『魔法少女リリカルなのはViVid』 アニメ 第1話
以下、アニメ第1話の感想になりますのでネタバレにお気を付けください。
(原作対象話→ Memory;01「セイクリッド・ハート」 Memory;02「昔はいろいろありました」 Memory;03「ストライク・アーツ」)
アニメ『魔法少女リリカルなのはViVid』がついに放送された。第1話は基本的に物語の導入部分で、前半はヴィヴィオが母のなのはさんや友達のリオ・コロナちゃんたちとどんな日々を過ごしているのかについて、そして後半は小学4年生に進級したヴィヴィオがなのはさんから自分専用のデバイス「セイクリッド・ハート」を受け取り、アインハルトが登場するところまでを描いていた。
原作との変更点として感じたのは、プロローグで「JS事件」について言及されず、「ベルカの歴史」に関して語られたこと。『魔法少女リリカルなのは』シリーズであっても、StrikerSからの続きという演出ではなく、高町ヴィヴィオを主人公とした新しい物語であることを印象付ける見せ方になっていたのではないかと思います。
原作にあったナカジマ家の食事シーンをカットしたのも第1話は主人公であるヴィヴィオのシーンに尺を使おうという方針なのでしょうね。
・OP
以前にも触れたとおり、主題歌である「Angel Blossom」はなのはさんの元で成長したヴィヴィオがこれから仲間たちやライバルたちとまだ見ぬ未来を生きていくことを予感させる。映像の方も明るい曲調と「出会いと始まり」をコンセプトにした歌詞にマッチしていて、何度観返しても高まります。
(関連記事:『魔法少女リリカルなのはViVid』 過去に向き合い、今を生きる少女たちの物語)
原作既読者にはおなじみのインターミドル選手たちですが、アニメでは早くても登場は中盤以降になるのかな。原作のどのあたりまで描くのかはわからないけど、インターミドル編まではいくと期待しても良さそう。売れることを見越して続編ありきで考えている可能性もあるけれど。
ジークの何者感が凄い。フードを取った姿は原作でいうと22話まで描かれないのだけど、ジークのアニメ絵はどんな感じなのだろう。
アニメでもコロナちゃんはかわいかった。アニメでコロナちゃんVSアインハルトの話を描いてくれると嬉しいな。あともう少しみんなと同じ目線で同じ速度で歩いていきたくて――普段はひかえめであまり主張をしないコロナちゃんが彼女なりに皆に並び立とうと最後まで諦めずに闘う姿には強い“意志“を感じるんですよ。
・ヴィヴィオの変身シーン
原作にも変身シーンはありますが、丁寧に変身シーンが描かれるのはアニメならではの良さですね。なのはママの「レイジング・ハート」に因んで、ヴィヴィオがデバイスに「セイクリッド・ハート」と名付けるシーンは何度観ても素晴らしい。原作では変身シーンでクリスの動きが描かれていなかったんですが、アニメではヴィヴィオの動きに合わせてクリスが動いていました。原作者の藤真先生によると「ヴィヴィオのデバイスのクリスは、ヴィヴィオの動きをモーショントレースしています」とのことなので、変身シーンではクリスの動きに注目して見てみるとおもしろいかもしれないですね。
「魔法で身長がママよりおっきくなったって 心まで大人になるわけじゃないもん」
このセリフがとても好きなんです。この作品はなのはさんの想いを受け継いだヴィヴィオが「仲間たちと心身共に成長していく物語」です。なのはさんが9歳の頃に魔法に出会ってたくさんの事を経験して大人になっていったように、ヴィヴィオもまたいろいろな事を体験して順番に大人になっていくんですよ。物語における世代交代を感じる「親子」のシーンは大変良いものです。
そして、第1話には大きな変更点が。
お気付きになられただろうか。きっと紳士のみなさんは気付いていることでしょう。そう、コロナちゃんのパンツである。アニメでは原作と比べると過度に見せない演出になっているだけではなくて、かなりシンプルな柄になっていました。リオに至っては既に着替えが終わっているという...。解せぬ。
余談ですが、アニメ化に伴い各所で原作既刊フェアが行われていた。とりあえずゲーマーズで全6種類のしおりを入手。フェアの特典に使用されている絵柄はすべて既存のもの。単行本発売時に店舗特典を揃えているので、これといって目新しい絵柄はないのですが、ブックカバーだった特典が他の仕様になっていたりしているので一応今回も揃えようかなと思っています。BDの店舗特典もそのうち公開されますかね。
アニメ第1話はなかなかに良いまとめ方だったなと思います。原作から思い入れの強い作品のアニメ化なので毎週楽しみに生きていけそうですよ。2話以降は視聴したその週のうちに気になった点を中心に感想を書いていくように善処します。
