縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

秒読み…次のライフステージへ

2009-01-28 | あれこれ
いよいよ、今週末にその日を迎えることになりました。 夫にとっては指折り数えて待ち望んでいた仕事のリタイア。 普通の人より10年余り長く勤め、できればもう少しと言われつつ、第2の人生を楽しむ暇がなくなる、と辞めることにしたという、考えようによってはなんとも贅沢な話ではありますが・・・

ヤレヤレ、これで、朝晩の取手駅までの車での送り迎えから解放される!!往復40分の2往復は結構シンドかったし・・・自称「単身赴任のおやじを励ます会会長」の看板も下ろせる(夫の仕事仲間がゴルフ帰りに我が家に寄って、単身赴任生活で不足しがちな野菜を中心とした食事とアルコールを楽しむ会などをしておりました・・・)

遂に来たか、この日が・・・あれこれ世話が焼けますが、妻は夫が「タンスにゴン」(古い!?)のうちが花なのです・・・ 夫は、これからはのんびり、やりたいことを楽しむのだ、と手ぐすね引いているようですが・・・私は、先日のNHKで放送していた、「会社人間だった夫のリタイア後の改造法」なる番組の、‘まずはお昼御飯を作れるように教えましょう’を思い出したりしています。

とはいえ、通勤に往復4時間をかけ真面目に何十年も勤めあげてくれたこと、心から感謝しています。 家でお疲れ様会を、と言ったのですが、、それより、横浜で2月1日に聴きたいコンサートがあるから、それを聴いてから、元町か中華街で食事をしたい・・・元来照れ屋の彼は改まって家族から花束なんてもらうなんてことは避けたいのでしょう・・・

次なるライフステージがスムーズに流れていくのを願うばかりです・・・

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ありがとう!!

2009-01-26 | ベトナムスケッチツアー
やっと、私のベトナムスケッチが一段落つきました~~ 画集用原稿も送ってヤレヤレです。 描こうと思えば未だあることはあるのですが・・・この辺でひとまず区切りをつけて、チョッとのんびりしたいと思います。

これは、私の誕生日に宿泊したサイゴンモリンホテルから部屋に届けられたバラの花束とチョコレート、そして左上は添乗員のN島さんが特別注文して下さったケーキについていたプレートと文字・・・(誕生日の夜バラが萎れないうちにと急いで描いたのでケーキの余白がなくなってしまいました~)の絵です。

12月は結婚記念日に、誕生日、そしてクリスマスと続き、いつもすべてが一緒になって、お祝い?らしいものもやったり、うやむやで終わったり・・ そして、すぐにお正月、ということになって、考えてみると、このところ何年も家では誕生日のお祝いをしてもらっていないな~と、今回は感慨一入のものがありました~

N先生はじめ、ご一緒したメンバーの皆さん楽しい旅を有難うございました!
これからも、スケッチを楽しみながら、よりよい年を重ねていきたいものと思っております。

30.5 x 23   ファブリアーノ
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ホテルのレストランから

2009-01-24 | ベトナムスケッチツアー
アオザイ姿のフエ美人のスケッチ会に参加しないで、朝食後レストランに残って描いた、向かいのフランス風建物です。 旅行会社のようでしたが、前庭はオープンカフェになっていて、時間が経つにつれだんだん賑やかになってきました。 

レストランでは、朝食後のお掃除時間になったにもかかわらず、気にしないで描いていていいとの言葉に甘えて、最後まで描ききることができました。 今思うと、ホテルの方達にはあれこれ大変お世話になったなと、あらためて心から感謝、感謝。

35.5 x 46.5  ストラスモア
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アオザイ姿のフエ美人

2009-01-22 | ベトナムスケッチツアー
フエは美人が多いことでも知られているのだそうです。 美しい、ということは素敵なことではありますが、もっぱら「心の美人になりましょう・・・」と言われて育った身と致しましては、あまり興味が湧きません  まして、絵に描くなどとは・・思っただけでも尻込みしてしまいます。 (日本画の美人画には惚れ惚れしてしまうものがありますが・・・)

