傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

小沢政治資金:記載/不記載問題についてのolive!newsの推察に・・・納得!

2010-01-11 04:39:22 | 検察・メディア

小沢民主党幹事長が土地取引で、その原資が収支報告書に不記載とし、メディアは連日、小沢幹事長の現・元秘書が検察から事情聴取され、小沢幹事長をも事情聴取すると報道し、小沢幹事長を追及していますが、「olive!news」様の「犯罪性は疑問」憶測に同感ですね。

当方は、不動産登記法も政治資金規正法らについては素人であり、何ら専門性を持ち合わせておらず、現場感覚(長い物には巻かれるタイプ)で物事を判断しています。
メディアの小沢幹事長の「金権政治家」神話報道は異常という印象をもっており、この度の土地取引の不透明報道は、「小沢降ろし」の一環ではないかという印象でしたが、犯罪性については判断つかず、傍観していました。

メディアは土地取引の不透明報道で、土地取引における原資が収支報告書に不記載を問題視しており、昨年秋の国会でも、自民党から土地取引の不透明を追及しており、収支報告書の記載内容に不備があるのかという印象をもっていましたが、「olive!news」によれば、収支報告書の記載には不備がなく、メディアの誤報ではないかという憶測内容には注目し、その後のメディアの言動を注視していました。

「olive!news」様の報道は、

① 速報】【小沢氏四億円 借入金での記載あり!報道ミスか!】

  資金管理団体「陸山会」が2004年に収支報告書に小澤一郎から4億円借入記載されていると官報の存在を明示し、メディアの誤報でないかと憶測

② 衝撃「4億円と官報」凍りついた一瞬

  元秘書の石川議員氏は、記載漏れは「私のミスだ」と認めたので、検察は石川氏を在宅起訴するようである報道については、「olive!news」様の憶測として、

昨年3月検察が小沢事務所を家宅捜査した時に、政治資金報告書の原本を押収しており、検察以外は誰もこの報告書を見ることが出来ないとし、メディア記者は、(検察)関係者からの撒き餌を有り難がる習性を持っており、関係者にそれを利用されたのだろうとし、

”「ここからは筆者の憶測である。検察が石川氏を呼んで事情聴取をした時に「小沢氏から4億円を受け取っただろう。その4億円は報告書に記載されていないがどう言う事だ」と言った。政治資金報告書を見ることのできない石川氏は「記載したはずだが、もし記載されていないとしたら、それは私のミスでしょう」と答えた。そこで関係者はマスコミの前で、「石川は、自分のミスだと言った」とつぶやいた。

関係者の意図に反する報道をすると、東京新聞のように検察記者クラブへの出入りを禁止される。そうなると、小沢幹事長が事情聴取を受けた場合や、石川議員が起訴された時の記者会見に出席できない。特落ちになると地方に左遷される。自らの保身が第一の記者は、陸山会の04年度政治資金報告書を調べて、真実を確認するよりは、関係者の意図をデスクに報告する。この筆者の憶測は、現実離れしているだろうか?」”

と書き、日経・毎日に、「4億円は記載されている公文書がある」電話したが、音沙汰ないとし

”「テレビ朝日番組サンデープロジェクトの中で、郷原名城大教授がこの官報のコピーを示したのだ。
スタジオは一瞬凍りついた。
司会の女性アナは「記載されていたのは実に衝撃的です」と絶句した。
自民党石原議員、毎日の岸井成格氏たちは顔色を失った
。」”

と書いております。

③ 陸山会 土地取引四億円疑惑 濡れ衣の恐れ

04年度の平成16年度陸山会収支報告書(官報)に『借入金』記載がありますので、後は、不動産登記法に基づき、陸山会が、登記によって、土地取得として、平成17年度分陸山会政治資金収支報告書に登記された世田谷区深沢の土地・建物が記載されており、借入金返済もきちんと記載されていると書いています。

そして、不記載問題は決着がつき、「ただ双方の政治資金収支報告書には寄附記載がある。政治資金規正法では、原資が問われない(政治団体がする寄附はOK)ので法的には難しいだろう。」とし、
「※最近「特捜部」や「地検」表記が「関係者」に変った。国家公務員法違反は気にしているようだ。しかし捜査中情報が漏れるのは、やはり犯罪だ。。」
と書いています。

「olive!news」様の報道が事実であれば、「メディアの劣化」というより、「メディアの犯罪的行為」ですね。
また、「olive!news」様の法的解釈が通用すれば、小沢幹事長が「政治資金関連資料は押収されており、収支報告書は公開しており、これ以上の説明は不可能」、「土地取引の処理は単純なミス?」発言は何ら問題なく、説明責任はメディアが問われますね。

郷原教授がTV番組で、「検察・小沢幹事長も、何も、公式に発表していない」と指摘していましたが、「不記載問題」は、メディアの憶測記事だったということになりますね。
検察も、メディアも、小沢神話を醸成しているだけですね。

[参考]

① ブログ「永田町異聞」様のエントリー『「小沢貸付4億が不記載」という誤報の拡散を憂う
  http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10430206343.html

  ”「記者が収支報告書の内容を自らの目で確認する「取材のイロハ」を怠っているとしか思えない。もしかりに、他社の記事や、「関係者」なる人物の恣意的情報をそのまま鵜呑みにしているとしたら、記者失格であろう。」”

② みんなの党の渡辺喜美党首のブログ「ヨッシー日記
http://yossie-w-diary.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/index.html

”「今朝の朝日新聞社会面。小沢氏の資金管理団体「陸山会」による4億円の土地取引原資の中に、日本最大級「胆沢ダム」(岩手県奥州市)の受注に絡み、ゼネコンが裏金を1億円、小沢氏側に渡した疑惑を報じている。

 デジャヴ。古い旧式自民党の光景そのものだ。
田中角栄、金丸信と自民党の旧支配者は逮捕された。
小沢氏は彼らの直系秘蔵っ子である。

 こうしたカネのスキャンダルを撲滅するために政党助成金を創設し、政権交代可能な政党中心主義の選挙制度を作ったはずだ。

 「民主党政治の正体」、それは古い自民党である。
」”

と、朝日新聞の記事「胆沢ダム受注で裏金か 小沢氏側の土地取引との関連捜査」と持ち出して、小沢幹事長を自民党の金権体質政治家と酷評していますが、朝日新聞の記事の信憑性が疑問なのに、先走りの感がありますね。
小沢幹事長については、本ブログ「週刊朝日」記事:小沢一郎の人間像について・・・不器用な一徹の印象!」で、「小沢氏は人物月旦に関わることは、一切漏らさない。」、「男は言い訳をしない。人の悪口は言わない」を厳格に守っていると書きましたが、渡辺党首と小沢幹事長との「器」の違いでしょうね。

それにしても、朝日新聞は記事「政治資金で土地買うなんて」 渡部氏が小沢氏批判」で、TV番組「サンデープロジェク」を取り上げているのに、小沢幹事長の「不記載」問題を取り上げず、渡部恒三議員の小沢幹事長への嫉み発言だけを報道するのは、姑息ですね。


1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2010-01-12 17:27:39
サンプロで記載が明らかになったのは借りた側であって貸した側の原資が未記載であるという事が問題になっています。
新聞の記事等でも詳しい説明があるので確認された方がよろしいと思います。
渡部氏とは逆に郷原氏は普段から小沢氏の太鼓持ちの様なところがあるので話半分にとどめておいた方がいいですよ。
郷原氏は勘違いしていたのであればいいですが、知っていてわざとそう取れるようにしたのなら問題でしょうね。
まあ一番の問題はサンプロのコメンテーターらの不勉強さですが・・・

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