縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

暑中お見舞い申し上げます

2009-07-27 | あれこれ
梅雨明けしたというのに、なんだかはっきりしないお天気が続いています。 福岡や山口では記録的な大雨の被害、そして群馬の館林では竜巻とみられる突風が吹き荒れるなど、暗いニュースに気が沈みます。

ところが今日は、そんな重たい気分がいっぺんに吹き飛ぶ嬉しいことがありました・・・ 『ボーナスが出ました~ちょっと少なかったけど・・』と、7月早々に便りをくれたTちゃんが、小学5年になる娘さんを連れて、予約を入れてくれていた、絵を引き取りに来てくれたのです!! 高校卒業から16年、今日は35回目の誕生日で、自分への誕生プレゼントのつもりの絵なのだそうです。

携帯の待ち受け画面に竜ケ崎線の絵を入れているんだよ、とお母さんの携帯を開いて見せてくれたKちゃんの娘さん。 本当にすくすく、伸び伸びと育っていて、『この子は体育が得意みたいなんです』と、Tちゃんが嬉しそうに(ちょっと照れながら)言うのを聞くと、あの体育科コースでいつも顔を真っ黒にして、朝から晩まで体育の授業を受けていた、高校時代の彼女の顔が思い出されて、なんだかほっこり気分になってしまいます。

今では、救急外来担当のバリバリの看護師さん。 『いろいろな人がいます。 心を病んでいる人が多くなった気がします。 生きることに疲れた人が多いです。』毎日、命と真正面から向き合う大変な仕事をする中で、あの「のんびり行こうよ」の絵が、少しでも彼女の緊張を緩めてくれるのに役に立ってくれればいい、と祈る気持ちでいっぱいです。

『今度遊びに来る時には、絵の道具を持って来るね』と、明るく言ってくれたおしゃまチャン、いい子に育っているなぁ・・・

写真は筑波山を背景にした明野のひまわり畑です。
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谷中・観音寺の築地壁

2009-07-21 | ペン画スケッチ
谷中にはお寺が多い。 戦時中上野周辺から集団疎開したとか??、聞いたような気がしますが、よく分かりません。

この、観音寺の築地壁が造られたのは、約200年以上前に遡るのだそうです。 関東大震災で一部崩壊したものの、幸いにして戦禍は免れ、その後小さな崩れを起こす度に補修され、現在に至っているものだそうです。、層状に泥壁の中に埋め込まれた板や瓦は補強のためなのだそうですが、それが独特の模様と雰囲気を醸し出しているように思います。平成4年に台東区の『まちかど賞』を受賞し、「景観形成に寄与したことをたたえます」との言葉と共に、壁に金縁のプレートが誇らしげに貼り付けられています。

小雨の中、ご近所の住人とおぼしき老婦人が、『雨に打たれた壁もしっとりしていていいでしょう?』と、声をかけてくれたり、のんびり犬を散歩させている人が何人も通りかかったり、ゆったりした時間が流れていました。

蛇足ながら、築地壁(ついじかべ)とは、泥土を突き固めて作った塀のことで、石垣の基礎に柱を立てて貫を通した骨組みを木枠で挟み、そこに練り土を入れて棒で突き固める「版築」という方法で作られた塀のことなのだそうです。 御所や寺院にもこの塀が多く見られるとのこと。 

浅学にも、壁土に瓦を埋め込んで造られた塀のことかと思っていました~~
この絵は、「東京36景展」のために、描いた作品のうちの1枚で、やはり壁の色に苦労しました。

全紙  アルシュ
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コマクサ・・高山植物の女王

2009-07-17 | ペン画スケッチ
花の形が馬面?、馬(駒・・コマ)の顔に似ているからコマクサ、というのが名前の由来だそうな。 そう言われれば、そうか、と頷いてしまいますが、砂礫の中という厳しい環境で、美しくも凛として沢山の花をつけている姿は、さすが高山の女王さま。 先日の万座温泉で散歩の途中に見つけたコマクサは、雨上がりのしずくをつけて、涼風の中ゆったり頭を振っていました。

『今、本白根山ではコマクサが盛りです。』との便りに添えて、先日宿泊したホテルから、宿泊サービス券が送られてきました。 ん??この間と同じタイプの部屋に半額近くで泊まれる?? 美味しい話だ~~ 温泉は抜群に良かったし・・・ コマクサを訪ねるハイキングも楽しめそうだし・・・ マッサージ??(この間のマッサージ三昧が効いたのか、受けたい気持ちは)  頭の凝りは、飛んで行ったか、と言うと・・・?? イエ、イエ、頭を触ると右側テッペンの痛みはまだチョット・・・

しかし、しかし、夏休みです  皆さん、今年の夏はどのように過ごされるのでしょう??

