スペイン母子家庭生活奮闘記☆毎日ドキドキ@マドリッド

夫の仕事でマドリッドにお引越ししたものの、諸事情によりスペイン内別居生活。
母は毎日がんばるよ!

タブラオで観るフラメンコ

2009年02月27日 | マドリッドの過ごし方

タブラオは何度訪れても楽しい。
フラメンコを間近で観るにはやっぱりタブラオである。

カフェ・デ・チニータス(Cafe de Chinitas)は、「食事をする客の席」と、「ドリンクのみの客の席」が分かれており、その真ん中に舞台があり、どちらからも見やすくなっている。
タブラオによってはやっぱり食事までしてくれる客の方がよい席というところが多いのだけれど。

私たちは他で食事を終えてから席につき、赤ワインを飲みながらショーの始まりを待った。



ステージが近いので迫力がある。
踊り手さんの眉間のシワまではっきり見える。



変わったフォーメーションのセビジャーナスはとても魅力的だった。
まったく別の踊りに見える。

こってりたっぷり楽しめてショーチャージ25ユーロ+ドリンク6ユーロ~というお値段は、とってもリーズナブル。
それにこのタブラオはグラン・ビアからもほど近く、観光客にも行きやすいロケーションだと思う。

帰り道はまるでダンサーさんが乗り移ったかのように、眉間にシワ、手首クネクネのフラメンコ・モードでタクシーに乗り込んだのだった。


のみの市のお楽しみ

2009年02月26日 | マドリッドの過ごし方

毎週日曜日の朝、マドリッド南部の旧市街ラ・ラティーナ(La Latina)あたりにラストロ(El Rastro)と呼ばれるのみの市が開かれる。
洋服、アクセサリー、日用品などの露店がずらりと軒を並べるこののみの市、500年以上続く、歴史ある市とのこと。

東南アジア風の雑貨、手作り品、革製品、Tシャツ、などなどの店が延々と続く。





↑フェルトのブローチ。娘の目がクギヅケ。



↑毛糸の帽子。暖かそう。



↑路上ライブ?!

それにしてもすごい人!
メトロの駅からもう満員電車状態。
ぞろぞろと皆ほぼ同じ方向に向かうので初めてでも迷わず露店のある場所へたどり着ける。



このラストロはスリや引ったくりのメッカでもある。
そりゃそうだろう、この人混みだもの。
警察官も鋭い目を光らせる。

あまりの混雑に疲れて早々に退散してしまったが、結構面白かった。
ここに出店するにはどこへ申請するのだろう。
出店料はいくらくらいなのかしら。
今度ぜひ参加してみたい。
日本の漫画とかアニメグッズとか、子供たちの使わなくなったものなんか売れないかなあ・・・・?




雪化粧

2009年02月06日 | 季節の風景

あ、雪が降り出したなと思ったらあっという間にあたりが真っ白になった。
いつもながらマドリッドのお天気はハンパじゃない。
照るといったら照る。
降るといったら降る。





ほんの1時間ほどであたり一面の雪景色。



この日は子供たちの行事があり、みんな学校に集まっていた。
窓の外を見て子供たちがテンションを高めていったのは言うまでもない。



小躍りしながら一人、また一人と庭へ飛び出して行き、あとは見るも無残に白い世界が破壊されつくすまで遊んで遊んで遊びまくる。

気がつくと子供たちは当然のことながらみなずぶ濡れ。
興奮の熱気でほわほわと湯気を発している。
そんなになってもまだ遊び足りない脅威のエネルギー…。

その後数時間で雪は雨に変わり、あれほど積もっていた雪がまるで魔法のように消えてしまったのには驚いた。
夢のような一瞬の銀世界だった。