というわけで、ホテルの中庭でアオザイ姿の美人モデルのスケッチ会があると聞いても、フ~ンと聞き流し、もっぱら毎朝食事をするホテルのレストランから向かいのお洒落な建物を描いておりました。 

そのスケッチが大体終わって時計を見ると、まだモデルスケッチに間に合いそう。折角のチャンスだし、チョッと様子だけでも見てこようか・・・と、中庭に出かけてみると、『後、10分くらいよ』と、添乗員のN島さん。 皆さん、熱心にペンを走らせている・・・時間はないけど形だけでも・・・と慌てて椅子に座ったモデルさんと、ピンクの花を描き・・・で、時間切れ。 皆さん、自転車に乗った姿など、全部で3ポーズの絵を描いたのだそう。 

おっとりと優しい感じのフエ美人、このまま中途半端にするのもためらわれ、時間のある時に花を描き込み、家に帰って背景を書き描き加えて、色を塗ってみました。 アオザイは体にピッタリしていて、動き難いのではないかなと思うのですが、ホテルの女性従業員をはじめ、一般的に着られている民族衣装のようでした。

フエスケッチの色塗りにチョッと飽きてきたところで、これは楽しみながらのいい気分転換となりました。 (画面右下の私のサインの下はモデルさんのサインです)

30.5 x 23  ファブリアーノ
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揺れる提灯

2009-01-19 | ベトナムスケッチツアー
帰国当日は、12時にチェックアウトを済ませれば、朝からは午後5時まではフリータイム。 もうここに至ってジタバタしても仕方ががない・・・ 多分、再び訪れることはないだろうこの街を、じっくり楽しみもう、とスケッチブック片手に散策。 そして、見付けた提灯屋さん。 何人かの人が描いていたのは、このお店か~~

提灯好きとしては、やはりここのスケッチは外せない・・・というわけで、スケッチ開始。 旅の最終日とあって、お店の人達もスケッチャーにすっかり慣れている様子。 すぐに椅子をすすめてくれ、ちょっとしたジェスチャーでも、慣れた様子でモデルまで・・・

見れば見るほど、色々な提灯がぶら下がり、かばんやスーツケース、ゴムゾウリにペットボトル、レインコートに傘、マスク、マフラー、帽子、三角帽子のノン、ヘルメット、船や馬やキーホルダーなどのお土産品、その上アクセサリーまであって面白いこと 何せ時間はたっぷりあるし・・・というわけで、心遊ばせながらのんびり描いた1枚です。 遊び過ぎたか、気がつけば、~こんなにごちゃごちゃ賑やかなな絵に~~


29.7 x 42   アルシュ
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雨のチャンティエン橋

2009-01-17 | ベトナムスケッチツアー
毎日傘が手放せないフエでの日々でしたが、遂に一日中雨に降り籠められてしまい、スケッチ難民(N先生の造語?)が続出する事態に陥った日がありました・・・

幸いなことに、到着2日目に宿泊階のバルコニーからチャンティエン橋を眺めたことを思い出し、外に出るより、あそこから描くしかないか…というわけで、雨にけむるチャンティエン橋を描いてみました。

バルコニーから、階の事務所に出入りするようになっているため、ふと気がつくと事務所の人がそっと後ろから絵を見ていて、何度もびっくりしましたが、お陰で左下のお洒落な建物が正面から見える空き部屋を使わせてもらえるという、ラッキーなことも!!

