縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

一つ山越え・・・

2013-10-01 | オットト!美大生
台風18号が通過する中での日本画Ⅶの前半スクーリング(豪雨の中、吉祥寺駅前から大学までタクシーで通学)、そして中10日ほど経て開講された後半スクーリングがやっと終わりました~~ (あまちゃんの最終章と稀勢の里の活躍が見られなかったのは残念でした) これで通信課題の30号の作品2点が合格できればいいのですが、そうはいかない・・・スクーリングでも先生から『課題はほとんどの人が再提出になる』と聞かされ、先輩たちからも卒制と並行して取り組んだと言われておりまして・・・ そろそろ課題提出から1ヶ月になり戻ってくる頃・・・と、スクーリングが終わった安堵感の一方で、再提出の現実と向き合うのが恐ろしい・・・

卒業制作の前課題として、自由なテーマで自己のオリジナルな表現、描きたいものの追求をする・・・という目標が設定されているのですが、目標達成するには目の前の山はあまりに高く遠かった、というのが正直な感想です。 私が今回取り組んだのは、散り銀杏の黄色の世界。 枝から舞い落ちる黄色の葉っばと地面に散り敷く銀杏の絨毯・・・ 地に落ちても枯れ果てるまで輝きを放っている命の不思議。 毎年秋になると、黄色の世界に包まれて元気をいただいている、その銀杏の命を描きたいと思ったのです。

その黄色の世界を、愚鈍に黄色の同系色だけで描いてみました。 日本画は、色々な絵の具(補色も含めて)が微妙に重なり合ったところに思いがけない美しさが出現し深みも出る、ということは重々承知の上で、敢えて同系色だけでまとめてみました(金箔も使って)。 ところがやはり・・・画面に深みは出ない・・・ しかし、太い幹も固有色ではなく黄色にして、黄色の空気感を出したほうがいい・・・とはH先生のアドバイス・・・ということは、この試みも多少は認めていただけたのでしょうか・・・???  同系色だけでなく他の色を使って生き生きとした黄色を表現する方法が会得できたらどんなに素晴らしいことか・・・・ または同系色だけでも深みを出せるようになれたらどんなに嬉しいことことか・・・ その道のプロからすればそんなことは朝飯前の簡単ワザなのでしょうが・・・

今回は構図について、前半のS先生そして後半のH先生から、まさに‘目からウロコ’のご指導を受け、大いに勉強になりました。 予定を1時間近くオーバーしての講評会は、さすが卒制前とあって、熱く、深く充実していました。 自分に対する講評だけでなく、クラスの仲間それぞれに対しての講評も聴き応えがあり、先生の熱い思いを感じ取ることが出来た気がします。 それだけに、卒制の重さがズシンと背に伝わってきています 

大丈夫か~~~???


80.3 x 130.4cm (F25 x 2)
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加