縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

遠野 バッチリ完了!!

2008-09-16 | 遠野スケッチ
その発行を首を長~くして待っていたキュー○イの青汁の季刊誌が、先週ついに届きました~

編集の段階で、どんな感じの記事になるのかメールで送っていただいてはいたものの、実際に季刊誌を手にするまでは落ち着かない気分でおりました。

楽しい旅を思い出しつつ、3日間、朝から晩までねじり鉢巻きで色塗りに精を出して完成させた、5枚の絵の中の4枚が記事に掲載され、苦労の甲斐があったと大満足。 「写真は美人に撮れているのがあったら・・」と、ライターのA木さんに頼んでおいたところ・・・後ろ姿や横顔がほとんどでした~~ヤッパリ・・・( 写真写り、良くないのよ、ワタシ

それはともかく、キュー○イの青汁の宣伝季刊誌とはいえ、さすがプロの仕事と、うなりました。 私達は(少なくとも私は)ただ、勝手なことを言いながらスケッチを楽しんでいただけでしたが、【こんな思い出の残し方・・スケッチ旅行】のテーマに見事に纏め上げられていたのです。 楽しく、分かり易く、読んだ人にはスケッチの楽しさと遠野の魅力が充分に伝わるのではないか、とただ、ただ感心!!

この記事の反響が楽しみです。 それにしても、こんなに楽しく(そして苦しい?)経験をさせていただけたこと、心からK子先生と同行のK川氏にに感謝
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遠野 日本の原風景

2008-07-22 | 遠野スケッチ
遠野スケッチの原画をようやく、ライターのA木さんに送って、ほっと一息ついています。 あとは、カメラマンのK田さんの写真とK子先生、K川氏の作品と合わせてどんな風にA木さんが記事として纏め上げて下さるのか、楽しみに?待つのみとなりました。

先日、K川氏から早くもポストカードが届き、その叙情溢れる作品の数々に驚きました。ふるさと村で描かれたお風呂に馬、そして入村券の写真にある曲り家と馬を手描きして一枚にまとめたセンスにうなり、添えられた言葉ー「遠野には日本の原風景があると言われていますが、原風景とは風景だけではなく、人の温もり、優しさを含めて言うのだと、実感した遠野のスケッチ旅行でした。」-に深く納得。

深い緑の山々と広々と広がる田、大切に守られている神社やお堂、石碑などの風景と共に、行く先々で出会った温かく豊かな心・・・嬉しい再会をしたきのこ屋のおいよさん。 油揚げを焼いて一行5人にふるまってくれた吾助堂のおかみさん。 お土産にと新鮮キュウリをもたせてくれ楽庵のママ・・今回もたくさん人の温もりに触れた旅でした。

そして、なんと、これで遠野は終わった!とホッと一段落のはずの私の机の上には、遠野関連本が増えていて、この夏は、日本人の心のふるさと、遠野に分け入ってみようか、なんて考えたりしています・・・妖怪達と遊び?ながら・・・なんだか涼しい夏になりそうです・・・??

読書といえば、先日NHKの100年インタビューに出演されていた、花巻のお寺ご出身の哲学者、山折哲雄氏の現代が抱えている問題に対する質問への歯切れがよく分かりやすい口調に引き込まれ、彼の著書を何冊か求め、読み始めました。

その中で、「消え行く短調のメロディー」と言う箇所に目が泊まりました。曰く「日本の子守唄が担ってきたはずの悲哀の旋律を手放してきている我々は、その短調のメロディーと共に、人の悲しみに共感し涙する心までが枯れ果ててしまうと言う、取り返しがつかないところまできているのではないか・・・」 氏のこの悲しい指摘は、五木寛之氏のドライではなくウェットな心情を・・・との従来の彼の主張とも重なり、今日も新聞に出ていた五木氏の最近の話題作と共に読みたい本が沢山でてきて、久し振りに興奮気味です。

でも・・・実は私、演歌の世界、苦手なのです・・・ お二人の本を読んで、少しは見方が変わるでしょうか・・・?? 
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藁の古民具

2008-07-20 | 遠野スケッチ
旅の最終日は無常にも雨が降ったり止んだりの変わりやすい天気。 それでは、と「ふるさと村」へ。 そこは、広い敷地に南部の曲り家を始め、昔ながらの山里の文化や暮らしがわかる家々が点在し、民家園の趣き。 曲り家には、なんと本物の馬もいてびっくり! 人に慣れているのでしょう、、頬をなでても嫌がらず、優しい目がとっても可愛い!! 家族同様に同じ家に飼われていたのも頷けます。

そんな、家の壁に吊るされていた藁で編まれた道具を描いてみました。 これらはどんな風に使われていたのでしょう?  稲と藁、昔から日本人の暮らしの中にしっかりと根を下ろしていたのですね。

SM セヌリエ
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早池峰神社から外へ

2008-07-18 | 遠野スケッチ
神社の山道は箒の掃き目がきれいについて、神社も手入れが行き届いる感じがしました。 朝5時ごろ目が覚めて、スケッチの続きをしようと神社に行くと、なにやら人の話し声が・・・エッ、もしかしてザシキワラシ??と、夕べ聞いたお話を思い出して、声の方を見てみると・・・おばあさんが3人、境内の掃除をしているのでした・・・ こんな早くから、なんと信心深いこと・・・

境内に、これまで見たこともない花が咲いていて(紫陽花の変種??)、この花と門越しに広がる里の風景がなかなかいい雰囲気に思えて描いてみたのですが・・・

F4  ファブリアーノ
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早池峰神社の石像

2008-07-17 | 遠野スケッチ
お地蔵さんの右脇には、山の清水が苔むした石の樋を伝って流れ、その横にはこれまた苔むした石像が、高くそびえるイチイや杉の大木の根元に半ば草に埋もれるように立っておりました。 何百年も経っているのでしょう、お顔も姿もさだかではなくなっていましたが、どこか不思議な力を放っているような・・・・・

山の清水は冷たくて、トロ~リ甘い味がしました。 それにしても、鉄のひしゃくの重たかったこと!!

