9月19日(土)
私の足ではどうしても3泊は要る大キレット越え、シルバーウィークに行ってきた。
今回も、ユコリン、私、それにアラフォー君2名がサポートしてくれた。
平湯温泉の仮眠場所、いつもは車もまばらなんだけど、目が覚めてびっくり!
なんと満車!
これはいつものお休みとは違う。なんかいやな予感。
とにかく、急いでアカンダナPに移動して、上高地へ。
ここからは思ったより人も多くない。
でもババ平のテン場はすごく狭いので、念のため足の速い2人にお願いして、
場所取りのため先に行ってもらった。
ユコリンと私は、お2人から1時間ほど送れて、ババ平に到着。
絶好の場所にテントを張って、ビールも飲まずに待ていてくれました。
ありがと〜
暗くなっても、続々と人が登っくる。
テン場は一杯で、あとは槍沢の河原に張っている。
この日は早々と鳥鍋をいただいて、6時30分には就寝した。
たくさんの人が泊まっているのに、トイレは1つだけ。
夜中にゆっくりトイレを済ませておこうと思ったら、あまりに劣悪なトイレで、ひどい頭痛と吐き気に襲われた。
翌朝は早立ちしたので知らなかったけど、後で聞いたら朝6時頃は1時間待ちだったらしい。
ババ平とはよく言ったものです。
9月20日(日)
3時に起きて、まだ暗い4時45分にババ平を出発。
今日も天気が良いらしく、星もきれいだ。
もうツアーの人達も登ってきている。
2時間ほど登って、やっと槍が姿を見せた。でっかい〜!
朝早いから、それほどの混雑も無く、9時40分には槍ヶ岳山頂に到着。
360度の大展望だ。
これから向かう穂高はもちろんのこと、富士山も裾野まで見えている。
こんな素晴らしい展望は、はじめて!
「テッペンに登った〜」って実感できる。やっぱり槍はいいよね。
団体さんが登ってきたので、槍ヶ岳山荘までおりて、「キッチン槍」でラーメンの昼食を済ます。
今回は軽量化のため食糧を大幅に減らしてきた。
食べれる所で食べる作戦だ。
お腹も膨れたことだし、南岳小屋に向かう。
今回最後に登る、前穂の北尾根がゴジラの背中みたいに見えている。

「ここからは雲上の散歩道。目つぶっててもいけるよ。」なんて言ってたら、だんだん足が重くなってきた。
中岳はガレガレして歩きにくい。
ヘトヘトになって、午後2時に南岳小屋に到着。
ここのテン場は広いけれど、きれいだがトイレが1つしかない。
明日の朝が思いやられる。
いよいよ明日は、核心の大キレットだ。
夕食はフリーズドライやアルファー米で簡単に済ませ、早々7時に就寝した。
9月21日(月)
今日は奥穂までなので、4時に起きる。
常念のところから登る朝日が、とても大きい。
今日も天気がよさそう。
6時に大キレットに向かう。
しょっぱなから激下りでかなり厳しい。
浮石も多く、落石を起こさないように慎重に行く。
時々「ラクッ!」と言うのが聞こえる。
大げさと思ったが、ヘルメットを持ってきて良かった。
大キレットは剱岳とよく比べられるけれど、こちらの方がはるかに危険だと思う。
それに人が多くて、所々で渋滞している。
長谷川ピーク、飛騨泣きと、無事通過して後は、北穂小屋まで苦しい登りが続く。
9時40分、北穂小屋に到着。たくさんの人で賑わっている。
ここでちょうど食堂が開いたので、ミートスパゲティーを食べた。
コンソメスープも付いて、ボリュームたっぷり、おいしかった!
2年前来た時に、欠品だったTシャツもゲットして、ルンルンで奥穂に向かった。
ところが、ここからが大変!もう人が多くて大渋滞。
鎖場のところで30分以上、止まったままだった。
私の後のおじさんなんか、お弁当出して食べていた。
それからも所々で渋滞していた。
それに2年前に来た時はそれほど難しいと思わなかったが、今回は浮石がとても多くて危ない所が多かった。
穂高の風化が進んでいるのか、私の技術が退化しているのか?
息切れしながら、涸沢槍のところまで来たら、きれいなブロッケンが出ていた。
涸沢岳からはドンドン下って、2時過ぎには穂高岳山荘のテン場に到着した。
その日、山荘はすごい宿泊者で、夜9時頃でも部屋が当たらない人がいた。
山荘前の石畳の上もいっぱいテントが張ってあった。
私達はヘリポートに張ったので、寝心地は最高。
ただしトイレが遠かった。夜中に行った時は道迷いするところだった。
9月22日(火)
3時に起床したが、すごいガスだ。
今日は奥穂を超えて吊尾根から前穂に登り、重太郎新道から岳沢、上高地に下山する予定だった。
けれどガスがかかっているし、出発予定の5時には小雨も・・・
前穂は未踏なので残念だけど、安全第一、涸沢に下りることになった。
まあ、「またおいで〜」って穂高が言ってるのでしょう。
草紅葉の向うには、登れなかった前穂が見えている。
すこしだけれど、紅葉しているナナカマドもあった。
今年は紅葉が早いようだ。
涸沢からは、小雨の降る中を、たくさんの人が列を作って下りていく。
今日のお昼は徳沢園でカレーと名物のソフトクリームを食べた。
おいしかった。
河童橋はすごい人でごった返していた。
上高地には12時15分に到着。12時40分のバスで平湯に下りた。
ここもすごい人・人・人・・・
平湯の森で汗を流し、焼肉定食を食べてから、3時過ぎに家路に着いた。
が、そこからが又、車・車・車・・・
名神は25キロ渋滞で、一ノ宮から東名阪に回って、新名神を迂回した。
土山SAで天むすとたこ焼きを食べる。
迂回しても、それなりに混んでいて、結局帰宅したのは日付が変わっていた。
3時に起床してから、22時間以上、長い長い1日だった。
今回、最後の日が悪天で、前穂には登れなかったが、槍から穂高岳山荘まではすばらしい晴天で、秋のアルプスを十分堪能できた。
どんなに渋滞しても、あの展望があったらもう許せる。
これで今年の夏山が無事終了しました。
亀足に付き合ってくれたメンバーのみなさんありがとうございました。