次の休みは…

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

別れの時が…

2017-08-13 09:33:55 | じぃちゃん…またね
ばぁちゃんと私が処置室に呼ばれた

さっき撮ったばかりのCT画像がモニターに映し出されていた

脳幹のところで出血しています
出血がドンドン拡がり…搬送…時間が…人口呼…

医師は画像を見ながらゆっくりと淡々と説明をしていきく

よくわからない画像と理解するには早過ぎる医師の言葉とカーテンの向こうから聞こえてくるじぃちゃんの苦しそうな呼吸と…

ハンカチを握りしめたばぁちゃんの手が小刻みに震えているのが目の端に見えた

私がシッカリして決断しなきゃ…

病院に着くまでにかなりの時間がかかった
間に合うものなら緊急手術になっていた…または大きな病院に運ばれていたはず…
今ここで落ち着いて喋る医師…
元の状態には戻らない…ってことなんだ…

…で、どう希望されますか?

人口呼吸器で延命をするか今処置しているように喉にチューブを入れ気道を確保して自発呼吸するか

自発呼吸って…こんなに苦しそうなのに…
どれぐらい生きられるのですか?

それは何とも…
今日かもしれないし、1ヶ月、2ヶ月…
本人が呼吸できる限り

親の死
考えなかった訳ではないけれど真剣に向き合う事は無く、向き合う事を避けていた気がする
特に話し合いや決め事などもなかった
ニュースやドキュメンタリーのテレビを見てる時などに

延命はしなくていいからな!だとか
ばぁちゃんは
死んだら海に撒いてよね〜と言う
そんな会話をする度に、私は寂しさと怒りを感じていた

あのね〜
言うのは自由だけど何かに書いておいてよね💢
墓にも入れずに海に撒くなんて!なんて親戚から責められるのは私なんだからね💢と

そんな事を怒ってる訳ではないのだ
親の「死」を考えたくないワガママ娘のジレンマかな…


以前に…まっ、母もですけど
もしもの時は延命はしないでくれと言ってましたので…

では、自発呼吸で様子を見ましょう
よろしいですね?

はい…よろしくお願いします

最新の画像もっと見る

コメントを投稿