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2005年1月スタート

工作場所の確保

2013-11-30 20:59:38 | スピーカー工作
 今回は、工作にまつわる話。

 この4月に北関東から転居したが、転居先は住宅密集地。

 北関東の家は庭も広く隣家もなかったので気兼ねなく工作ができたのだが、今度はそうはいかない。
 今回は30枚近い板をジグソーで切り出し、更にトリマーで仕上げたわけだが、いずれの作業も屋外で行うには気が引ける程の騒音を発する。
 なので、スピーカーを作るのは無理かな、とも思っていた。

 が、何とかなるもので、調べると車で20分ぐらいのホームセンターに工作室があることが分かった。
 工作室にはジグソーが常備されている。
 というわけで、ジグソーはこの工作室を使うことにした。

 

 この画像は工作室で撮影した画像である。工作台にはダンボールが敷いてある。
 盆休みの頃は毎日ホームセンターに通っては、ジグソーを使い倒した。
 作業が終わって床を掃除すると床にバケツ一杯程の木屑が集まった。
 また、作業中に何度か、店員さんと間違えて声を掛けられた。

 最初は「すみません、僕は店員じゃないんですよ」と断っていたが、次第に面倒になって乞われるままに売り場を案内したり、工作室の使い方や持ち込み制限などの説明をした。

 さて、残念ながらこの工作室にはトリマーはなかった。従ってトリマーは別の場所で作業するしかない。

 結局トリマーは、自宅の玄関で使う事にした。しかし、そのままでは粉まみれになってしまい、たちまち別居、そして離婚と突き進む事は眼に見えている。
 そこで、集塵機を購入してトリマーに接続することにした。
 集塵機の効果は絶大で、うまく使うと殆ど木屑が飛び散る事がない。
 一応、娘に家の外に立たせて、集塵機とトリマーを稼働させた時の音をチェックしてもらった。
 「よその家で掃除機かけているけど、それと同じくらいだよ」
 ということで、狭さと暑さは我慢することにして、トリマーを使い、ひたすら木を削った。

 

 ちなみに、これが玄関での作業の様子である。

 なお、このトリマーを使った作業で、目地払いビットを1本ダメにしてしまった。
 長時間使い過ぎてベアリングが焼き付いてしまったのだ。
 それからは、一工程毎にベアリングに触って熱を確認し、熱ければ冷めるまで集塵機を動かして空冷するようになった。

 人間は失敗する事で成長するのだ。

 ところで、ここまで読むと、転居前の方が作業が楽だったように思うでしょ?

 ところがそうではなかった。

 ホームセンターの工作室は冷房が効いて快適だし、玄関にしても日が射す事はない。

 北関東の家の庭先で夏の太陽の日差しをまともに受けながら作業するよりは、格段に快適に作業ができた。

 まさに、案ずるより生むが易し、である。




 

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