のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

健康とは?

2016年10月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 WHOでは取り上げていないみたいだけど、ネコの死因に腎不全が急増しているようです。

 原因不明、治療法不明と言うことだが、人工透析受けているネコと言うのも見たことがない。

 20年ほど前のことだが、元村長さんの家のネコが腎不全で亡くなり、わが家のネコに形見分けの缶詰が届いたことがありました。ネコに腎不全があるのか?とこの時に初めて知りましたが、元村長さん夫人が言うにはキャットフードがいけないのではないか?と獣医師に言われたそうです。缶詰ではなくペレットタイプのキャットフードが良くないのだとか。

 当時はペレットタイプのキャットフードの方が栄養のバランスがとれていると言われていました。当時わが家でネコ業を営んでいたウンチ君は主に残り物を食べて生活していましたが、ペレット型のキャットフードは食べさせるものがない時用で、缶詰はよく食べさせていました。17年のニャン生を生きたのだから、健康だったのでしょう。

 現在床下に棲みついている自営業のネコは基本的に独立採算制のネコですから、自分でネズミやモグラを取ってきて食べていますが、私からは主に残り物生活で時折キャットフードを食べさせています。こうしたネコは我々野生のおじさんと同じで長生きもしなければ、どこぞでのたれ死ぬのも天命。健康保険や厚生年金の世話になることもないので何を食おうが日々是好日。

 好日と言えば久々にお天道様が顔を出す心地よい気候でした。

 昨日今日と「自伐型林業」のチェーンソーの講習会でした。

 自伐型林業と言うのはチェーンソーで自分の足を切って病院に担ぎ込まれることではなく、自分の山林を自分で整備して少しでも銭の素を作って飯の足しにしようや!と言う林業で、今の集約型林業の対局に位置する林業形態。

 産業別死傷年千人率と言う労働統計によると、1年間に労働者千人当たりで死んだり4日以上の入院する率を現した集計では、平成23年度統計では全体の数値が2.0。つまり、毎年千人当たり二人が支障しているというわけです。労働基準がやたらとうるさい建設業では5.2人。落盤など危険が伴う鉱業は何と24人。実は林業も工業と争う死傷者が多い産業で、いつも1位を競っている部門です。ちなみに林業は27.7人。

 労災の掛け金が法外なわけです。野良仕事の延長線のような作業に地元のじいさんばあさんのお手伝いを頼むにしても、雇用保険が高いので日当も上げられない。幸いベテランたちは怪我もせず、長年の要領で効率よく作業してくれますが、5年もすればこうした技を持っている人たちもいなくなる。未熟な若手は怪我が心配。

 高知県から来た講師の一人が言うには関東から東北にかけては本来こうした安全教育や対策伝えるをすべき森林組合がブラック企業化しているというのか旧体制のままだそうです。民間企業ならうかつに死傷者を出すと営業停止になりかねないので作業員の安全や健康に真剣ですが、天下りの受け皿の森林組合はこうした改革が進んでいないとか。

 まあ、確かにいわれてみると、森林組合の若い衆は怪我をすれば仕事休まされて給料なし。労災など運が良くなければ出ていません。しかも現場作業員はいつでも放り出せる一日いくらの日雇いなので、怪我で休めば生活にかかわる。「Wood job」なんていい加減な映画の世界より蟹工船の方がお似合いかも?

 かく言う私も昨年は竹にはじかれて足の指を骨折しましたが、今頃の季節でした。痛みがなくまともに歩けるようになったのは翌年の2月頃かな?

 切って運び出した材木をどう売るか?四国や関西ではこうしたシステムがしっかりしていますが、関東以北はここでも森林組合集約型になっているので、個人で市場に出すことも難しいし、買いたたかれる。このあたりのシステムを壊すかニッチな商売を見つけることが最優先。いろいろ関西方面のお知恵を参考にしたいです。

 地元の若者は見向きもしないけれどIターンで移り住んできた人たちは結構鋭敏な目線を持っています。

 90年代、「自然保護」を錦の御旗にやってきた人たちが無責任極まりない押し付けでガタガタにしてくれた農林業。地元民は見放したというのか気力もうせてしまったようです。

 「民俗知」と言うのがあるならば、5年遅かったムーブメント。技や知識を持つ人たちが次々鬼籍に入ってしまいました。

 「食っていける」ことを「是」としなければこうした産業の復興はままならず、学者の妄想に付き合った地区など消滅の危機にさらされているのが現状。自然の中に紛れたら感覚を研ぎ澄まして頭で考えない。答えは向うで教えてくれるもの。人間の脳みその成せる技などたかが知れていると山の事故を見るたびに思います。

 山の神様は女性で女が山に入ることを嫌うという伝承も、実は山が危険で女性を近づけないほうが安全だということへの方便なんですが、女性たちは体力で劣っても神経を使って丁寧な仕事をするので、力任せに山にダメージを与えることが少ない。と言う現実もあります。

 ちなみに今日は12日。山の神様が木を数える日なので山に入ってはいけない日です。ことごとく山の掟に背いてなぜ無事だったのか?10月は神無月で出雲で神様会議開催につき、山の神様もお出かけだったんです。先月は雷神風神が活躍して台風がいっぱい来たし、ナマズ様もあちこちで地震を起こして冬のボーナスの査定も上がったことでしょう。山の神様は木の実を不作にしてクマやイノシシを減らす方針らしいけれど、連中が里に下りてきて困ったもんです。

 そんなことくどくど言わないから出雲名物のカブの漬物でも土産にいただけたならありがたい。

 ちなみにピンクのジャンパーの女性、冬はハンターとして活躍しています。

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