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リフレッシュ!!??

2009-07-12 | あれこれ
「東京36景展」の全紙作品の目途がようやくついたところで、かねてから念願の温泉旅行に行って来ました

今年前半の疲れに一区切り。 というわけで、万座温泉で温泉三昧、命の洗濯・・・ 朝に昼に夕に、露天風呂をはじめホテル内にいくつもある掛け流しの風呂に浸かり、暇を見ては全身マッサージ。 これで、疲れはすっかりほぐれるはず・・・ ところが、足裏マッサージでは、どこを押されても痛くてたまらず、肩はコリコリに張ってますね~~と、力を入れて押されても、あまり効いた気分にならず・・・最後に頭と顔のマッサージでは、『なんといっても、頭が一番凝っていますね』と言われビックリ(@_@。 

頭が凝る!? なんてことがあるのか~~!! 確かに、上野駅の絵で七転八倒していた頃、頭の右テッペンの皮が痛くなって心配になったけど・・・『頭の皮の下にも筋肉があって、寝不足やストレス、疲れなどで凝ることがあります』との説明に、フ~ム、ム、ム~・・・

3日間続けて、マッサージを受け、温泉に入って、いい気分転換にはなりましたが・・・体のコリをほぐすにはまだあと1か月ほど??・・ せいぜいストレッチに励むことにいたします・・・

梅雨時とはいえ、雨も少なく散歩ができたことはラッキーでした。 シャクナゲやニッコウキスゲ、ルピナス、レンゲツツジ、そしてコマクサに出合えた上に、野兎やイワツバメ、カッコウ、ウグイスも高原で元気に飛んでいました・・・
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谷中・観音寺の築地壁

2009-07-06 | ペン画スケッチ
日暮里から朝倉彫塑館(目下修復中)の前を歩いて行くと、右側にお寺が並んでいます。 2軒目のお寺の先の路地を右に行くと、平成4年に台東区の「まちかど賞」に輝いた観音寺の築地(ついじと読むそうです)壁が見えてきます。 かすかに小雨が降ってしっとりとしたたたずまいはなんともいえず良い雰囲気。(さすが「まちかど賞」

上野駅と並んで心惹かれて下書きしていたスポットをようやくペン描きしてみました・・・向かいの家並みが、谷中霊園付近の建物のようでないのがちょっと残念・・・・
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川柳に背中を押されて・・・

2009-07-01 | ペン画スケッチ
毎朝、新聞の川柳欄を楽しみに読んでいます。 日々の暮らしの中の出来事や、今の世相ををユーモアたっぷり、チクリとよみあげる作者の目にいつも感心しながら、一人でクスリ。

・・・なぜ今も キュンとなるのか 上野駅・・・  東京ドド子

今朝はこの一句を見つけて、内心ヤッタァ!!  実は、東京36景展の全紙は、上野駅に取り組んでいたのです・・・ 日本人の心の駅・・・ 今も常磐線を利用して上京する私にとっても上野駅は大事な駅です。 特に中央改札はここから地下鉄銀座線に乗り換えるお馴染みの改札口。 

描きながら、あれこれ調べて知った上野駅にまつわるエピソードは、今は亡き井沢八郎が歌っている上野駅の歌の世界と共に、上野駅を愛する人々の様々な思いがあちこちに込められていたことを意識させられ、感動しつつも・・・その一方でこれまで描いたことがない壁画や、銅像、各種案内板や時刻表に泣き、たくさんの人々(なんと今回は60人以上の人を描くハメに・・・)に楽しみながらもボヤキが出て・・・ ブログの中でも泣き言ばかり言っておりましたが・・・  今では、(出来はともかく)上野駅を描いてよかったと、一人満足しています。

UPしたのは、一部です(まだコピーができていません)。 とにかく、なんとかやっと!出来上がって、バンザ~イ三唱したい気分。  ヤッホー、夏休みが待っている!! 

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