元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「悲願成就!」

2014年02月26日 | ふるさと
私の住む集落から、市街地に抜けるトンネルが完成。
全長1㎞弱、総工費22億円、時間にして数分の短縮。
精神的・物理的プレッシャーから解放されることは大きい。

川沿いの旧道は狭い上に、トラックの通行量の多い県の幹線道。
車の間を縫って、通学の高校生の自転車が通ります。
この危ない道のバイパスが、新しく出来たトンネル。

私自身がおよそ50年前に、自転車やバイクで通学していた頃は、確か砂利道。
かみさんと一緒にUターンしてこの道を再び通ります。
帰って間がない頃、トラックを交わす為に待っていたかみさんの車が追突されたのもこの旧道。

     

このトンネルの開通式に地元代表で、招待されて出席。
式には、県や市の要人、トンネル完成のために尽力してきた人たちが出席。
「祝完成」のくす玉割にも参加、初めての体験です。

そして トンネルを通行し始めて数日。
真新しいトンネルは、走る車の巻き上げるセメントの粉がまだ舞って居ます。
雨が降るとこのほこりも落ち着くでしょうが。

トンネルは中央部付近に向いわずかに登っていく構造。その上カーブも。
排水をスムースにするためと、固い岩盤を避けるための設計かもしれません。

     

総工費22億円を町内の総人口(旧町内)で割ると、一人あたり70万円ほどかかった勘定。
利便性とコストを天秤にかけると利便性に軍配?

市街地と旧郡部を結ぶことで、流通や人的交流が発展する可能性も大。
しばらくは、このトンネルをワクワクしながら通る毎日です。


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「65才からの年金は・・・」

2014年02月21日 | お金、投資
65才になり満額の年金を受給中です。そしてまだ在職中で厚生年金を払い続けています。
年下の伴侶が居ることで年額40万円弱の加給年金も加わり、喜んでいたのもつかの間・・・。

65才の誕生日を過ぎてしばらくして、一通の封書が年金機構から届きました。
かみさんの年金が大きく変わるとのこと。
現在は、私の扶養に入れているため、三号被保険者。つまり年金を払っていません。

しかし私が65才に到達すると三号から一号へ。
厚生年金から国民年金に移行するのだそうです。
その手続きのため、夫婦の年金手帳を私の勤務先に出せとのこと。
もし扶養になっていなくて、厚生年金・共済年金を払っている人は以前と変わらずです。

満額の年金、その上加給年金をもらえるところまでは順風満帆。
しかし いいことばかりではありません。
かみさんには、今後は扶養を外れて、パートでなくしっかり働いてもらおうかと思っています。
しかし50代後半になると、おいそれとフルタイムの求人があるとは思えません。

しかし俄然張り切っているかみさん。
やりたいことがあるそうです。資格を取りたいとも・・・。
女性の方が、思い切りがいいのか、度胸があるのか?
扶養という「私の傘」を離れることで、「強さ」を発揮しそうです。

画像  かみさん自慢のチーズケーキ(けっこう いけます)
コメント (2)
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「新見ウィンドアンサンブル定期演奏会」

2014年02月10日 | 音楽
昨日かみさんと地元の吹奏楽団の演奏会に出かけました。
大雪の翌日とあって、道路の両端にはまだ雪のかたまりが。

早めに会場に入りましたが、お客さんはちらほら。
大丈夫かなと思いましたが、開演前に続々と増え、満席とは言えませんがそこそこの入り。
団員でもないのに少し気が揉めます。

オープニングは岡山ゆかりの「桃太郎」メドレー。
聴きなれた曲のため、会場はリラックスムード。
三曲目の、吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」で演奏者に緊張感が漂います。
吹奏楽の課題曲にもなったこの曲、各パートに高いテクニックが要求されるのです。

二部は賛助出演の中学校の出番。
楽器の習熟度のばらつきは仕方ありませんが、チューニングをもっとしっかりすると楽しめたかも。
中にはうまい子もいて、将来が楽しみです。

我が家の三女、四女も中学校から吹奏楽に。
トランペット志望ながら、編成の関係でトロンボーンにコンバートされた三女。
ジュニアオケでチェロを弾きながら、吹奏楽ではユーフォニウムを吹いた四女。
でも娘たちの演奏をじっくり聴いたことはありませんでした。父親失格です。

三部はウィンドの定番、「企画ステージ」。
スライドを使ってのストーリー仕立て。楽しめました。
中でも、アニメヒーロー集、山本リンダの「どうにもとまらない」は」面白い。
定期演奏会も14回目となると、シナリオ作りが大変だったでしょう。

10周年の時、恩師保科先生にお願いをして、新見においで頂き「風紋」を指揮していただきました。
事前練習に何回も足を運んでいいただき、指導してもらったのがいい思い出です。
このときは県下全域はもちろん、近県からも、来場者がありました。
保科先生の吹奏楽界におけるステータスを感じた演奏会でした。

今回私の涙腺が緩んだ曲があります。それは「ディズニーメドレー」。
東京に住んでいたときに四人の娘たちとよく「ランド」に行きました。
嬉しそうな幼い娘たちとの触れ合い、「帰らぬ日々」を急に思い出したからです。
横で聴いているかみさんも歳をとったなと思った瞬間、胸が詰まりました。
もっとも、私抜きで上京し、娘たちとライブを楽しんでいるかみさんには、わからないでしょうが。(苦笑)

音楽は、時空を超えさせる「タイムマシーン」。
その想いを強く感じさせてくれた「新見ウィンドアンサンブル」の演奏会。
団員の方に感謝申し上げます。

     



コメント (2)
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