実は、この建物の建っている場所には、なんだか荒れた建物があって、できればその建物は描きたくなかったのです・・・ それで、隣のあのお洒落な建物をここに描きたいのだが・・・と頼んでみると・・何の疑いもなく、丁度いい部屋が空いているから、と素敵な部屋を使わせてくれたのです。 ああ、それなのに・・・初めての雨の表現に手こずって・・・ 

連日豪雨に見舞われたバリでさえ、雨は描かなかったのです・・・今回は傘をさしてシクロに乗っている人や、レインコートを着てバイクを運転している人を描いてしまった・・・雨を降らせるしかない・・・ 雨の風景といえば、バリスケッチでのKさんのビッグTシャツのおじさんの絵。

で、(よせばいいのに)Kさん方式の白抜きで・・・と腕まくりしたのですが、マスキングはもともと苦手なため、なんとも無骨な太い雨になってしまってガックリ・・・これでは、出来上がりを楽しみに待っているホテルのクインさんに申し訳ない・・・ 


38.5 x 46.5  ストラスモア
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トゥドゥック帝廟・・・夢の跡

2009-01-14 | ベトナムスケッチツアー
帰国前日はそれ迄とはうって変わっての上天気。 とはいえ、連日雨模様の肌寒い日々が続いていただけに、いきなり30度を超す真夏日になったとあって、かなりシンドイものがありました。

その日はバスをチャーターして郊外へスケッチへ行く予定。 大方のメンバーが参加するだろう、との読みは見事に外れ、参加者はN先生を含めて9名ほど。 他のメンバーの面々は街中でどんなスケッチポイントを見つけたというのでしょう!!??

バスは小1時間ほど走り緑深い山の中へ。 フエへ来て初めてお腹の底から深呼吸した気がしました~~  最初の目的地は、フランス植民時代の1920年から12年かけて造られた西洋風建物のカイディン帝廟でしたが、硬質な建造物と頭上から照りつけるギラギラの太陽にあえなく退散。

Sさんはじめ4人の退散組は、先にトゥドゥック帝廟へ。 グエン朝で最長の在位を誇った第4代トゥドック帝が別荘として使っていた中国風の釣殿に掛かる蓮池や楼閣があるとのことでしたが、私はそれらを見ないうちに、最初の建物の奥深く入り込んだところで沈没、スケッチすることに。

その空間には別荘として建てられる以前のレンガ造りの塀や門が崩れかけて残っていて、なんだか異空間に迷い込んだような気に・・・ 時折、観光客が崩れた塀の隙間から顔を覗かせるだけ・・・ただ一人、ドイツから来たというイローナさんがこの不思議な雰囲気を楽しんでいるようでしたが・・・

今やもう廃墟と化している、このレンガの建造物は一体いつ頃建てられ、どんな人達が住んでいたのでしょう・・・?
うっそうと茂る木々の下には涼しい風が吹き抜けていました・・・

38.5x 46.5  ストラスモア
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ニッパヤシのカフェ

2009-01-11 | ベトナムスケッチツアー
ホテルの前の通りを右にずうっと行くとフォーン川の支流にかかる橋が見えてきます。 バイクも人も少なくなって、緑が多くなってきます。

橋を渡ってすぐ右の道に入ると、大きな木の下にニッパヤシで葺いたこじんまりとしたカフェがあり、店先では奥さんがランの株分けをしていました。 温かい感じに誘われて中へ。

ジンジャーティーを注文して、スケッチをさせてもらうことに。 家の守り神のような大木には赤いお線香がたかれ、店先には小さな祠。 カラーの花が咲き、軒先には白い花のドライフラワーが下がり、ネコがのんびり寝そべって・・・地元のおばさんや若者が時々立ち寄ってお茶を楽しむ・・・しかし、なんと、こんなゆったりとした時間を破るけしからんものがいて・・・

この家の真っ黒い飼い犬・・・これが、私の周りをウロウロしては、吠えるのです・・店の主人にたしなめられると、いっとき姿を消すのですが、又出てきてウロウロ・・・しかも、イヌがこんなに胡散臭い表情ができるなんて、とびっくりするくらいの顔をして・・

犬には好かれる方なのですが、旅のガイドブックに、狂犬病や鳥インフルエンザの恐れがあるので、犬やニワトリには近付かないこと・・等とあったためによそよそしかったのは確かなのです・・・