以下、アニメ第1話の感想になりますのでネタバレにお気を付けください。
(原作対象話→ Memory;01「セイクリッド・ハート」 Memory;02「昔はいろいろありました」 Memory;03「ストライク・アーツ」)
アニメ『魔法少女リリカルなのはViVid』がついに放送された。第1話は基本的に物語の導入部分で、前半はヴィヴィオが母のなのはさんや友達のリオ・コロナちゃんたちとどんな日々を過ごしているのかについて、そして後半は小学4年生に進級したヴィヴィオがなのはさんから自分専用のデバイス「セイクリッド・ハート」を受け取り、アインハルトが登場するところまでを描いていた。
原作との変更点として感じたのは、プロローグで「JS事件」について言及されず、「ベルカの歴史」に関して語られたこと。『魔法少女リリカルなのは』シリーズであっても、StrikerSからの続きという演出ではなく、高町ヴィヴィオを主人公とした新しい物語であることを印象付ける見せ方になっていたのではないかと思います。
原作にあったナカジマ家の食事シーンをカットしたのも第1話は主人公であるヴィヴィオのシーンに尺を使おうという方針なのでしょうね。
・OP
以前にも触れたとおり、主題歌である「Angel Blossom」はなのはさんの元で成長したヴィヴィオがこれから仲間たちやライバルたちとまだ見ぬ未来を生きていくことを予感させる。映像の方も明るい曲調と「出会いと始まり」をコンセプトにした歌詞にマッチしていて、何度観返しても高まります。
(関連記事:『魔法少女リリカルなのはViVid』 過去に向き合い、今を生きる少女たちの物語)
原作既読者にはおなじみのインターミドル選手たちですが、アニメでは早くても登場は中盤以降になるのかな。原作のどのあたりまで描くのかはわからないけど、インターミドル編まではいくと期待しても良さそう。売れることを見越して続編ありきで考えている可能性もあるけれど。
ジークの何者感が凄い。フードを取った姿は原作でいうと22話まで描かれないのだけど、ジークのアニメ絵はどんな感じなのだろう。
アニメでもコロナちゃんはかわいかった。アニメでコロナちゃんVSアインハルトの話を描いてくれると嬉しいな。あともう少しみんなと同じ目線で同じ速度で歩いていきたくて――普段はひかえめであまり主張をしないコロナちゃんが彼女なりに皆に並び立とうと最後まで諦めずに闘う姿には強い“意志“を感じるんですよ。
・ヴィヴィオの変身シーン
原作にも変身シーンはありますが、丁寧に変身シーンが描かれるのはアニメならではの良さですね。なのはママの「レイジング・ハート」に因んで、ヴィヴィオがデバイスに「セイクリッド・ハート」と名付けるシーンは何度観ても素晴らしい。原作では変身シーンでクリスの動きが描かれていなかったんですが、アニメではヴィヴィオの動きに合わせてクリスが動いていました。原作者の藤真先生によると「ヴィヴィオのデバイスのクリスは、ヴィヴィオの動きをモーショントレースしています」とのことなので、変身シーンではクリスの動きに注目して見てみるとおもしろいかもしれないですね。
「魔法で身長がママよりおっきくなったって 心まで大人になるわけじゃないもん」
このセリフがとても好きなんです。この作品はなのはさんの想いを受け継いだヴィヴィオが「仲間たちと心身共に成長していく物語」です。なのはさんが9歳の頃に魔法に出会ってたくさんの事を経験して大人になっていったように、ヴィヴィオもまたいろいろな事を体験して順番に大人になっていくんですよ。物語における世代交代を感じる「親子」のシーンは大変良いものです。
そして、第1話には大きな変更点が。
お気付きになられただろうか。きっと紳士のみなさんは気付いていることでしょう。そう、コロナちゃんのパンツである。アニメでは原作と比べると過度に見せない演出になっているだけではなくて、かなりシンプルな柄になっていました。リオに至っては既に着替えが終わっているという...。解せぬ。
余談ですが、アニメ化に伴い各所で原作既刊フェアが行われていた。とりあえずゲーマーズで全6種類のしおりを入手。フェアの特典に使用されている絵柄はすべて既存のもの。単行本発売時に店舗特典を揃えているので、これといって目新しい絵柄はないのですが、ブックカバーだった特典が他の仕様になっていたりしているので一応今回も揃えようかなと思っています。BDの店舗特典もそのうち公開されますかね。
アニメ第1話はなかなかに良いまとめ方だったなと思います。原作から思い入れの強い作品のアニメ化なので毎週楽しみに生きていけそうですよ。2話以降は視聴したその週のうちに気になった点を中心に感想を書いていくように善処します。
アニメは作画に違和感あるが、慣れれば気にならないレベルで安心した
全体的には良かったですよね