のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

エコパークっていかがなものか?

2016年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜、深夜から雨が降り出したので朝には上がるかな?と思ったら勢いを増しただけでした。

 保育園のママさんたちが何かクラフトを作るというので、ドングリを集めてくるように頼まれていました。今年はドングリがあまりなっていないので予想以上に手間がかかりましたが、昨日まで天気が良かったので天日干ししたものをママさんのボスのところに持って行きました。同級生の息子の嫁さんですが、「あ、おじいちゃんの同級生の人。」と言われたときにはなんだか切なくなってしまいました。

 来月、餅つきイベントで保育園に行く話になりました。おじいちゃんも手伝いに来てくれることになりそうで、力仕事が軽減されそうです。我々が子供の頃は学校の餅つきなどに来る年寄りはえらく老け込んで見えたものですが、今の子供たちにもそう見えるのだろうか?

 日本がユネスコへの拠出金を保留しているようですが、ユネスコエコパークに登録申請して現在審査中のわが町の立場も微妙になります。実際はエコパークに登録されようがされまいが人が減る状態には変わりがなく、むしろ環境問題が弊害になって新しい産業が呼び込めなくなるのだから、どちらにしたって消滅への道を突き進んでいることには変わりがない。我々の世代はあらがって見せられるけど、次世代に背負わせるのも不憫に思える。「人と自然の協調」って都市の人間の目線なんですよね。我々は協調せざるを得ないだけのこと。

 バブルで浮かれていた1991年だったかな。スタジオジブリが「おもひでぽろぽろ」と言うアニメ映画を発表して、この時はインパクトがあったんです。世代的にも同じ時代が描かれていましたし。

 違和感があったのは柳葉敏郎が声優やっていた農村青年で、ローバーのミニに乗ってハンガリーのムジカーシュの「TEREMTES」なんか聴いている。あの時代はまだ農村にも体力があったから、農家は後継者に出ていかれないようにスポーツカー買い与えてゴルフやらせて好き勝手やらせていた時代で、農村の若者にはろくなもんがいなかった。それで成り立っていたのですから面白かったのですが、少なくもワールドミュージック聴いて有機農法なんて言うような奴らは都会の洗礼受けて帰ってきた落ち武者たちでした。

 実際、都会からやってくる農業青年たちもいましたが、農業だけでは生活が成り立たないので壊滅でした。「経営」の概念がないのですから当然ですが、アンチテーゼとしての無農薬農法はことごとく失敗してました。面白いもので、有機農法は年寄りがやるとそこそこ成り立ちますが、若い人がやるとことごとく失敗しますね。多分、どこかに自然を支配しようと思いあがりがあるからなんでしょうが、年寄りは無理をしないのでそこそこ折り合いをつけて成り立たせてしまいます。

 「おもひでぽろぽろ」の映画見た後、農村に嫁いだ東京の女性が一体いつまで持っただろうか?と話し合ったことがあります。あの時代、まだ「私をスキーに連れてって」の影響が大きかった時代で、農村青年はスキー場に嫁探しに行って莫大な予算つぎ込んで嫁見つけしてきた時代でしたが、今も続いている夫婦は半分以下でしょう。

 話はユネスコエコパークに戻るけど、町は観光収入をあてこんで熱心に誘致活動していますが、観光産業なんて砂上の楼閣どころか砂の上を流れる水みたいなもの。常に変化していく努力を続けなければならないのでもはや基礎体力の落ちた地場産業では無理でしょう。既存の観光は立ち退いてよそから新しい観光が入ってこなければ先行きままならない。観光資源と人を粗末にしてきた付けがこれから忍び寄ってきます。

 富岡の製糸工場の世界遺産登録と同時に、県内の養蚕も継続しなければならない課題があり、私も微力ながら手伝っていますが、生活どころかお茶代にもなりゃしない。福祉作業所の予算に組み込まれるボランティアでもあるけど、ユネスコ世界遺産のために住民が負った責任みたいなものですね。まだゆとりがあるからこうして「名誉」は成り立っているけれど、ゆとりのないゆとり世代になるとどうなるか?これも破たんですね。

 役所的にはなんたら登録で満足なんでしょうが、実際住民には負担がのしかかってくるだけ。地域のための責任で耐えているだけ。役人の考えるにろくなことはありません。

 国連も機能していないし、プロパガンダの受け口となったユネスコも存在意義を問われる。国家としての主張として分担金拠出凍結も重要なメッセージでしょう。公平である前に公正でなければなりません。

 エコパーク?私たちの生活に変わりはありません。

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