昨日から息子の少年野球の合宿。泊まると宿が心配なので、3日間とも父親と一緒に車で通うことにして、まず第1日目。
1時間半もあればつくだろうと思っていたのだが、選択した最短距離の道が非常に込んでいて、なかなか進まない。そのうち、助手席に座っていた息子がどうも元気がなくなってきた。顔色も少し青い。後ろの座席に移動させて「横になって行きなさい」と言う。
車には、空気清浄機を積んでいるのだが、どうやら社内の空気というよりは、目から入ってくる情報にやられてしまうようなのだ。助手席にいるときと、後部座席にいるときで入ってくる「絵」というか、目に飛び込んでくる情報の速度とか角度とかが違うらしい。
病院での検査に、光を追跡する能力の検査があると医師から説明されたのだが、化学物質過敏症の典型的な症状のひとつとして、しっかりと物体を追跡することができないというのがあるらしい。まだ、そのあたりの機能が完全に回復していないようなのだ。
結局、合宿地のグラウンドには到着したのだが、具合が悪くて練習に参加はできずそのまま帰ってきてしまった。帰りは、ちょっと遠回りだが高速道路を使って、約半分の時間で着いた。途中、アイスクリームを買ってやってふたりで食べ、高速道路を走っている頃には元気を取り戻してきていた。なぜか、高速道路を走っているときは、助手席にいても大丈夫なようなのだ(昨日は後部座席のままにさせたが)。渋滞している一般道を助手席に座って走るのが一番良くないらしい。帰ってきて横になり、夕方には元気を取り戻したが、2日目以降の練習もお休みすることにした。
思い起こせば、去年のこの合宿で、息子は初めての「発作」を起こしたのだった。宿で夕食を取っているときに、突然泣き出して、「苦しい」「苦しい」と言い出した。一緒に参加していた父親もこれまでにない息子の様子に驚いてしまった。その日は、息子が与えられた部屋とは別棟に親子で寝かせてもらって、翌朝親子ふたりで電車で帰ってきたのだが、帰りの電車の中から、もう普通の状態に戻ってしまって、あっけらかんとしていたのだった。徐々に有害物質がたまっていて、宿の空気をきっかけに発作を起こしたようだ。その宿は、ごくたまに合宿などのときだけオープンするところで、普段は締め切りらしい。息子のほかにも、鼻ズルズルになったりした子もいた。ほかの子も悪くなるのだからと、それほど気にとめていなかったのだが...
昨晩は、近くで夏祭りもあった。「合宿に参加しないことになったので、お祭りに行けるね」と少し喜んだのだが、前回のお祭りでの焼き鳥の煙の一件があるので、油断大敵(息子は煙に極端に弱い)。結構きれいな花火が上がるのだが、花火が上がり始めたら、かなりの量の煙があたりに漂い始めたので、逃げるように家への道をたどることにした。安心して、お祭りが楽しめる日が待ち遠しい。
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