Handbike Team WILD HAND Over35

車いす・ハンドバイクの販売、メンテナンス、シーティングの「WILD GATE」の情報発信の気ままなBlogです。

やっとマウンテン。

2012年11月25日 | のらりくらり日記
よーやくアップグレードできました。
「Snapz Pro X」ってソフトが、Mountain Lionに未対応だったので、
メインのPCを残したままでしたが、これで快適な環境になりました。


ついでに13インチのMaxBook Pro追加(自分のじゃ無いけど)


Mountain=山ってことで、手持ちのApple製品を積み上げてみたりして


下から、メインの15インチ、13インチ、MacBook Air 11インチ、iPad mini、iPod touch...

うーん、これで17インチがあれば爽快な、おばかな絵面だな。

県民健康管理調査

2012年11月19日 | のらりくらり日記
県民健康管理調査「基本調査」結果通知在中なる通知が送られてきた。


私の、3月11日から7月11日までに
受けたと推定される

外部被ばく実効線量

およそ1.1ミリシーベルトです。



放射線の目安(参考)では、世界の年間自然放射線の世界平均が2.4mSv。日本は1.5mSvと、健康には影響の無いレベルですよ。ってことらしいが、これってあくまで「推定される」とか「目安(参考)」レベルだよね?

この福島県県民健康管理調査「基本調査(外部被ばく線量の推計)」の回答率は平成 24 年 7 月 31 日現在で、22.8%だそうだ。

それでも、私はここで生きて行くのだよ。

ドイツ旅行記 Part4 デュッセルドルフ福祉機器展 2日目

2012年11月14日 | のらりくらり日記
デュッセルドルフ福祉機器展2日目。
前日にだいたい回ってしまったので、さほど面白いものがないと思っていたのだが、意外と見忘れていたり、気づかない出店もあるぐらい広大だった。

 


矢崎のイレクターみたいな車いすなんだけど、素材は「マグネシウム」という超軽量の車いす。デザインは別として、こういった素材での車いすもアリってことだね。

ドイツでの、高齢者の中途障がい者、いわゆる「片麻痺」などの障がいをを抱える人口も多くなっているようで、こういった急性期から初期のリハビリに使うモノも出店されていた。



 







簡易型ではあるけど、手指や足首の変形を防ぐ自助具的な装具です。販売元はもともとは洋服を縫製している老舗らしいですが、なるほどと考えさせられる作りである。短下肢装具のように、型を取って固定するようなわずらわしさもない気軽な作りだ。

ホイールもこういった独創的なデザインが印象的。軽さも重要だけど、これかららこういったユニークなデザインでの自己主張も重要な選択肢だね。








チタン素材に、模様を付けることも、塗装とは違ったセンスだよね。


チェアスキー(モノスキー)に関する展示も多く、スキーが盛んなことがうかがえる。日本じゃ福祉機器展で見ることが希なくらいなのにね。




















さて、プロアクティブのブース。


工業製品としてのクォリティも高く、質実剛健な車いすであり、ハンドバイクのラインナップも豊富。







昨年のテーマカラーがオレンジに対して、今年はグリーンなのかな?とても印象的な色使いだよね。



















社長が熱くて、小1時間ほど捕まってしまった。

珍しいAPのブース。日本には入ってきていない。チェアスキーとハンドバイクのラインナップがクール!




















試乗していーよって言われたので、乗ってしまった電動マウンテンハンドバイク。



会場外で、乗り回したけど、パワーがモリモリ!ステアリングがガチガチなので、取り回しに苦労したけど、危険な香がたまりませんな。

インバケアです。


もちろんFORCE RXがメイン。














  










シンプルな作りで、大躍進なFORCE。設計者が後から来るけど説明聞くかってインバケアの人に言われたけど、時間も無かったので、聞けなかった。機種的にはバックサポートがカーボンタイプで調節式と、さらに軽量にさせるためにバックサポートを溶接固定の設計もあるとのことだった。

ちなみに、クシャールも展示してあった。クシャールって、オシャレでいーよねぇ。


制度や法律が違うのだから、そりゃ製品に対する考えも違うのは当たり前だろうが、やはり自由度は桁違い。







こんな幅広な車いすももちろん当たり前に存在する。


デザインだって、昔から違うんだろうね。

日本とはまた違う、学ぶことが多い展示会だったのは確かだ。


出荷されたらしい、iPad mini。

2012年11月06日 | のらりくらり日記
Appleより、私の注文したiPad miniがよーやく出荷されたようだ。


出荷元は、中国は深セン。

配達予定は12日だったから、海を渡ってあと1週間でしょうか。
ショップに並べば、発売日に入手もできたのに、
裏面に刻印したばかりに、10日も遅れた。
まぁ、中古で売る気もないから、これでいいのだ。

