のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

ナウイズム旗揚げ展(3) 2/8~2/26

2017-02-20 | ナウイズム(実在主義)

 

ナウイズム旗揚げ展、中日の土日、会場に行ってきました。

 

 

何度も、ナウイズムの話しをしてると、面白い発見がありました。

それは下の組作品ナウイズムの夢なのですが、この作品の前でナウイズム(実在=五次元)の話しをすると、とても具体的に理解してもらいやすいということです。

 例えばこんな話をします。

「地球のいのち」と小さな女の子が名前を付けてくれた作品ですが、地球には命の波があって、人はその波の上で輪廻を繰り返します。胎児が花ひらき、種となって、

 そして死を迎える。

しかし、それは宇宙に帰るという意味であって、五次元から見れば、死はそもそも存在しないのです。

 この宇宙を見てください。私たちは普段、時間の概念で世界や自分を見ていますが、それは自分の大きさは絶対不変と思い込んだ考えなのですね。

ですから私たちには時間の流れの中では、死を象徴する骸骨しか見えないのです。

 

しかし五次元は、自分の大きさが自由に変わるという概念で世界を見る考え方ですから、

ご覧ください。私たちが素粒子の大きさになって世界をながめれば、こんなふうに見えるのです。↓

 

この素粒子のかたまりが自分の身体だとしましょう。空間の力がこの素粒子を引き寄せ、宇宙から一つの命を生み出しているのですが、よく見てください。

この素粒子のかたまりを更に小さなスケールになって眺めれば、こうなりますよね。

すると、そこにも、素粒子と素粒子の間に空間があるわけです。そして驚くことに、その空間は、かたまりの外にある空間となんの隔たりもなくつながっているのがわかります。つまりこの空間は、宇宙空間、地球の空気、私たちの身体というように別々に存在しているのではなく、これらはすべてが、たった一つの空間だったわけですね。

太陽のある宇宙空間は、生身の私たちには、行けないし、生きていくことも出来ない特殊な空間だとという思い込みは、スケールは不変で、姿だけがが変化していくという時間の概念が生み出したもので、実はそこから苦悩も出てくるわけですね。

ついでに言いましたら、悔恨やトラウマは過去から、恐れや不安は未来から、つまりすべての苦悩は時間の概念が生み出しているのです。

 

しかし、無重力の空気もない宇宙空間は、私たちから隔離された特殊な場所にあるのではありません。

宇宙空間は、地上のこの空気で満ちた空間や、まさにこの身体の中にも隔たりなく広がっていて、私たちの身体を作っている素粒子を浮かべているのです。

今この瞬間にあるものはすべて、この空間の中に浮かんでいるのですね。そしてそこには今という実在だけがあって苦悩などそもそも存在しないのです。

ですから、私たちは骸骨になって消滅するのではないということが分かりますね。この身体を創っていた素粒子が、解放されて空間に拡散するだけで、いのちの根源である空間は決してなくなることはないのです。

スケールの概念で私たちは五次元を手に入れることが出来ます。そして五次元は、私たちに究極の存在である空間を見せてくれるのです。

それは仏教でいう空観であったり、禅による瞑想、気功に通じるのは言うまでもありません。

つまり五次元の概念は、古から伝わる宇宙の理解を、一般人が簡単に手に入れる常識となり得る力を持っていると言えるのです。

 

ところで、この空間は、科学の分野でも、真実に近づく研究が進んでいます。宇宙の根源、物質の根源を求めて、最近では超ひも理論というのが出てきました。

 

 この様々なクオーク(物質の最終単位)は、空間のエネルギーであるひもによってつくられているという考え方です。

宇宙のひもは、様々なバリエーションで振動します。その振動の違いが、様々な素粒子(クオーク)が存在するように見えているのだそうです。

身体のスケールをさらに小さくして素粒子の中を見れば、空間があるのですね。その空間が振動している。そのうねりがひもに見える。

五次元の概念は、私たちにそこまで世界をひろげて見せてくれるのですね。

組作品「ナウイズムの夢」この中には、上の四枚のひもの作品も組み込まれています。このひもこそ、空間の正体。エネルギーの形なのです。

科学が解き明かそうとしてる世界は、古来から伝わる宗教や陰陽五行の思想とつながって一つの輪になるひもであるような気がします。

そして何より、これらの風景を、私たちは普通の意識の中で見ることが出来るようになる。その可能性がまさに五次元の概念だという訳です。

「ナウイズムの夢」はこのように、私たちのスケールの概念が見せてくれる世界を描いたもので、この五番目の次元を手に入れることで、人間は全く新しい文化を手に入れることも可能だと思われます。

宗教の争いや、富を奪い合う争いから解放され、空間を共有する至福の文明を誕生させる夢を描くことも可能なのですね。

 

