
10月上旬に「とっておきの料理宿 東北・北海道編」掲載記事取材のため、北海道を旭川→稚内→紋別→サロマ湖→網走→川湯温泉→別海町→花咲港→厚岸→釧路→帯広→苫小牧→夕張とほぼ海岸線を7日間、約1900kmをcoco-noriと一緒にレンタカーで走った。取材内容は市場&グルメ、駅弁それに宿1軒。数多くの美味しいものに出会った取材旅行だったが、その中でも根室市花咲港にある花咲ガニ直売所&食事処「カネイ水産」には驚かされた。
2軒の花咲ガニ直売所が並んでいる。右側がカネイ水産。大八食堂もブログなどで評判の店だ花咲ガニで有名な花咲港にある水産会社で、朝浜茹でした花咲ガニを店頭で販売している。船からあがったものを直接仕入れているのだから、花咲ガニの価格は他地区の販売店よりかなり安い。これだけでも来た甲斐はあったのだが、さらに店頭にある1枚の張り紙が目に入った。

「サンマ定食」1,000円は高いなぁ、と思ったらその下に1,000円以上買うとその定食がサービスされる、というのだ。「花咲ガニ1,000円ってどのくらいの大きさ?」と元気のいい女将さんに聞いたら、けっこう大きなものを手に取ってくれた。「これを買うと定食がサービスされるの」「そうだよ」。早速注文。しばらくして運ばれてきたのが最初の写真。「サンマ定食」が高いと思ったのは、東京で昼に食べる定食をイメージしたから。でもここのは超豪華。付け合わせがなんと7品も、しかも味噌汁は花咲ガニ。「これっサービスなの?」とまた聞いてしまった。

花咲ガニは最盛期が終わりかけている時期だったが、今まで食べた中で(といって4,5回しかないが)最も美味しかった。それにも増してサンマ、ちょうど時期だったからということもあったが、脂がのって最高!。東京の定食屋ではちょっと味わえない旨さだった。
花咲ガニはタラバガニと同じでヤドカリの仲間。ハサミ(手)が2本に足6本「花咲港は日本での漁期が終わっても、ロシア船が入港しカニを水揚げしていく。だから花咲ガニはもちろん、タラバガニや毛ガニもあるし、しかも他より絶対安いよ」とは女将さん。食事処は10月いっぱいで来春までお休みするというけれど、店頭販売や地方発送は入荷さえあれば冬場でも営業しているとのこと。今年のクリスマスは、家族揃ってのカニパーティといきますか。
(「カネイ水産」0153-25-8988。ホームページなし)










