先日、ある環境教育ミーティングにワークショップの実施を申し込んだが認められなかった。
原因は日程の調整に手間取り、余りにも直前に申し込みをしたため。
自業自得である。
しかし、来年まで待っての実施は念頭に無い。
このワークショップは、環境教育に関わる方々と課題を共有し、議論を重ねたいと思い企画したもの。
折角なので、この場で話題を提供させて頂く。
◎環境教育を考えるワークショップ
〜環境教育の目的を求めて〜
現在、環境教育として各地の団体や学校で様々な取り組み(以下、各取り組み)が行われている。しかし、各取り組みで述べられる環境教育の目的が微妙に違う。
なぜ、違うのか。
それは、日本と海外で発展の過程が違う(曖昧性が存在する)ことによるのか。または、環境教育に関する共通理解が進んでいない(見切り発車の)ためか。理由は色々考えることが出来る。
そこで、今回は各取り組みの目的を元に環境教育の目的について探りたいと考えた。
各取り組みの目的にはどの様なものがあるのだろうか?
我が国では、環境教育の目的や目標については、文部科学省や環境省が法令等で述べている。
では、環境教育とされる各取り組みの目的は、両省の目的(目標)と合致しているのか。
合致しないものが含まれているのであれば、両省の述べる目的が全てでは無いということでは。
例えば、どのような点で合致していて、また合致していないのか。
では、本来の環境教育の目的はどのようなものでしょう?
環境教育は、1997年のテサロニキ宣言では、「環境と持続完成のための教育」と述べられている。
また、昨年に改定された「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律(通称、環境教育推進法)」において、環境教育の目的及び取り組みについて『「環境教育」とは、持続可能な社会の構築を目指して、家庭、学校、職場、地域その他のあらゆる場において、社会、経済及び文化とのつながりその他環境の保全についての理解を深めるために行われる環境の保全に関する教育及び学習をいう。』と述べられ、改定によってESD的要素が強化されたと評されている。
個人的にはESDと環境教育の関係については異論があるのだが私見をここで述べるのは控えます。
さて、ここまで各取り組みと文部科学省、環境省の目的から環境教育の目的を探ってきました。
「in、about、for(環境を通じて、環境について、環境のために)」この3つは環境教育の特徴的な手法を表しています。
これらの手法により、環境教育では「環境」をテーマとして何を学ばせたいのでしょう。この「何」こそが環境教育の目指すものであり、目的といえるのではないでしょうか。
如何でしょう?
最後に、環境教育の目的と各取り組みの目的とはどのような関係にあるのでしょう。
また、環境教育には様々な学びの段階がありますが、各取り組みはどの段階に属しているのでしょうか。
環境教育の目的を達成するためには、各取り組みが担っている部分(目的との関係や属する段階等。以下、フェーズ)を意識することが重要と考えています。
この「〜環境教育の目的を探る〜」ワークを通じ、それぞれの取り組みのフェーズも見えてきたと思います。
皆さんのフェーズは、環境教育のどこにありそうですか?

※私は、環境教育の目的を「人類や環境にとって良い選択ができる人材を環境を題材に育成すること」と考えています。













