年末・年始の連続勤務も一段落して、バンドの準備も少しずつ再開しました。今、手がけているのは、坂本九さんが歌った、というかスタンダード・ナンバーとなっている“上を向いて歩こう”です。去年の震災以来、国内外問わず、更にたくさんのアーティストに歌われることが多くなったと思います。
私たちのバンド“ぼんくら~ず”でも昨年11月のライブで採り上げてみたかったのですが、選曲からもれていました。次のライブではやってみたいし、施設内レクリエーションの[カラオケクラブ]で歌ってもらえるようにもしてみたいと思っています。
↑今から28年前のRCサクセションが演奏していた“上を向いて歩こう”です。
さすがにこの様なアレンジでは、特別養護老人ホームという場ではやれないでしょうでも、オリジナルとは全く違う忌野清志郎のこの歌い方が、不思議に歌を活き活きとさせていると思います。
デモを作るのには、上の写真のように、ドラム・マシンで打ち込んだリズムと、ギターとベースで伴奏・メロディーを弾き、レコーダーに録音しています。
ドラム・マシン[DR-880]には、ギター・アンプのシミュレーターなどもあり、謳い文句どおり『ギタリスト(ベーシスト)の作曲、デモ・サウンドづくり、トレーニングなど幅広く活用できる』機材です。私たちのライブでもリズムの音源として使っており、この機材にはずいぶんと助けられました。かなり複雑な構成のリズムも細かく設定できますし、バンドで採り上げてきた曲のリズム・パターンのほとんどを本体に記憶させておくことができ、バンドの専属ドラマーの役割を担ってくれています。
ただ、最近では限界を感じ始めています。もっと生音に近い感じのドラムの音が欲しくなってきましたし、曲によっては途中でテンポを自由に変化させてみたいといったこともあります。いかんせん登場してから7年以上が経過しており、物足りなさが感じられるようになりました。今やドラムの打ち込みの主流は、ハードからソフトに移行しています。
↑ソフト音源の一例として[BFD eco]というソフトのデモです。
プロのドラマーが叩いた音をサンプリングしているので、音が自然で迫力があるのは当然です。こういう音源を聴いてみると、私たちもそろそろ移行しても良いかな・・・と思い始めています。
パッドを叩いて直感的に音を打ち込み、PCを立ち上げずに単体でリズムを作ることができるハードを使うメリットは大きいのですが、よりリアルな音に近づけるのには、やはりソフトの方が有利です。
ドラムの打ち込みはもコンピューター仕事になっているのですか。
いろいろな音源のなかから選ぶというのはデジタル楽器では当たり前ですが。。
アナログに戻りたい気持ちもあります。。
ついてゆけない
楽しいカラオケデモテープができますように。
あ、テープももう無いんだ。。
唯一無二の歌い手だったと思います。
彼がまだ生きていて、あの震災後に再び『上を向いて歩こう』を歌ってくれていたら、元気づけられた人も多かったでしょう。
ドラムの打ち込みは、かなり進歩していて、記事で紹介した[BFDeco]の音源などは、元はプロ・ドラマーが叩いた音です。ごく自然なリズム感が得られると思います。
カラオケ・クラブ用のオケは、iPodに移して持っていきます。『早送り』や『巻き戻し』などの作業が不要だから、便利になりました。
でも、
1.機材のセッティングも楽だし、
2.曲の構成を間違えないし、
3.メンバーに文句を言わないし、
そのうえ、音もリズムも自然なのであれば、打ち込みの方が良いかな?
『メンバーに文句を言わない』
これは重要ですね。
前に、打ち込みのドラムが気に入らないと文句を言われたことがあります
あぁ、文句を言わないドラマー・・わかりますぅ。ぷぷぷっ。
ドラムの音ではスネアの音が好きです。乾いていてパシンていうのが。
かつてバンドを楽しんでいた頃、ベースの男の子がリズムを間違えたときに、ちらっと横目でみたら、あとで「●●ちゃん、あれだけはヤメテ!」と言われました。う~ん、だって歌いにくかったんだもん。いえ、文句はゆわないです。
マミーって昔から鬼だよね。byエヴァ
こちらこそ今年もよろしくお願いたします。
『ベースがリズムを間違えた』って耳が痛いですね
歌い手さんにとって、リズムが乱れちゃうと気持ち悪いでしょうね
スネアの音も様々ですが、みすずさんは乾いた感じがお好きですか。明るい楽曲などで乾いたスネアの音が響くと心地良いですね。私も好きです。