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■ 葉桜の季節に君を想うということ ■ 歌野 晶午

2017-05-16 | 読書感想文
★★★☆☆   葉桜の季節に君を想うということ <文春文庫>

  第57回 日本推理作家協会賞
  第4回  本格ミステリ大賞    受賞


 「え? えぇ?」
 「やられた~ 騙された~ 」
  「でもこんなのあり?」  

確かにどんでん返しだし、今までこんなの読んだ事ないし
仕掛けとしては斬新ですごいと思うけど
結局、その一点のみが全て

これで賞を2つも受賞するなんて、ちょっとわからない


正直、読み出しから 「いきなり! ですか
 ・・・もしかして合わないかも
(このインパクトがトリックに大きな貢献をしていることは読後、納得)

読み進めても、主人公の俺(成瀬将虎)
「何でも屋」でなく「何でもやってやろう屋」という
好奇心の塊のような前向き姿勢は大賛成だけど
そういう面より、どっか自信過剰、何様? 的な部分が鼻について好きになれない

途中差し込まれるいろいろな場面が、少しずつつながっていき
特にヤクザの話は、トリックの種明かしになっていてうまい手法だとは思う
でも、ここまで必要だったかな
削ったり、短くしたりできる話もあったと思う

そして事件そのものの決着も「こんな終わり? 」て感じで
最後までトラちゃんの自己満足につき合わされただけ

事件解決のスッキリ感は無い
まんまと騙された悔しさだけ(自分が思っていたより +30 とは驚き!)


題名に込められた意味はラストわかるけど
題名から連想したような、清純・切なさ と言った抒情は全く無い

 改めて感想を書いてみると、★3つは多い かも??

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