ちょっぴりハッピーな事件がありました。
ネットニュースを見ていたらマルコメがインスタント味噌汁の自主回収。混ざりものが混入してしまったのだそうですが、山で弁当の時に持っていく味噌汁にマルコメがあったような気がして、軽トラを探したら「料亭の味12食」。見事回収の製品と合致しているじゃありませんか!
しかもすでに11食使ってしまって残りが「長ネギ」一個。丸ごと一袋丸儲けになるぞ!こいつは春から縁起がいいや!きっと今朝早起きしたからかもしれない。仏様ありがとう!と製品ロットを調べるために賞味期限を見ると2016年11月20日が賞味期限。
あれ?これって・・・回収の対象外なんだけどぉ。それに、年明けに買ったような気がするんだけどぉ、今年って何年?
ま、いっかぁ。田舎の商店なんてこんなもんさ。極めて元気だし。
残りは夕食の味噌汁にいただきまして、ただ単に完食!逃がした獲物は大きかったのに。
千葉県の自然動物園でアカゲザルとの交雑種57頭を処刑したそうです。純血種のニホンザルを守るためだそうです。
その純血腫のニホンザルの群れに農作物荒らされまくっている土地とすれば、とりあえず全部処刑しておけと言いたいです。
そういえば、このところダレノガレとかトリンドルとかクリステルとか赤毛交雑種かわいくていいいじゃん!と思ったら、サル界のアカゲザルって中国から入り込んできたそうで、特定外来生物に指定されているようです。
中国のサルと言えば仏教に帰依した孫悟空がいますが、モデルはキンシコウと言うチベット付近に住むサルで、寒冷地にも住めるようです。サルが自然界で棲んでいる北限は青森県の下北半島で脇野沢のニホンザル。意外にも日本に北限のサルがおりました。
孫悟空と言えば「西遊記」。沙悟浄は河童ということになっていますが、これは日本だけの話。本家中国に河童は住んでいないので河童が何のことかわかりません。ただ単に川の妖怪と言うことになっていますが揚子江イルカ説やワニと言う説もあります。
揚子江イルカは三峡ダム建設で絶滅すると懸念されていましたが、保護活動にもかかわらず本当に絶滅してしまったようです。絶滅した動物種は多々いますが、人間が絶滅の直接的原因になった初めての例だそうです。
孫悟空・沙悟浄・猪八戒。なんか八戒の名前だけちょっと違う。それもそのはずで八戒の本名は猪悟能で、同じ「悟」という文字を共有することで兄弟を意味しています。
不殺生,不偸盗(ちゅうとう),不邪淫(じゃいん),不妄語(もうご),不飲酒(おんじゅ)の五戒に不悪口(ファックじゃないよ、ふあっくだよ)、不綺語(ふきご)、不邪命(ふじゃいん)の三つの戒めで八戒。煩悩の塊の猪悟能にお釈迦様が与えた戒めの名前が八戒。つまり戒名ですね。
タイにパトカイ山脈と言う山がありますが、これは八つの戒めの山脈という意味で「八戒山脈」。ちなみに越後にあるのは八海山で西遊記とは関係はないけど、山を形成する峰を仏教の八つの戒めに見立てて八海山になったという由来もあるので西遊記には関係ないが仏教にはかかわりが深い山です。
猪八戒のモデルになったブタはメイシャントンと言うニーハオ大陸の豚らしく、西洋の豚と比べて鼻が長い特徴があります。人間は日本人より平べったい顔していますが、豚は西洋人より鼻が高いんですね。
煩悩の塊、八つの戒め、ブタ。
朝鮮半島に猪八戒のモデルに近いのがいるけど、お釈迦様の弟子になるような器ではなさそうです。