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■ 血の轍 ■ 相場 英雄

2017-02-13 | 読書感想文
★★★★☆   血の轍 <幻冬舎文庫>

スピーディで手に汗握る展開!
公安の仕事ぶりなども興味深く、面白かった

刑事部 (警視庁捜査一課の兎沢)  公安部 (志水)
同じ警察でありながら、水と油の2部署が一つの事件で衝突

・刑事部から見た事件 (海道一課長・兎沢)
・公安部から見た事件 (曽野総務課長・志水)
・志水が兎沢の面倒を見て仲良かった頃の過去
・兎沢の過去 (娘のエピソード)
・志水の過去 (妻との関係)

現在と過去・それぞれの視点が交差しながら進んでいく
ただこの展開がこまめに場面転換するので
ある程度それらが結びついてくるまでは読みづらさがあった

終盤、刑事部の公安に対する報復はやり過ぎで
リアリティが無く、この辺りから話が失速してしまうのが残念


・・・ややネタバレ・・・


プロローグのオチ、予想はついてたから、逆に志水が気付かないのが不思議
(訓練前だし当事者だからショックが大きくて無理かな)

兎沢の娘の話
わかるけど、そこまで公安を憎むのはちょっと?
(やり場のない気持ちを憎しみに変える事でしか
 前へ進めなかったのかもしれないけど、奥さんと共に乗り越えて欲しいな)


最終的に事件は未解決状態
誰もが傷つき、今後どうなっていくのか。。。

解説の 「…差し込む僅かな希望の光を受け取り、本を閉じたー」
まさにそんな終わり方
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