、多角的な作業をすることで、「世話をしている」という気持ちにもなります。
 立場の比喩として、鵜と鵜飼の関係を用いたのでありますから、鵜飼という職業の人を指しているのではありません。
 俯瞰する立場の人は、実際の作業者の工夫を知らず、「要するに、こうすればいいんだろう、簡単だ」と勘違いすることがあります。
 検品作業、データ入力作業などが、臨時に発生して、アルバイトを雇うシステムがが無いため、社員が作業したら、誤りだらけだった事例があります。「ああ、なめているな」と思いました。

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