のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨が気がかり

2016年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 どうやら来週は台風16号で仕事になりそうもないぞ!と言うことで夜明けと共に仕事開始。

 まだ山には若干の水を貯える余力がありそうですが、このところの雨続きで山の保水力も心配になってきます。土はスポンジのようなものなので一次的な保水力はありますが、その下の岩盤の亀裂や裂け目が本来の天然のダム。冬に降り積もった雪解け水はジンワリとその岩の裂けめに浸み通って長い日数水を供給してくれます。夏の雨は一時的なので、下に浸み通る前に土の上を流れてしまうのですが、スポンジのような表土が水を吸って重くなり岩盤の上を滑り始めると地崩れが起こります。

 山を覆う樹木は雨が直接地面に当たって流れないようにするための緩衝材のようなもので、樹木の保水力なんて物の数には入りません。むしろ込み合った森林の根に水が引っ掛かり重くなるとじ崩れを起こします。

 ブナのダム効果なんて幻想で、あの木は水気が多いところに好んで生息したがるだけで、根が浅いのですぐにひっくり返ります。

 自然って結構性悪説で動いているもんです。お花畑ナチュラリストの思惑とは異なります。地震や津波より大雨水害の方が身の回りに起きる可能性が高いですね。

 雨対策を含めて無理したわけではないけれど、予想に反してえらくたやすく予定をこなしてしまい。帰ってきてからお墓の掃除に行ってきました。

 例年彼岸頃は吾亦紅がきれいなのですが、今年はほとんど花をつけていない。なぜでしょう?はい、私がうっかり刈り払ってしまいました。リンドウとキキョウはかろうじて咲いていました。

 ニーハオ史上例を見ない大規模な台風14号は福建省あたりから大陸に乗り込んで暴れまくっているようです。大気汚染でお月さまが見られないからバルーンの月を揚げて中秋の名月を楽しんでいたようですが、風邪でお月様が落っこちて街を転がりまくったようです。普通、台風が来るのがわかっているのだから風船しぼませて通過するのを待つもんなんだけど、こうしたところの粗雑さがニーハオですね。

 そんな中、北京マラソンが開催されたようです。もっと寒い時期のマラソン大会だったような気がしていたのですが、大気汚染のために暖房が始まる前に早めたようです。もうここまで大気汚染が世界的に知られているのだから、開き直って冬の石炭スモッグとPM2.5の中「霧の北京マラソン!」と銘打って氷点下20度の寒中を走らせる大会にすれば、新しいスターが出て来るかもしれない。どっちにしても健康によくない大会ですね。

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5 コメント

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大陸気質 (プールのひと)
2016-09-18 18:04:18
モンゴルの草原で馬に乗っていると
「地平線の果てまで、わいのもんじゃ~!」って…
なるんだって…
むかし、椎名誠が、なんかに書いていたな…

関東平野の一番奥に
でっかいダムを作って
「下流のお前らに絶対やらん!わいのもんじゃ~!」とか
「わいの機嫌をそこねたら、お前ら、都市ごと流したる!」って…
ちょっと、一回だけ、言ってみたいよね。

にゃん!
絶望的におおらかになれます! (モンゴル人に間違われる人)
2016-09-18 21:19:22
 昔、群馬県知事が美濃部都知事に「巨人戦を持ってこないと水やらね!」と威張ったら、翌年から県内でオープン戦が開催されるようになりました。
 
 今でも6つほどダムがあるけれど、もっと超巨大なダム建設の話がありました。人口減も著しいので作ればいいのに、地場産業もできるし。
 
 20年位前には下流に住む人たちのために合成洗剤をやめよう!と生協の工作員が啓蒙して回って、米ぬか石鹸などを買わされていましたが、気がついたらそんなの使っているのが私だけで、言い出しっぺのおばちゃんたちもとっくに元の合成洗剤に戻っていた。
 全く信用なりませぬ。

 モンゴルのゲルで地平線から日が登り地平線に沈む光景を何日も見ていると、おおらか通り過ぎてボケーッとしてきます。
 一人馬に乗ってお出かけして、夕日を眺めていたら、自動運転ができる馬が勝手に帰ってしまい。ゲルがどの方角にあるのかもわからなくなって慌てていたら、遊牧民の子供が馬を引っ張って迎えに来てくれたことがありました。

 このいのち、なにをあくせく。島崎藤村の言葉が浮かんできました。
Unknown (萌ゆる大空)
2016-09-19 13:56:21
昔、島田伸介がネタにしてましたが、大阪の水が臭いのは琵琶湖が汚れてるからと言ったら滋賀県民は「琵琶湖の水止めるぞ」と怒る。
「じゃあ、止めてみろ。大阪が干上がるのと琵琶湖が溢れるのと、どっちが早いか勝負したる」

本当にやったら滋賀県の負けでしょうね。
大阪市の水道の水源はほとんど淀川から取ってるんですが、淀川は桂川、木津川、宇治川が合流した川で、このうち宇治川だけが琵琶湖から流れて来ますから。
そして琵琶湖から流れ出る川は宇治川しかありません。

私の生まれた京都も夏場の水はまずかったんですが、滋賀県に移った時は水のうまさに驚いたものです。
工場長やいかに? (一日雨で仕事にならない人)
2016-09-19 15:51:57
 淀川がかつて都や滋賀への運河になったのですから水運のために川底も整備されたんでしょうね。
 淀川なんか何方に水が流れているのかわからないほど平に見える。

 利根川はかつては荒川とつながっていて、東京湾に流れていました。たびたび暴れては江戸に水害をもたらしていました。
 江戸幕府が川の流れを変えて工場長の自宅付近に流れを変えました。

 堤防決壊の時には東側に決壊するように作られているので、工場長は流されても神事の場「大一劇場」は守られるから、丹波鈴の神事で観音様を拝めます。

 なんだか水害をもたらしそうな雲行ですね。
この場をお借りいたします。 (ほぉでぇ)
2016-09-20 00:52:54
主様、勝手ながら、この場をお借り致します事をお許しくださいませ。
 
 萌ゆる大空様へ、先週からの大暴れの県では、大変ご迷惑をおかけいたしました。本日より、心入れ替えまして!あの場より撤収いたします。敬愛する皆様に、不快な思いをさせてしまいました事・・・心よりお詫び申し上げます。
ていうか、ホントは、メンタルボロボロですわぁーー。
いやほんと!あの”ヤガミ封じ”が、いかにすごい事だったのかが・・・よーーくわかりました。
私には、頭の体操は絶対に無理ってことも再確認いたしました。また一人、わたしの尊敬すべき!お師匠さん【萌ゆる師匠様】が増えた事は、今回の収穫でした。
ごめんなさい!ありがとう!そして、今後とも御指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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