のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ノーベル平和賞

2010年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 10月に中国の民主化運動家の劉暁波氏がノーベル平和賞に選出されて、中国に人権問題が世界的に注目されるようになりました。

 中国政府からの脅しに屈しなかったノルウェーのノーベル財団も立派ですが、何故昨年、米国大統領のバラク・オバマ氏がノーベル平和賞に選出されたのか?その意図を考えています。

 中国の劉暁波氏は昨年もノーベル平和賞の候補に挙がっていましたが、およそ誰も予想しないオバマ氏が受賞しました。プラハで核廃絶に向けての演説が評価されたと言うことでしたが、それほど影響力があるとは思えないのに、何で?と疑問に感じてなりませんした。

 今回の劉暁波氏の受賞で、このための複線だったのではなかろうか?と選出者たちの戦略を考えています。

 劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に関して、オバマ大統領も同じ受賞者として反対や知らん振りができません。こうなると世界が同じ方向に向かざるをえません。あの台湾の馬総督でさえ劉暁波氏の釈放を訴えています。ちなみに日本の政府は息を潜めて何も主張していませんが・・・・。

 その場しのぎですぐに忘れる悪い癖が身についていますが、「戦略」について常々気を配らなければと思っています。

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