F4 ファブリアーノ
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早池峰神社のお地蔵さん

2008-07-16 | 遠野スケッチ
民話と信仰の山、早池峰山の麓にある早池峰神社はうっそうとした木立の中に、ひっそりと建っていました。 神楽舞も有名だそうですが、何より私の興味を引いたのは、神社の脇の私達が一泊した、民宿「わらべ」のおかみがしてくれたザシキワラシの話。

この神社には200人のザシキワラシがいて、アチコチに散って住み着いた家に幸せをもたらしているが、年に一度お里帰りするのだそうです。 「わらべ」にも一人住みついているのだとか・・ 

そんな妖しいお話にもなんだか素直に耳を傾けてしまう、なんとも神秘的なものを感じさせられる神社で3枚スケッチしました。 これは、境内に入って先ず目を引いた、真新しい赤い帽子に前垂れをかけたお地蔵さんです。 穏やかなお顔で雌のイチイの大木の根元に静かに立っておいででした。 

F4 ファブリアーノ
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火渡の石碑群 

2008-07-14 | 遠野スケッチ
遠野は何と言っても、日本の原風景に出会える所。 日本人の心の奥深くに眠っている民話が、今なお人々の生活の中に伏流水のように脈々と流れ、広々と広がる田んぼの向こうに里山が続き、その奥には山々が人々の生活を見守っている・・・そんなイメージが浮かぶ町です。

早池峰神社に向かう途中、田んぼを見下ろす道の脇に沢山の石碑が立っていて、なんとも不思議な風景でした。 花の時期がそろそろ終わりかけた植え込みに隠れていましたが、馬頭観音の石碑の前に、瑞々しい人参が3本供えられていて、思わずみんなで顔を見合わせてほっこり。 馬頭観音が両脇に立ち、ひときは大きな石碑には,なにやら読み難いものの、馬霊と読める掘り込みが・・・(と言うことは、この13個の石碑はみんな馬を供養するためのものなのでしょうか・・・・?)

未だに好物の人参を備えて面倒を見る人々の優しさに心和む思いがしました。
宿泊した早池峰神社の脇にある、民宿「わらべ」のご主人によると、この地方は優秀な軍用馬が育てられたことで知られている、とのこと。 沢山の馬が犠牲になったのですね。 今でも、馬が育てられていて、馬油がお土産にもなっています。

最終日、遠野らしい風景を、とライターのA木さんが言うのを耳にして、先ず思い浮かんだのがこの石碑群でした。 雨模様の変わりやすいお天気の中、この時だけは描いている間、雨も降らずにいてくれました。

F4 ファブリアーノ
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遠野 民話の里

2008-07-12 | 遠野スケッチ
7月9日から11日まで、行ってきました、再びの岩手へ!!

K子先生が依頼を受けた健康飲料会社の季刊誌に掲載するスケッチの記事に、K川氏と共に、生徒役としての参加でした。なにはともあれ、タダで岩手は遠野スケッチに参加できる!と、またまた単細胞の私は、二つ返事で引き受けて出発したのでありました。

遠野の地名はは柳田国男の「遠野物語」で、よく知られていますが、遠野では今なお人々の間にカッパやザシキワラシやキツネなどが、自然な形で息づいているような、不思議な感じ(なんだか可笑しいけれど、心が和むような・・)を受けました。 2日目の夜に宿泊したザシキワラシが出ると言われる宿で、宿の主人夫妻がそんな不思議な世界の話を大真面目で話してくれて、もしかしたら、そのザシキワラシに会えるかも、なんて妙な期待をして?寝たのですがに・・・残念ながら会えず・・・(実はホッ)

初日は先ず、「楽庵」での慶子先生の個展を拝見しました。 お洒落な蔵のカフェギャラリーに見事にマッチした、岩手近辺のスケッチ作品が展示されていて、明るくて、清らかな空気に満ちておりました。 下の写真の左側の女性がライターのA木さん、右側がカメラマンのK田さんです。 




その後、早池峰神社を初め、スケッチポイントの下見。 福岡からいらしたライターさんとカメラマンさんは共に気さくな女性でお互いにすぐ打ち解けて、楽しい道中ではありましたが・・・2日目、3日目からいよいよスケッチ開始、ということになると、これがまあ、後から考えるとかなりハードな作業でして・・・休憩無しで5時間ほどで、F4を3枚描き、夜は色塗りの実践タイム。 最終日も、雨が降ったり止んだりの変わりやすい天気の中、遠野らしい風景を、とのライターさんの要望で、それらしい景色を探し、1時間でF4を描き上げ、と行った具合。 

14日までに、完全な形でなくてもいいので、一応色塗りして、データーを送り、完成作品は遅くても20日迄に発送しなければならず・・・・というわけで、またまた色塗り地獄にはまっております。 

とはいえ、思いがけず、色塗りの実習を受けることが出来た上、自分の絵の課題(描き過ぎず、引き算のスケッチを!)が見えてきた、という点では、貴重な体験が出来たと、この機会を与えてくださったK子先生に心から感謝、感謝!!であります。

どんな季刊誌が仕上がるのでしょう・・・楽しみでもあり、怖くもあり・・・
その前に、い・ろ・ぬ・り・・・が待っている!! 
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