のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

忍び寄る?

2014年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

141019 まだ色が出ていないから松ですが風で葉が落ちて道路を覆っています。廃道と言うわけではありませんが車が入ってこない林道です。

 

 一気に冬に突入するのだろうか?何より懸念しているのは雪で、雪が降る前に武尊山頂付近の踏査を済ませなければなりません。

 

 ほぼ新ルートのめどは立っているのですが、GPSによる測量が必要だとかで、 あの深い笹の藪の中をどうやって踏査しようか?頭が痛い問題です。雪に押しつぶされて笹薮が下に向かって伸びているので、下から登れば魚出るようで突っかかって登れいない。さりとて上から降りれば滑って思ったように勧めない。さらに横に移動することもままならない。測量刈りしながら歩みを進めて行くしかなさそうで、いったい何日かかるやら?

 

 天候を読んで頂上まで何日か通わなければならなさそうです。

 

141019a 白樺の葉も落ちました。落葉してみるとヤドリギが異様に目につきました。

 

 鳥が種子を運んできて樹木の幹に寄生して生きてきたヤドリギ。たぶんもう実がついていて、鳥がついばんでは別の樹木の枝でウンコして新しい寄生先を見つける季節です。

 

 雲一つない快晴のこの天気も夕方には山の周辺から雲が湧き上ってきたので、これから天候が下り坂になるのだと思います。本当はこうしてのんびり木々を眺めながら風が谷間を下りてくる初冬の気配などを感じていたいのですけどね。

141019b ナナカマドは七回かまどにくべても燃えないと言う説がありますが、たき火に突っ込んだらよく燃える普通の木です。

 

 雪が積もり始めるころまで実がついているので、一面真っ白になった中でこの赤い実だけがやけに映えて見えます。そんな景色の中を歩いているのは鉄砲撃ちくらいのものです。

 

 静かに冬が忍び寄ってきていることを感じながら案じてしまうのは灯油の高さ。そろそろ値下がりするんじゃないかと期待もあって備蓄もしていないのですが全然下がらない。

 

 春のお彼岸が来るまで生き残れるだろうか?暑い寒いも彼岸までと言うけど、彼岸と彼岸を駆け抜けている間に一年が過ぎています。

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