そんな話を聞いてくれた御婦人やお父さんから、気持ちがとても楽になったと感想を頂いたり、

何より、

「地球のいのち」命名してくれたかわいらしい女の子に、あらためて感謝いたします。

 

私のつたない撮影で、不十分ですが、

会場を見ていただくために動画を撮っています。それを再掲いたしますので、ご覧ください。

 

You Tube を利用したマイ動画です。上の画像をクリックすると動画が始まります。

見ていただいて、感想など頂ければ幸いです。

 

下のアドレスでもご覧いただけます。

https://youtu.be/17pjKK6OWpI

 

ただし、念のため申し上げておきますが、画像は実際の雰囲気の半分も表現できておりません。お近くの方は是非会場で、実物の実感を体験していただければ幸いです。

 

展覧会はいよいよ明日から最終週にはいります。26日が最終日。

25日の中日新聞に紹介されるという噂(あくまで噂ですが)もありますし、来場された方々がSMSで画像を拡散していただいておりまして、徐々に広がりを感じて、中日の務めを果たして帰ってまいりました。

 

番外の楽しみ、マンガ喫茶の 徹夜が響いて、私のナウイズムは今、あくびの連続です。

皆様、くれぐれも無理はなさいませんようにお願いいたします。

-----------------------------------------------

 

 はるひ美術館 

 

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旗揚げ展 中日、お疲れ様です (むっちゃん)
2017-02-20 11:42:39
旗揚げ展 中日、お疲れ様です。
本当に広まるのは大変時間がかかるでしょうけど、着実な広まり、おめでとうございます。
最終週も盛況でありますように。

『エヴァンゲリオン』、読破なさいましたか?
だめんずゲンドウ(笑)、ちっとはかっこよく落ちがついたのでしょうか?
良ければ感想、お聞かせいただけると幸いです☺。
スケールの自由が魅せる世界に驚きました! (人生の素人)
2017-02-20 12:52:45
 …本当に…驚嘆と言うか、目からうろこと言うのか…感じるままに”凄い!”と。

 組絵かつ十分な大きさかつ細部も描いている故に「自由なスケール(組絵として大きく見たり、1枚の細部にこだわってみたり)で見ることが可能であり、そこから”スケールを自由に動させる五次元目を感じることができる”」

 …とにかく、そこまでのチカラがこもった、数学書レベルに次の次元を見ることができる…
 一人の人間として(芸術家として、思想家としてなどなど)…いいものを見せていただきました!

 この記事との出会いに、本当に感謝を!

 追伸:思うままに漫画を読むの、楽しいですよね~。お体をマイペースでご自愛ください。
Unknown (hasunohana1966)
2017-02-20 14:29:26
YouTubeに読者登録しました。
Waa Kitayabuってのしてんてんさんのサイトですよね?
☆のしてんてん画伯伝説∞始まってま^す^♪ (真鹿子(まかこ))
2017-02-20 15:57:13
のしてんてん様

こんにちは!

ナウイズム旗揚げ展中日♪
ご盛況おめでとうございま^す^☆


土日とブログ更新なさっておられないので
はるひ美術館に行っていらっしゃるのかなって
おもっていましたよ。ご盛況なによりです♪


それにいたしましても、のしてんてん画伯の絵画に、
名前を付けてくださいましたお嬢ちゃんは、
まさしくナウイズム旗揚げ展の申し子☆
ナウイズム天使ですね!ご光臨くださいましたのは、
決して偶然ではなく必然、
宇宙神、天からの祝福、天意だと思います。
のしてんてん画伯伝説中の、輝ける一話になりますね☆
これからものしてんてん画伯は不思議なお話に包まれます^よ^


それにのしてんてんさんわかりやすく、
ご説明なさっておられるとおもいます。

私はかねてより、のしてんてん絵画は、
写実絵画であると申し上げましても
過言ではないと感じております。


わたしたち人体、全身全霊
この宇宙空間と一体である
人型宇宙空間!


つまり私たちは、私たちを構成している
天文学数の素粒子群、多種類の素粒子群であり、


この無限数に近い各種素粒子星群の、
神秘絶妙引力によって、
精妙に構成されている天体!


