元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「ブログ再開」

2010年10月29日 | Weblog
ようやくパソコンがきました。
修理でなく、新製品購入での決着。

「キュウ」という「鳴き声」とともにダウンしたノートパソコン。
原因は電源部の故障、ハードディスクは生きていました。
おかげでデータが残り、吸い上げることができたのです。
数千枚の写真や神社関係の書類が助かってほっと一安心。

この作業をしてくれたのが、珈琲屋「あるれ」で知り合った知人。
かつて破損したデジカメの画像を復元してくれたのもこの人。
面倒くさいチェックと復元作業。

量販店でも、専門店でもないこの人に新しいパソコンを手配してもらいました。
かつての恩義に報い、メンテ能力に期待したから。
購入したのはメモリー4GB、ハードディスク640GBのアメリカ製ノートです。

自宅で10日間もパソコンを触らなかったのは久しぶり。
おかげで読書三昧の秋を満喫。面白い本にも遭遇。
でもなぜか世の中と隔絶した隠遁生活のような感覚でした。

休止中のブログにも拘わらず、毎日多くのアクセスがあり、再開を焦ったことも事実。
いただいたコメントに返事も書かなくては・・・。

どうもパソコンが体の一部になっているようです。
所詮道具であるはずなのに。

ブログが書けるありがたさを感じています。
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「ブログ更新 一時休止のご連絡」

2010年10月19日 | Weblog

昨晩 パソコンが「キュウ」というネズミの声のような音とともにダウン。
そのあと電源も入らず、ウンともスンとも言いません。
ハードディスクがいかれた可能性大です。

修理するまで、もしくは新品と交換まで、更新しばらく休止します。
いつもお読みいただいている皆様には申し訳なく思います。
復旧次第 再度 アップの予定です。

いただきましたコメントの返信も遅れますのでご了承ください。

(追伸)
ご心配をおかけしましたが、転落による負傷ではありません。
昨日 友人のクリニックでレントゲン検査の結果、骨に異常なしとの診断です。
ただ 背中の痛さは多少残っています。
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「転落」

2010年10月18日 | 日常
頭から真っ逆さまに落ちました。
高さがわずか数mだったため大事に至らず。

今朝から、総代を務める神社の草刈り。
境内の裏山の急傾斜地のため、危ない作業です。
それも傾斜が途中で切れている地形。
「虫の知らせ」か、不安な予感が。

運動靴のため草を刈っている間 滑り気味で、恐怖感を感じていました。
草刈り機で刈っている間は、慎重に足場を選びなにごともなかったのですが。
熊手を持って刈った草を集めている最中、ついに落下。気の緩みです。

落ちる瞬間、傾斜地の先に石垣が見え、「頭はまずいぞ!」と思った記憶が。
そのあと体が一回転、背中をしたたか打ち、息ができません。
頭は軽く打っただけ。意識も継続しています。

転落を見ていた人によると、子供のように丸まって落ちて行ったそうです。
本能的に頭を打つのを避けたのでしょう。
皆が心配して駆け寄ってくれました。
呼吸が楽になったあと、作業を続けます。

今週 友人とのゴルフを予定していますが、明日の検査結果次第。
背骨の骨折やヒビでなければいいのですが。
足が弱って踏ん張りが利かない歳になってきたようです。

今 この日記を書いている間も背中は痛みます。
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「血縁」

2010年10月16日 | ふるさと
数日前、親戚の通夜と葬儀に出席。
弱った足のため、母親は通夜にのみ出席。
出席者のうち、多分最高齢。亡くなった人より年上です。

弔問に訪れたのは、子供時代に訪問した親戚。
かすかな記憶を頼りに、車で30分の夜道を通夜に出席し、感じたのは「血縁の力」。

私には、列席のメンバーの顔がほとんどわかりません。
しかし 88歳の母親は挨拶の相手毎に親・兄弟・親戚の名をあげ、打ち解けます。
ボケもせず、昔の記憶を手繰り寄せます。

田舎の親戚でも顔を合わすのは、葬儀と祝い事のみ。
その場が「情報交換」の場、出席メンバー以外の近況も知らせ合うのです。

お互いに家を訪問しあう関係が希薄になったのは田舎でも同じこと。
盆や彼岸、法事、秋祭りは、関係力強化の絶好のチャンスだったのでしょう。
幼いころ、秋祭りに親戚を訪ね歩いた記憶が・・・。祭りのご馳走が目的でしたが。

