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ブログはじめました/2011/12/10

さんかく座銀河M33と1994年製のシュミットカセグレン望遠鏡 2016年11月5日

2016-11-05 20:54:43 | 星空

前回書き込みをして以降、多忙で何と2か月も過ぎてしまいました。来てくださっていたみなさま、失礼いたしました。
今年の秋は、「星空を見ることが出来るすっきりとした晴れの日」が非常に少なかったですね。。
昨夜、久しぶりに快晴だったので庭先から天体を撮影しました。夜間は0度まで下がる北信濃の晩秋、いくつか撮影したもののひとつ、
さんかく座の銀河M33です。

ベテラン諸兄の作品では、高度な撮影技術と画像処理で周辺から中心への渦巻がうねるように見えていますが、当方は超高感度短時間露光
の写真10枚をコンポジットした後に簡単な処理をしただけなので、このくらいが精一杯です。 ただ自分としてはとても満足しています。
というのは、撮影に使ったのは、1994年に購入し既に22年が経過したミードのシュミットカセグレンLX200-25 F6.3で、正直これほどまでに
明瞭に写るとは思っていなかったからです。
この望遠鏡、下部のピラーを含めると重量は数十キロに達し、加えて筐体も非常に大きく、車輪を付けているものの物置から出して極軸を合
わせるだけでも気合が必要で、しかもシュミカセ特有の筒内気流があるため、鏡筒の冷却をするための時間に余裕のある日でないと使用が難
しいこともあり、1年に1度出番があるか無しかという勿体ない状態が購入時から続いていました。
ところが最近になって久しぶりに整備した際に改めて光軸を追い込んでみると、以前から考えていたよりも相当に鋭い像を結ぶことが判り、
またこの個体の特徴かもしれませんが、ミラーシフトが殆ど無く(これは購入時当初から気づいていた)、電気系統にも異常は見られず、なら
ばと今回冬になる前の晩秋の夜空に向けてみたのですが、1600mmという長焦点距離とF10が主流のシュミカセでは明るいF6.3という鏡が、中
短焦点では見られない宇宙の様子を写し出してくれました。 シュミカセは周辺部の収差がかなり増えるので、有効な撮影範囲はフルサイズ
だと1/2から1/3程度に限定されるのは仕方ありませんが、中心付近でこれだけの像をたたき出す能力を持っているのに22年間も殆ど眠ったま
まの状態で、可哀想なことをしたと思います。一時期は、物置のスペースを確保するために手放すことも考えましたが、思いとどまって良か
ったです。
昨年購入した簡単な操作でかつ優秀な性能のオートガイダーM-GENの手助けもLX200の性能引き出しに貢献してくれています(当初赤緯方向の
補正動作が全く機能しない症状が見られましたが、原因はLX200のGUIDE入力端子の接触不良だと判り、簡単に直りました)
このタイプのLX200は、製造が終了してから既に久しく、電気回路やモータが故障したら直すことは殆ど無理ですが、正常に動作する間は今ま
での分も有意義に使っていくつもりです。

2016.11.04   Meade LX200-25 F6.3  SONY α7s  ISO20000 4000K  30sec ×10pic   Guide M-GEN

 

ジャンル:
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