うるさいなぁ、と思いながらスケッチしているうちに、フト「警察の犬」などという言葉を思い出して思わずニヤリ・・・たしかに身辺をウロウロ嗅ぎまわってうるさいこと・・・こんなところで、思いがけずに日本語の意味を実感することとなりました・・・

29.7 x 38.3  アルシュ
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グエン朝王宮

2009-01-07 | ベトナムスケッチツアー
1802年から143年間続いたグエン朝の王宮は世界遺産に登録されていて、ガイドブックによると、ベトナム戦争後の荒廃も大分修復されたとありました。それでは、王宮にはスケッチポイントはきっとたくさんあるはず・・・と期待していたのです・・・

ところが、アレレ??これだけ??とちょっと拍子抜け・・・それもそのはず、かつての王宮の全体図をみると、現在見学できる王宮門、太和殿、菩提寺の顕臨閣などの遺跡はそのほんの一部だけと分かり、どこかで納得しつつもやっぱり残念。

ガックリしての帰り道、ふと眼をやった太和殿の裏側の白壁に目を惹かれました。清楚な白壁がしっとりと年古り、温かな色合いを帯びていて、屋根には今まさに天に昇ろうとするかのような勢いの龍がついている!! 色石や陶片を使った飾りも独特・・・ (後で知ったことですが、龍は皇帝のシンボルなのだそうです。)

昼から夕方まで、階段下に陣取って、描いていると、多くの観光客がゾロゾロ来ては戻っていきます。 そのうちに、若い二人の青年が通りかかり、話してみると、ハノイの建築大学の学生とか。 友人達とこの世界遺産の建物を見に来たとのこと。 私が日本人と分かると、とたんに目を輝かせて、『この間、大学で日本の建築家の安藤忠雄の講義を聴いた。素晴らしかった。』と。 こんな形で安藤氏が日本国内ばかりでなく、ベトナムの青年達にも建築への熱い心を語っていることを知るとは、と内心びっくりしましたが、彼等はきっと、明日のベトナム建築のために大いに活躍してくれることでしょう。 

彼らに絵のモデルになってもらって、なんとか書き描き上げましたが、肝心の白壁の色は・・・・・・

建物の前に植えられているトピアリーも、なんだかよく分からない形に刈り込まれていて笑えます・・

42 x 29.7  アルシュ

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新春初歩き

2009-01-04 | あれこれ
お節料理もめでたく大方品切れ状態になり(お正月くらいはのんびりしたい・・と毎年せっせと作るものの、正月も3日目を迎えるころから、なんだかちょっと他の物も食べたくなった・・・などと言い出す家人に、それなら来年からお節料理は作らない・・と宣言した効果か・・)、運動をかねて、昼から初歩きに出ることに。

家から最寄駅の取手までは小貝川と利根川沿いに約8.8キロ。 歩けるところまで歩いて、疲れたところでバス道路に出て、バスに乗るという、いたってのんびりウォーキング。 

利根川沿いの遊歩道は取手市がしっかり整備していて、途中にバードウォッチングができるスポットもあります。 500メートル毎に「海から~キロ」なんて標識が立っていて、ウォーキングの良い目安にもなっています。 途中に東京芸大の取手校舎もあり、丁度「海から(多分銚子から?)79.5キロ」となっていました。

家から約6キロ程歩いて、取手駅までバスに乗り、駅前の「長禅寺」(日本最古のサザエ造りのお堂もあります)で、初詣。 願い事は家族の健康、そして無事に個展ができるよう、そして、そして・・・納得のいく絵が描けますように・・・最後に世界が平和でありますように・・・たった100円でこんなにたくさんの願い事をされて、弘法大師様もさぞや苦笑いなさっておられることでしょう。

帰りは駅前からバスに乗って家まで。 穏やかなお天気の中、約2時間半の初歩きとバスの旅?を楽しみました。

これで、やっと、ベトナムスケッチの色塗りに取り掛かる気になってきました~~
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