歌うサラリーマン(ボイストレーニング)

歌は、楽しいもの。うまく歌えたらもっと楽しい。そんなちょっとしたお手伝いのページ。(完全に「今日の街ネタ」化してるけど)

グランメゾン”シェ・イノ”でフレンチを

2007年11月17日 02時45分46秒 | Weblog
11月22日に発売予定の日本版ミシュランで、星は確定と目されるシェ・イノ。あとは星の数だけか。世界中の暇な金持ちたちでごった返す前に行く機会を得られたことは、本当に幸せなことだ。

一応断っておくが、僕はフレンチ初心者である。にも関わらず、日本どころか世界に名だたるグランメゾンに足を踏み入れることができたのは、導いてくれた人がいたからだ。この方からは、本当にいろんなことを教えていただき、感謝している。堅苦しい印象しかなかったフレンチを、リアルな目線で体感させてくれる。

さて、最初の写真は、今回このお店を訪問したメインの目的でもあったジビエ。山鶉だ。とても香りが強く、ジビエの醍醐味を堪能させていただいた。


↑次は、井上旭シェフのスペシャリテ”マリア・カラス”。シェフがフランスにいた頃ソプラノ歌手マリア・カラスに、と作った料理で、当のマリア・カラスが気に入り、何度も繰り返しオーダーしたことからこの名がついた、というようなことだったと思う。物語のある料理は、かくも美しい。


↑こちらは、1990年のビンテージシャンパン。1990年が当り年だったことは、僕ですら知っている。


↑そして、シャンベルタン。正真正銘、まさに本物のシャンベルタン。先にも書いたが、僕はフレンチ初心者である。ワインも同様。だけど、さすがに今回は下調べをした。そしてそこで気になったのが、このシャンベルタンというワイン。詳しいことは他のホームページに譲るが、僕が知っているワインとはもはや違う飲み物だった。ゴールデンウィークに飲んだグラン・エシェゾーと同じ方向性の香りがする。ソムリエの伊藤さんも太鼓判を押していた。


↑高橋支配人。物腰の柔らかい、とても魅力的な方だ。






↑テーブルにさりげなく飾ってある装花は、控えめにテーブルを明るくしてくれていた。

また訪問する機会(というか、その他もろもろを含め・・・)はあるのだろうか。贅の限りを尽くしてしまったような気もするけど。

こういうレストランの世界を知ってしまうと、食文化という言葉を、改めて考えさせられる。工業化された食にはない、プライドと世界観がある。せめて今日の思い出だけでも大事にしたい。

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1 コメント

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21世紀の食文化 (シェフ☆)
2007-11-17 14:19:13
ドゥーツの1990プレステージ・シャンパーニュから
スタバのチョコレートミントモカまで、
自由気ままに堪能できる日本という国は、
食に関しては豊かで奥行きが深いですよね。

全て楽しんじゃっている「歌うサラリーマンさん」は、
21世紀の食文化の醍醐味を満喫していますね。
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