12月19日(土)のつぶやき

さて今日は東京・王子にある紙の博物館と上野の国立科学博物館をはしごしてきたのだが、紙の博物館でのお目当ては、企画展「紙で旅するニッポン~北海道・東北編~」。
papermuseum.jp/exhibit/tempor… pic.twitter.com/hsk1v09Nvd

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各地の和紙や洋紙、製紙業の歩みを展示した企画展で、今回は北海道・東北編。製紙、とくに手漉き和紙は、水や原料の調達を必要としたために、全国に多彩な製紙業が発達した。その個性を展示する試み。於、紙の博物館 pic.twitter.com/zSFZo1vc0m

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たとえば、青森県。弘前には南北朝時代に高野山の高野紙が伝えられたという伝説があり、現在でも紙漉沢という地名がある。紙漉きは藩の奨励でさかんだったが、昭和初期には消滅した。津軽凧がなぜ展示?と思ったら、あれも紙だ。於、紙の博物館 pic.twitter.com/Srv6Z4LfvD

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紙で作られている工芸品や包み紙などもあわせて展示されているのが大きな特徴で、日本各地の「紙」の個性を眺めて楽しむことができる。写真は福島県の郷土玩具。各県ごとにパネルがある。於、紙の博物館 pic.twitter.com/nd10QKZpG4

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秋田県の十文字町で現在ただ1軒が残るのみとなった「十文字和紙」。もともと農閑期の生計の一助として行われていたが、現在でも農閑期にあたる冬季にのみ紙づくりが行われているという。於、紙の博物館 pic.twitter.com/NMzOH7AOqU

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そんな故事来歴を知ると紙の荷姿も魅力的に見える。写真1枚目は岩手県の「遠野延紙(のべがみ)」。江戸~大正時代に大福帳に用いられた。2枚目は山形県の「麻布紙」。奈良の吉野より伝わり漆濾しに用いられたが、数年前に途絶。於、紙の博物館 pic.twitter.com/mW9JZDaQPE

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宮城県の白石ではトラフコウゾを原料に、和紙の強靱さを活かして、紙衣や紙布もつくられた。写真の上に写っているのが紙衣の財布に、紙布の反物。於、紙の博物館 pic.twitter.com/3ZL7PpPo8p

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だが、各地の地域固有和紙は、消えつつある感は否めない。先の宮城県の白石和紙も最後の1軒が2015年に廃業。東大寺の修二会で用いる紙衣(写真)も手がけていたのだが。於、紙の博物館 pic.twitter.com/BV7nE4mRu6

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スタッフの方がおられたので、話を聞いてみたら、修二会の紙衣についてはまだストックがあるそうで、それがなくなるまでに東大寺さんの方で次の入手先をさがすのではないかとのことだった。於、紙の博物館 pic.twitter.com/pUEaERNTkl

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正月飾りなどの切紙の展示も。紙は清浄なものというイメージがあり、祭礼や年中行事には紙(例えば御幣)がよく登場するが、オカザリ、キリコなどと呼ばれる正月飾りは東北地方に特徴的なものだという。於、紙の博物館 pic.twitter.com/M6HdpgsX8q

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宮城県気仙沼市の琴平神社の切紙(写真の上の方)は、宮司が1人で製作し、1つ作るのに2時間以上かかる。氏子に授与し終わったあと、正月早々から翌年の分を切り始めることもあったというから、ただことではない。於、紙の博物館 pic.twitter.com/wJ23oMI67v

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岩手県一関市・曽慶熊野神社の「オカザリ」は鯛と俵を表現したもので、神棚の前に飾られるが、天井の高い古民家が減っていくのにともない、この切紙も飾る場所がなくなり、姿を消しつつあるそうだ。於、紙の博物館 pic.twitter.com/oPDhPL7Swt

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地域固有の和紙のみならず、紙を用いた民俗行事も消えてゆく傾向にある印象だ…。だが、(一部は残るかもしれないが)消えつつある時期だからこそ、このような企画展を開催する意義があるのだろう。於、紙の博物館 pic.twitter.com/HxHhrhYFfr

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アンティーク家具と1500冊の書籍に囲まれた“秘密の書斎”、カフェ&バー「十誡」銀座に誕生 fashion-press.net/news/20746 pic.twitter.com/uIm5aCHCd7

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ご感想のツイートを沢山いただけたので、まとめを更新して、まとめの中にツイートを入れさせて頂きました。「「中国」最古の鉄器が出土!場所は新疆ウイグル自治区。伝説の武器昆吾の剣は本当にあった!?鉄の民「狄」が中原諸国を圧.. togetter.com/li/913898

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「13世紀から16世紀にかけて、地中海世界とブラック・アフリカとをむすぶサハラ縦断塩金交易の要衝として知られ、「黄金郷」と憧憬されたトンブクトゥ。…」
⇒応地利明『トンブクトゥ 交界都市の歴史と現在』臨川書店 rinsenshoten.blog.fc2.com/blog-entry-49.…

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「…当時のスケッチ資料や情報などから、商業都市にとどまらないその実像を明らかにし、著者が近年行った臨地調査の成果も交えつつ、現在に至るまで盛衰を繰り返してきた沙漠の港市とそこに生きてきた人びとのすがたを、実証的にかつ壮大なスケールで描き出す!」
約434頁 予価16,000円+税

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