葬儀後の会食の席で、長老が私に話しかけます。
「母親を連れて遊びに来なさい」
「遠慮なく訪ねることができるのが親戚というもんじゃ。」

家に帰り母親から親戚関係のレクチャー。
話す母親は少し得意そう。ゴッドマザーの面目躍如です。

画像  新見市の中央に位置する城山(市街地、前を流れる高梁川)
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「ビギナーズ ラック」

2010年10月13日 | 農業
大豊作です。

農業2年生の米作り。
新品種と天候が後押ししてくれました。
過去の最高新記録に並ぶ快挙です。

我が家の稲のみが残っていた田んぼ。
ようやく稲刈りが終わりました。
新品種「きぬむすめ」は期待に応えてくれたのです。

刈ってくれた近隣のプロの話です。
「田んぼの残留肥料が効いたのでは・・・」
品種を変えると、収量が大幅に増えることがあるそうです。

後は、米の味がどうか?
コシヒカリを片親に持つ新品種のため、まずいわけがないとの太鼓判も。
近隣が注目する中での、農業初心者に天が味方。
来年はこの品種を育てたいとの人も出てきました。

昔の米作りに比べ、最近早くなった農作業。
5月の連休に田植え、9月初めには刈り取り。
サラリーマンが作業しやすいスケジュールです。
端境期を狙った新米出荷も当初の理由だったとか。

6月の田植え、10月の収穫が本来の米作り?
初夏の長雨の影響を受けずに、盆明けの好天に恵まれる確率は高いはず。
ただ 台風襲来のリスクはありますが・・・。

新米の提供を多くの人に約束。
喜んでもらえる農業のだいご味です。
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「桃太郎」

2010年10月11日 | 食べ物、飲み物
通常 「桃太郎」と言えば、昔話。
岡山県では、ブドウとトマトの代表的ブランド。
中でも ブドウはとびきりの高級品。
「桃太郎」は、瀬戸ジャイアンツの愛称です。

今朝 母親が弟と栽培農家を訪問。
予約の「桃太郎」を引き取りに行きました。
持ち帰って新鮮なうちに知人に配ります。

遠隔地は宅配便で。
このブドウを待つ知人が多いのです。
東京の娘たちにも在宅時間をメールで確認し、時間指定で送りました。

桃太郎は、皮ごと食べるマスカット。その上種なし。
果物店に並ぶことも少ない貴重品。
固めの果肉と噛んだときのしゃきしゃき感は独特。上品な甘みと香りの極上のブドウ。

勤務先のメンバーへは週明けに。
食べたことのない人が結構います。
ピオーネの産地の新見でも、このブドウ栽培は難しいらしい。

旧川上郡で「桃太郎」を最初に作り始めた栽培農家の主人の言葉。
まず 土壌、そして標高差による温度差、全方向まんべんなく通る風。
三拍子そろわないと美味しい「桃太郎」はできないとか。

食べ始めると止まらない「桃太郎」。「贅沢」を味わえる田舎の秋です。
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「錆びたゴルフクラブ」

2010年10月09日 | 好きなこと、もの
二年ぶりに開けたゴルフバッグ。ふるさとに引っ越し以来です。
グリップはカビだらけ、サンドウェッジはソールに錆。
悲惨な状態です。

今月 集落の仲間と久しぶりのゴルフを予定。
ガレージに放りっぱなしのバッグを取り出し点検です。
埃まみれで触るのも憚られるバッグの表面。

仲間に教えられ、グリップは中性洗剤で拭くことに。
錆はどうするか悩みます。

もともと運動音痴の私。
ゴルフも上達しませんでした。
ドライバーはまともに当たったことがなく、アイアンはトップかざっくり。

それでも ラウンド中に一球か二球会心の当たりがあるとそれで満足。
青空と緑の中のプレーでストレスを発散していました。

前職の会社は、スポーツ部門でゴルフクラブを生産・販売。
そのため ほかのメーカー品をバッグに入れるわけにはいきません。
接待時やコンペでバツの悪い思いをしたくないためです。

近隣の仲間は、裏庭に芝を貼り、いつもパットやアプローチの練習。
川に向かって、ドライバーをフルスウィングで打てる好環境。
都市部に住むより、田舎のほうがゴルフ好きには向いています。

錆ついたクラブと「腕」。(錆つくほどの腕はなかったかも?)
楽しみでもあり、空振りが不安な私です。

画像  神宮球場横の練習場(多分日本一高い価格、東京時代に行きました)
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「秋は和菓子?」