ドイツ旅行記 Part4 デュッセルドルフ福祉機器展 1日目

2012年11月06日 | のらりくらり日記
だいぶ日数が空いてしましたが、お目当てのデュッセルドルフ福祉機器展の1日目です。

宿泊先のホテルの窓からの風景。朝が明けるのが意外と遅いのは驚いた。

朝食はこんな感じで、パンやシリアルが主食。味噌汁文化の私には、汁物が無いのがちょっと残念。

さて、9時過ぎにホテルを出て、アウトバーンデュッセルドルフへ。


会場に入る前のチェック。障がい者か一般なのかのチェックらしいが、障がい者には寛容な雰囲気。


駐車場は、会場の入口の近く。
   

さすがにトイレは万全。





スロープがドアの近くまでなのは使いにくいが、割とこれが当たり前なのか、現地のみなさん平気で使っていた。何よりも、掃除が行き届いていて、いつ使ってもきれいだった。これは見習いたい。

さて、入口(どこからでも入れるのだが)から中へ。

未だ、時間も開場から早い時間なのか、さほど混んではいない雰囲気。でも、これって逆に会場が広大ってことでもある。

いきなり目に付いたハーゼ。わくわくします。


日本でも入手可能な製品もあるけど、こうして改めて使用方法を聞くと、だいぶ製品に対する見方が変わってくる。






ウォルトネスのブースのハンドバイク。

細部を接写。




















他には、バスケット、ラグビーの車いすも見られた。なかなか日本じゃ見れないから、感激だよね。






これ、フルカーボンのフォールディングの車いす。軽いです。日本未発売。



フルカーボンなので、もちろん折りたたみ部もカーボンです。

一緒に行ったO村さんも、絶賛の剛性でした。




ハンドバイクも電動化が進んでいます。

姿勢関係で仕事をしていると、こういったバックサポートの処理は、目からウロコです。







バックサポート上部のフレーム幅が可動式なので、使用者のシーティングに非常に有効なのがわかります。

それと、これ。





キャスターに装着するスキー。正確には、雪によってキャスターが食い込み、歩きにくい雪道を移動しやすくするパーツ。日本でも確か似たものが出ていたが、これは、ほぼどんなサイズにも合わせられるという優れモノ。


こんな使い方もできるらしい。オットーボックで日本発売予定らしい。

こういった電動車いすも、当たり前に歩き回っている。


 

価格云々は別として、日本は禁止する前に、使える環境を考えてみることをお願いしたい。

本日の目玉。サンライズメディカル。


とうぜん、お目当てはSHARKである。














 

機種はRT。いわゆる普及モデルにあたるものだ。
実はこの後、チーム・ソプールの関係者に、たっぷりシーティングに関して、たっぷりとレクチャーを受けた。この時点で、O村選手もSHARK RSも選択肢のひとつに入っていた。


簡単に説明すれば、ハンドバイクのシーティングの基本は、快適なバックサポート位置から始めて、腕の長さに合わせてクランクの高さ、位置、長さ、幅を決めて行くというスケジュールになっていくようだ。つまり、まずはこの機種を購入してから、走り込んでから上級機種をオーダーするという長い日数と費用を要すると言うコトになる。
それと、思った以上にSHARKは重い。そことを関係者に聞くと、重さは問題ではなくポジションが重要になってくると言ってきた。正しいポジションで、全ての筋肉を有効に使うことで、走れるようにしなければならないと言うコトか?解ったような解らなかったような...でも、競技車両はやはり、軽いコトは大きなアドバンテージだと思うが。

そして、何よりもテンションが上がったコトがこれ。

Vico Merklein選手。憧れの選手の一人だ。
SRMを使ってのパワートレーニング方法や、いろんなコトを聞き出したかったのだが、なかなかそういったコトは教えてはくれない。ただ、1日5時間ぐらいは走っているらしい。いつかはこの選手のレベルの速さで走ってみたいものだ。

私の見方が変わっているのか、見るモノがハンドバイクやチェアスキー、それと遊び関係などに目が行ってしまう。




確か、これも日本で入手可能な車いすだったはず。




どこの国でも、スタンドアップチェアーは需要はあるようだ。






こういったヘビーなモノもある。






用途はいろいろ。フロントを換えるだけ。






遊び心がないと、こういったアイディアは生まれてこないんだろうね。










ロホのブースで見つけたシェルタイプのバックサポート。しっかりロホの特徴のエアーセルが組み込まれている。










別ブースには、脱着式の牽引機風電動車いす。小型の耕耘機に見える。




さて、憧れのもう一人に会うことが出来た。
フォルクスワーゲンがスポンサーになっていることで、フォルクスワーゲンのブースにスーツを着て接客していた。
Stefan Baeumannだ。

今年、2012ロンドン・パラリンピックは、惜しくも代表選考から漏れてしまったが、是非、次回のパラリンピックはがんばってもらいたい。ちなみに日本に招待してもてぎで走ってもらいたいと聞いてみたら、旅費さえ負担してくれたらOKかもだって。うーん、なんとかハイレベルな海外選手を、日本の大会で走ってもらえるようにがんばらなくちゃね。

こうして、デュッセルドルフ福祉機器展の1日目が終わったのであった。