我が家の24時間換気システムは、自然吸気で排気のみ強制的に行う、いわゆる第3種換気システムを導入した。理由の第1位はランニングコストが安いこと。給排気を計画的に行う第1種の10分の1の電気代で済むことが、なんとも魅力的である。第2位は、吸気口が壁に穴を開けそこにファンを取り付けるというシンプルな構造のため、メンテナンスがやりやすいこと。前回も書いたように、ダクトはすべて壁に埋め込まれてしまうので、汚れてもメンテナンスが出来ない。せめて吸気の方だけでもメンテナンスしやすければ、汚れや虫が入り込む確率が低くなる。又聞きだけど、第1種の換気システムを導入したお宅では、吸気のダクトの中に小さい虫やほこりがこびりついており、ぞっとしたということだ。本来なら、24時間換気なんて要らないと言いたいところだけど、これは法律で決まっているので仕方が無い。またＲ社は高気密・高断熱住宅なので、換気システムがあれば万が一を防止できるのである。もっとも現在は24時間眼無画換気の社宅暮らしなので、実際は換気には無頓着なのである。