2010年10月07日 | 食べ物、飲み物
岡山から新見への帰途、以前から気になっていた店に立ち寄りました。

岡山市北区の一宮の和菓子のお店です。
ここは本店でなく出先。家族の住む家から近い原尾島の店はたまに訪問。
美術館を持つ、この菓子処はユニークな存在です。
中でも「北大路魯山人」のイベントが有名。

秋は果物の季節。
果実をふんだんに使い、お菓子にするノウハウのあるお店。
今のシーズンは、柿・リンゴ・梨・栗などをうまくアレンジし、ネーミングも秀逸。
「熟柿の郷」「紅蜜りんご」「梨乃果」「津弥栗」などなど。
今年は酷暑のため、果物は不作の年。材料の確保に苦労があるのでは?

88歳の母親は、ケーキより和菓子大好き。
その母親へのお土産として食べさせたくて、店内に。
店員さんにお願いし、15種類の菓子をばら売りしてもらいました。
数を頼んだのは、どの味が気に入るか、わからなかったため。

持ち帰った菓子を見て、母親は、あまりの種類の多さに驚き、興味を。
食べる順番を賞味期限の短いものからにしたのは、いかにも母親。
一番高いお菓子ひとつがケーキ数個分の価格と知り、「もったいない」の連発。

私はメタボのため、できるだけ避けている菓子ですが、その美しさには感動。
どれも「目に美味しい」和菓子です。

お店の名前は「源 吉兆庵」、文化も併せて提供するお店です。
(社員でも、関係者でもないのについPRしてしまいました。)



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「焼き米(やっこめ)」

2010年10月04日 | 農業
今年も焼き米(地元では「やっこめ」)作り終了。
手間ひまのかかる古来からの製法です。
保存方法の一種でもあり、田舎の間食だったようです。




青刈り(未成熟の稲)し、脱穀します。
少量のためコンバインは使えず、手作業です。
昔の農機具の足こぎ脱穀のため、運動不足の私には堪えます。

そのモミを流水で、実のないモミやごみなどと選別。
そのまま4~5日 水に晒します。
そして大釜で煎るのです。これは母親の役目。
焦がさないためには、経験が要ります。




唯一我が家でできない工程はこの煎った米を搗(つ)くこと。
昔は水車で搗いていたらしい。
町内の人にお願いしました。母親の知人です。

今日出来上がりました。出来栄えは「青く」きれい。
青刈りのタイミングが難しいのです。
米としてみのる寸前の稲が最高。

早速 少量づつ袋に詰め、近隣に配ります。
「焼き米」を待っている人が少なからずいるため。
昔を懐かしみ、小さいころ食べた味を求めているのです。
手間がかかるため、もう近隣では我が家のみ。個人では岡山県内でもわずかかも?




食べ方はいたってシンプル。
熱いお茶かお湯を注ぎ、塩で味付け。
しばらくおいて、柔らかくなったころが食べごろ。
素朴な味。香ばしさと米のうまみのハーモニー。

母親が元気なうちは続けます。伝統の継承のためにも。

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「配達弁当?もどき」

2010年10月02日 | 食べ物、飲み物
勤務中の午後、突然携帯電話。発信はかみさん。
家族からの仕事中の電話は心臓に悪いのです。
88歳の母親の安否に関わることでは?・・・と心配なため。

接客が落ち着き ようやく電話を。
かみさんが「今から赤飯を職場に持って行きたいのだけど・・・」
「えっ!」私には何のことやらわかりません。
母親が電話を代わって「大量に作りすぎた赤飯を今から職場に届けるよ!」

この日は、かみさんが仕事を休み、岡山から新見へ来ている日。
集落でのお遍路さんの接待のためです。

新見でも88カ所巡りのお遍路さんに集落が接待してきた風習。
接待をすることでも御利益があると昔から続けてきた行事。
地元では「お大師っさん」と呼んでいます。

今年の秋は我が屋が当屋(接待の責任者)。
足の弱った母親の代役でかみさんが参加。
春の接待時に「予行演習」をしたものの、多分緊張したはず。

今回あいにくの雨、お遍路さんの人数が大幅減少。
そのため赤飯が大量に余ることが判明。
もったいないため、職場の全員に赤飯を配ることになったのです。
弁当の宅配便さながらに・・・。

午後3時頃、母親をナビゲーターにかみさんの赤い車が職場につきました。
職場の全員に配った赤飯。帰宅時の「お土産」です。
母親の仕込んだ「奈良漬」と共に。

職住接近 が可能にした配達です 。
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