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サイナスリフトしてはいけない症例

2012年02月20日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

こんにちわ、即時荷重の鬼、マツゲンことゲンちゃん先生です。

今日は、特徴的なCTレントゲン写真が撮れたので、その関係でお話をします。

サイナスリフトの危険性、歯科用CT(画像の質が良いもの)は必須である、と言う内容です。

 

上顎の臼歯部で骨の厚みが少ない場合、昔はインプラントを諦めないといけませんでした。

しかし、15年ほど前からサイナスリフトと言う骨の厚みを増やせる手術が始まり、ここ2〜3年、骨がなくてもインプラントが出来る、と言う事で非常に盛んにセミナーや講習会が行われ広まっています。

昔は諦めなければいけなかったのが、取り外し式の入歯ではなく、インプラントで固定された歯が入れられると言う夢のようなお話として患者さん、歯科医両方に知られるようになっているようです。

これもGBR骨造成手術と同様に、従来の歯科医の仕事の範疇を大きく超えるもので、使いこなせるDRはステータスが高い、腕があると評価されるもので、その為なのか、取り組みたい、やれるようになりたい、と思われる歯科医が増えているように感じます。

が、私は天邪鬼なので、サイナスリフトを安易にしてはいけない、かなり腕に覚えのある歯科医だけがするべきである、と一般化するのに対して否を唱えます。

その理由として、非常にハイレベルな手術である事と、今回紹介しているCTレントゲン写真を診ると分かるように、骨の中を結構太い血管が走っている、それは通常の歯科用レントゲンではまず分からない、と言うのがあるのです。

 

右斜め上に楕円形の穴が見えるでしょう。

これが上顎の頬側の骨壁の中に走っている血管なんです。

結構太い血管です。

 

もし、何も分からないで、通常のサイナスリフト手術をして横から壁を開けようとして骨を切断して行ったら・・・

この血管を切らないで、見事に壁を繰り抜ける歯科医は、相当のゴッドハンドです。

私には自信がありません(だからサイナスリフトはまずしません)。

 

今流行りのピエゾデバイス使っても、この完全に骨の中を走っている血管を除け切るのはかなり難しいでしょう。

普通に考えれば、血管を切って大出血を招くでしょう。

そうなると止血しないといけませんが、これがとても難しいんです。

止血出来るのも相当の腕ある外科医でしょう。

 

一応助言しますが、こう言う太い血管を出血させたら、止血させるにはこの血管を見つけて縛るか、挟んで止めるしかありません。

大出血の海の中で、血管見つけて縛るとか挟むとか、相当のハイレベルです。

 

今はキトサンで生成されている止血専用のモノがあり、これがかなり止血効果が高いですから、万一の時には出血しているあたり全てをこれで抑えて止まるのを待つのも可能かも知れません。

 

いずれにしても、大事故に陥ってしまう危険性が大なのです。

 

ですから、相当に腕に覚えのある歯科医以外は手を出さない、これが大事だと思います。

 

危険性を避けるには、歯科用CTを診る。

それで避ける手術の仕方を立案する。

これしかありません。

 

患者さんは、もしもの場合先生は止血の自信がありますか?大出血避けられる手術計画を立てられますか?と質問されるのが良いでしょう。

歯科医側は、万一に備え止血の手技を学ぶ事、解剖に精通する事、危険性を徹底的に排除する計画を立てること、です。

 

医療側の出す甘い言葉、甘言にはよくよくご注意をされるようお願いします。

 

 

世界最小被爆による歯科用CTによる精密な治療計画、それを忠実に再現するライト付き10倍の拡大視野による丁寧で且つスピーディな手術、これらにより麻酔の切れた直後から痛くなく綺麗な仮歯が入り、炎症が最も出る48時間後でも腫れない痛くない、そのまま快適なまま治癒期間でも審美的な仮歯で過ごせ、そして長く安定する審美的な経過。

そんな夢のような理想的インプラント治療を受けたい患者さん、学びたい先生は、どうぞお問い合わせ下さい。

03−3775−0044まで。

 参照:http://www.samurai-implant.com/

 

 

 

ジャンル:
健康づくり
キーワード
サイナスリフト インプラント レントゲン写真 ゴッドハンド
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恐ろしや (マキちゃん)
2012-02-22 14:39:24
恐ろしいCT画像ですね。
やはり、あるとわかっていても危ないところには近づかないほうが患者さんにも我々にも良い事ですね。何しろ患者さんを傷つけずに済みます。
また、勉強になりました。
牧田護

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