私たちはそれぞれが、
☆人型素粒子星銀河☆という宇宙空間


今、私たちを包んでいる空間も
私たちを構成している
原子の中の素粒子を包んでいる空間も
この宇宙空間と一体、
そして私たちを構成している
この素粒子は、宇宙素材、
すべて宇宙製!宇宙空間と一体の天体
人型素粒子星銀河であると確信しております。


そして今、わたくしなどは、
一瞬即無限大 無限大即一瞬
不生不滅円相螺旋活動を展開(天開)中で^す^;;


あら、なんだかまた長文となってしまいまして、
申し訳ございません (汗)

けれどものしてんてんさん、
これからますますご活躍
お忙しくなりそうですが、
あまりご無理なさいませんよう
ご自愛くださいませ^ね^

いつもお力をありがとうございます☆ 
感謝∞8∞八方拝です♪
おはようございますむっちゃん (のしてんてん)
2017-02-21 09:36:29
13巻だったか14巻だったか、とにかく読破しました。

途中うとうとしながら実質8時間以上かかりました。

結末も面白かったですが、この手の話しは、大体似たり寄ったりのしめとなるのかなぁと思いました。「黄泉の国より」のおわりとそう変わりはなかったように思いましたので・・・。

ところで親父さんのことですが、カッコいい落ちがあるわけではありませんが、私はこれで文句はありませんでしたね。

エバは、一篇の抒情詩なんだと私は思いました。
心は天につながるのか、そんな感じの話しの一要素として描かれていて、そこに人間性はいらないと、作者は思ったのかもしれません。

実際読んでいて、
非人間的な父親にフラストレーションはたまりませんでした^よ^

総じて面白かった。
よくここまで描けたなぁと、思いましたし、読後感もよかったです。
おはようございます折師さん (のしてんてん)
2017-02-21 09:48:20
おほめ下さりありがとうございま^す^

世界を意識しているのはそれどれの心の中ですから、スケールの概念が心の中に出来上がると世界の見え方が変わる。

長い実践の中で見えてきたことですが、それがうまく絵と連動できていればうれしいですね。

折師さんもマンガ好きそうです^ね^

マンガ少年で、夢中で読んでいましたが、社会に出て、自分で絵を描くようになって、いつの間にか遠ざかっていました。

久しぶりに、読みましたが、いいですね。

あれを文字だけで表現したのなら、とても読む気にならないし、膨大な書籍になるでしょうね。

それを絵が解消する。

一見は百聞にしかずです^ね^
おはようございます桂蓮さん (のしてんてん)
2017-02-21 09:53:16
読者登録ありがとうございます。

動画は初めてで、まだよく分かっていませんのですが、表現の可能性は大きいですね。

何か頭に浮かんだら、またやってみたいと思います

いつも本当にありがとうございます^ね^
おはようございますまかこさん (のしてんてん)
2017-02-21 10:05:42
ふっくらした面影としぐさが目に焼き付いて離れませ^ん^

本当にかわいい子でした。名前を聞いてなかったのが残念です。
---------------------------
私たちはそれぞれが、
☆人型素粒子星銀河☆という宇宙空間


今、私たちを包んでいる空間も
私たちを構成している

原子の中の素粒子を包んでいる空間も
この宇宙空間と一体、
そして私たちを構成している

この素粒子は、宇宙素材、
すべて宇宙製!宇宙空間と一体の天体

人型素粒子星銀河であると確信しております。
--------------------------------------
まさにまかこさんのおっしゃる通り、私たちは人型銀河。

その意志の集合体を意識して、この自然なる人型銀河を見守りたいです^ね^

いつもありがとうござ^い^ま^す^。
ありがとうございます (むっちゃん)
2017-02-21 10:17:46
感想、教えて下さってありがとうございました。
『黄泉の国から』と似たラスト……なのでしょうか?
漫画版を読んでませんから、ナンとも言えないんですけど。

叙情詩、と言えばそうかも…とは。
あのキャラクターたちは一人の人間の内面を表していて、自分を受け入れ、認め、祝福するまでのプロセス……を、描いているのかもしれません。
TVアニメ版のラストは、シンジが発動した補完計画のプロセスの中で、今までに出会った人達に『おめでとう!』と祝福されてほほえみ、『ありがとう』と答えてEND、でしたし。

ただ、補完は個人でしましょう、と私は思いました(笑)。
いやま、個人、なんでしょうけど。
世界ぶっ壊してまで各々の補完、するのか?一斉に?
『ありがとう』の後は死ぬしかない、ようなラストでしたし。
穏やかに死にたい、みたいな(笑)。

散文的人間の私は、モヤモヤが残りました(笑)。
心の不完全さかな? (のしてんてん)
2017-02-22 09:10:03
心はどうしても、よりよきもの、完全を求めるものなのでしょうね。

切り離されている感をぬぐえない。

で補完したくなる訳ですね。

大風呂敷を広げると、その補完計画は、とどのつまり、宇宙の合体ということになるわけでしょう。

黄泉もそうですし、エバもまたそれ以上は描けない。

いずれにしましても、これは抒情詩意外の何物でもありませんね。

叙事詩としてみたら損をするだけで^す^。

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