テレオロジカルな行為。

結果に関わらず、それ自体から充足感が得られる行為。
by ポール・マッケンナ

どうして人は他者からの承認を求めるのか?・・・多くの場合それは、賞罰教育の影響なのです。

2016-01-25 20:48:51 | アドラー

適切な行動をとったら、ほめてもらえる。

不適切な行動をとったら、罰せられる。

 

アドラーは、こうした賞罰による教育を厳しく批判しました。

 

 賞罰教育の先に生まれるのは

「ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」

「罰する人がいなかれば、不適切な行動もとる」

 

という、誤ったライフスタイル(世界観)です。

 


トラウマは、存在しない

2016-01-24 20:07:59 | アドラー

アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。

 

いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。

われわれは自分の経験によるショック、いわゆるトラウマに苦しむのではなく、

経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。

 

自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。

 

われわれの自由意思を否定し、人間を機械のように見なしているのは、

むしろフロイト的な「原因論」なのだ。

 

 


あなたはいま、「誰かを無条件に信頼したところで、裏切られるだけだ」と思っている。

2016-01-24 19:30:11 | アドラー

しかし、裏切るか裏切らないかを決めるのは、

あなたではありません。

 

それは他者の課題です。

 

あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。

 

「相手が裏切らないのなら、わたしも与えましょう」というのは、

担保や条件に基づく信用の関係でしかありません。