エントロピーを増やしつつ

ある人には当たり前、ある人には意外なことを、不定期に綴ってゆこうかな。
写真を多用する見栄えの良さはありません。

こけら落としは柿じゃない

2016年09月15日 21時31分31秒 | にほんご見聞録
 新築の劇場での、最初の公演を「こけら落とし」と呼びます。
「こけらって何?」と思われる方も、いらっしゃるでしょう。「こけら」とは、新築ならではのケバや、削り屑などです。公演を行うことで、「一度は使われた、使いやすさ」にするのが、こけら落としです。
 購入したばかりのタオルや衣類は、水気の吸い方が悪い。そのため、使う前に一度、洗濯しておくのが良いそうです。新品の感触もまた、贅沢な気持ちになりますが、最初の洗濯が、劇場でのこけら落としのようなものでしょう。
 Windowsの、古いIMEでは、「こけらおとし」を変換すると「柿落とし」になりました。IMEの関係者以外でも、字典で確認した人が「こけら落としは、柿落とし」と勘違いした人は、少なからずいたのではないでしょうか。
 おお、ここで「勘違い」と書いたということは、「こけら」は「柿」ではないということです。
かきこけら
 いくつかのフォント種で表記してみましたが、いかがでしょう。あなたの閲覧環境では、違いが表現できたでしょうか。「こけら」が特殊文字なので、通常文字とは表示が異なるでしょう。
 右側の「市」の部分が違うのです。「市」の上の点が、独立しているのか、独立しないで縦棒の一部なのか、という違いです。「こけら」の方は上が点ではなく、長い縦棒が上から下まで貫いています。

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